2017年 07月 16日 ( 1 )

PMFオーケストラ・プログラムA@Kitara2017

【プログラム】

1 ベルリオーズ 序曲「海賊」
2 細川俊夫 夢を織る
3 ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第1部~第3部

今夏初のPMF。
準・メルクルさんの指揮は2015年のプログラムA以来ですが、
いつ登場しても安定した指揮でPMFオーケストラをコントロールされていて
実に上手い。今回も首席指揮者に決まった時から楽しみにしていました。

1からPMFオーケストラが俊敏に反応する。
特に弦楽パートのアンサンブルは見事で、今夏のPMF生のレベルに期待は高まる。
この曲での指導陣参加はティパニのライナー・ゼーガスさんのみ。

2を作曲した細川俊夫さんは2006年にレジデント・コンポーザーとして
PMFに参加されている(未聴)。
2は冒頭から繊細な音が持続されていき、次々に多様な音が重なって様々な感情を
インスパイアされる。全てを包み込んで、その中で漂っているような感情が
湧いてくる不思議な作品だった。PMF生のみで演奏。

今年は平日のPMFベルリンやPMFウィーンの演奏会に行けなかったので
休憩後の3は彼らが加わるので楽しみにしていました。
普段よく耳にするのは第3部からなる第二組曲ですが、今回は全曲。
実演は初めてだけに楽しみ。

「大編成のオーケストラを駆使し、多彩な音色で繊細な光彩までを再現した
挑戦的な作品」(PMF BOOK P.45より引用)

メルクルさんの迷いのない指揮と首席に陣取った指導陣のソロに聞きほれている
うちに時間の経つのが早い、早い。臨時編成オケとは到底思えぬ出来栄え。
改めてこの作品の魅力を教えてもらった気分になりました。好演。
しかし、指揮台の隅から隅まで駆使してエネルギッシュな指揮するメルクルさんは
こういう色彩感のある作品にはうってつけですね。

2日目公演。
PMFヨーロッパの指導者たちが最後となるため終演時にはPMF生と挨拶を交わす姿が。
6~7割の入りか。良い演奏だけに空席がもったいなかった。
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by capricciosam | 2017-07-16 22:32 | 音楽 | Comments(0)