2017年 09月 18日 ( 1 )

東京都交響楽団札幌特別公演@Kitara2017

【プログラム】

1 ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
2 シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調
3 サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調《オルガン付》

指揮:大野和士
ヴァイオリン:パク・ヘユン
オルガン:室住素子

近年、Kitaraで在京オーケストラを聴く機会は限られている。
来札してくれるのはNHK交響楽団と東京都交響楽団(以下、「都響」という。)
で、今回は都響が2年ぶりに札幌特別公演として演奏会を開催してくれた。
これまで都響は4回聴いたが、都響にポストを有する指揮者が振るのを聴くのは
今回が初めて。毎回素晴らしい演奏を聴かせてもらい満足しながら帰路につくため、
大野和士音楽監督登場となれば、期待するなというのは無理というもの。

挨拶がわりの1。毎回都響の金管には魅了される。

2はソロとしての派手さが目立たないだけに深みを感じさせてもらいたいところ。
ソリストの技量は高いのだろうが、可もなく不可もなくで淡々と終わった印象。
大野さんもオケも無難にソリストを支えていた。
拍手に応えてアンコールにちょっと変わった曲を演奏してくれた。初耳。

エルガー 性格的練習曲集Op.24より5番

Kitaraのオルガンを活かすために選曲されたという休憩後の3が素晴らしかった。
大野さんは指揮台も取り払い暗譜。この作品は第2楽章の後半部のオルガンの
壮麗な響きが印象深いため、作品の他の部分でのオルガンの役割をあまり意識せずに
聴いてきたが、第1楽章の後半部のオルガンの繊細さ、美しさとオケの作り出す響き
には魅了された。都響の精緻なアンサンブルが見事に決まり、引き締まった演奏には
会場からも惜しみない拍手が送られていた。名演。

アンコールの前に大野さんから挨拶。
「今日は本当にようこそおいでくださいました。
皆様が無事帰宅することができますように願っています。」
との気遣った言葉が。

アンコールにドヴォルザークのスラブ舞曲第1番
胸のすくような演奏でした。

昼公演。客入りは7~8割か。
今回は台風18号直撃(しかも演奏会開催時間に台風通過!)という最悪のコンディション
だった。しかし、雨はともかく風がそれほどでもなかったので、当日行こうと決めた
方も多かったようで、当日券を求める長蛇の列ができていた。

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by capricciosam | 2017-09-18 20:11 | 音楽 | Comments(0)