4月9日テキサス州アーリントンで行われたレンジャーズVSマリナーズ戦に
ダルビッシュが登板し、メジャー公式戦にデビューした。 「5回2/3 8安打5失点で1勝目。 調子は最悪でしたが粘り強く、気持ちも強く持って投げました。 毎年最初の登板は気持ちと身体が一致せず苦労してるな〜。 でも打線が4本塁打で逆転してくれて勝てました! チームが勝って良かった!」 (以上、ダルビッシュのツィッターから引用) 録画予約しておいたので、夕食後観ましたが、まさか、まさかの 1回で50球近くの制球難には、昨年の開幕戦での大乱調を思い出しました。 ここ数年は、公式試合でも開始早々の制球難が目立っていましたが、 海を渡っても、収まるどころか、ひどくなったようで心配です。 しかし、この試合だけで全てが決まる訳ではありません。 次回の登板には、もっと安心して観ていられるはずです。 『降板する時の様子が「一番印象に残りましたね」と話した。 「ダッグアウトに下がっていくとき(ファンに向かって)帽子を取らなかった姿が すごくよかった。この内容では…というプライドが見えた」とイチロー。』 (以上、スポニチ4/10より引用) イチローの見立てを信じて、次回登板に期待します。 ガンバレ! ダルビッシュ!! 昨年放送された「日曜美術館」で野田弘志さんが特集されているのを見た。
超写実主義という分野で活躍されていること、そして この分野において多くの作家が多様な作品を生み出していることを知った。 どの作品も油絵ながら、写真で写しとったかのような鮮明さ、細密さで描かれている。 まるで、対象そのものの見に見えぬ本質までをも描き出そうとしたかのような 作者の意気込みや迫力を感じるのだ。 中でも、野田さんはこの分野において現代日本を代表する一人なのだという。 番組では、北海道のアトリエにおける創作活動が披露される。 起床してから、食事以外はアトリエに籠もって創作活動に打ち込んでいる姿は とても70歳過ぎとは思えない。 その中で野田さんはインタビューに答えている。 「人間の生から死に至る存在そのものを描きたいんだ」と。 やはり、この執念が作品に滲むということなのだろう。 作品では、様々なモデルを対象に描いている。 風景、刈り取られた小麦束、動物の頭骨、裸婦、赤ちゃんetc 作品は、まずモデルを写真に撮って、写真を元に仕上げていくようだ。 番組では、雪のある中を一人の妙齢の婦人がわざわざ東京からやってきて、 ドレス姿でモデルとなる様子が紹介される。 その写真撮影や作品として仕上げていく過程を放送するが、 番組では作品の完成形までは放送されなかったのが、心残りだった。 ちょっと前置きが長くなったが、今回訪れた第5回北海道現代具象展で、 実はこの時の作品が「崇高なるもの Op.1」として展示されている。 ![]() 野田さんの作品は2点だけだが、会場に足を踏み入れるまで知らなかっただけに、 対面した時には心底驚いた。 「あの時の作品だ!」 番組では野田さんが拘っていた手も含めて、まじまじと接近して見ることができたが、 決して細部まで綿密に描かれ、塗られている訳ではないことに驚いた。 番組で細部に拘って綿密に描写していたと思われた野田さんの姿から 勝手に想像していただけのようだ。 しかし、どうみても油彩そのものなのに、ちょっと離れて見ると、 見事に活き活きとモデルが立ち現れてくる不思議さ。 技巧的にはなにも目新しいものではないのかもしれないが、 完成された作品を前にすると、鑑賞者は言葉を失い、その迫力に圧倒される。 もう一点の裸婦を描いた作品「聖なるもの THE-Ⅲ」は、性器が見えるくらい 膝を深く曲げて横たわった姿態が明るく浮かび上がる中、逆に顔は影の中にある。 しかし、目は見開かれ、鑑賞者から逸れた目線は一体何を見つめているのか。 鑑賞者の想像を刺激して止まない。 わずか2点だが、他の作品群の中にあっても目に飛び込んでくる一揃いだった。 具象とは、 「はっきりした姿・形を備えていること」 (以上、コトバンクより引用) という意味らしい。 抽象画のように単純化された点、線、面等で構成されていない画なので 鑑賞に無理な想像力を求めませんが、鑑賞者の想像が刺激されることがない訳ではありません。 また、作品とは本来そういうものなのでしょう。 野田弘志さん以外では、道内に縁のある作家や招待作家含めて多くの作家が 2点程度ずつ出品しており、多種多彩で、なかなか見応えのある展覧会でした。 今回が最終回とは残念なことですが、ぜひ形を変えてでも復活されないものか、と思います。 実は、佐々木譲さんが今回の展覧会に野田弘志さんが出品されていることを つぶやかれていたことから、初めて足を運んだ次第です。 佐々木さんはすでに初日にご覧になったようで、いくつかのつぶやきを残されています。 中でも、本展覧会のHPに取り上げられている笠井誠一さんの作品を巡る発言には賛成ですね。 小生も探してしまった口ですから、なおさらです。 それにしてもアーチスト・トークは聴きたかったな。 1975年道南の旧南茅部町の自家野菜畑で、それは発見された。
確か、主婦の方がいもを掘ろうとしたはずだ。 2007年に北海道初の国宝となった「中空土偶」である。 国宝指定当時、道内では大いに話題になったのでご記憶の方も多いと思う。 偶然とはいえ、ほぼ無傷らしいから実に幸運だったと言わねばならない。 現在の愛称は「カックウ」という。 南茅部の「茅(カヤ)」と「中空(クウ)」からとったものらしい。 当時、「機会があればみたいものだな」とは思っていたものの、遠方だけに わざわざ出かける気力もなかったが、今回他の2点の国宝土偶とともに展示される、 しかも期間中本物展示は期間限定(期間後は複製)とのことだったので、 どうせ見るなら本物を見ておきたいと思い、出かけた次第だ。 ところで、「土偶」ってどんなもの!?なのでしょう。 「世界各地の先史時代を中心に広くみられる人間をかたどった土製品。 乳房や臀部を誇張した女性像が大部分で,男性を表すのはまれである。 動物をかたどったものは動物土偶と呼ばれ,素材に石を使ったものは岩偶という。 日本における動物土偶は,縄文時代後期から晩期にかけて,おもに東日本でみられ, 猪が最も多く発見される。他に犬,猿,熊,ムササビ,亀,ゲンゴロウなどがあり, いずれも食糧などとして生活に密着した動物が選ばれた。」 (以上、コトバンクより引用) 確かに、それほど広くないスペースに展示されている 大小様々の約130点の外観上の形はこの定義にあてはまるようだ。 しかし、その多様さには、改めて驚いた次第だ。 例えば、他の2点の国宝土偶のうち、長野県で発見された「縄文ビーナス」は、 腕の解釈がなんとも不思議なのだが、そのフォルム含めた紋様もないシンプルさが 逆に想像力を刺激して惹き付ける。 一方、先ほどの「カックウ」や青森県で発見された「合掌土偶」には一定の紋様が施され、 いかにも土偶らしさが感じられる。 「カックウ」のちょいと小首を傾げた立ち姿には愛らしさ、さえ感じる。 しかし、合掌土偶の体育座りして、その腕を膝の上にのせて組み、必死に願うがごとき様には なにやら一心不乱的なものを感じていたが、展示の解説を読んでさらに驚いた。 当時の出産は「座産」といって座って出産したようで、安産を願う妊婦との解釈ができるらしい。 子孫を生むという、当時の母子の生存をかけた必死さが凝縮されているんだな、 と捉えなおして、改めて見つめ直してしまった。 産院での出産が当たり前と捉えている現代に生きる小生には驚き以外の何ものでもないし、 悠久の時を経て、当時とは比較にならない安全な環境で出産できる子孫がいかに恵まれているか、 ということに思い至ったのはごく自然なことと思う。 まぁ、出産環境と言っても、単に産むだけでなく、そこに至る諸条件もあるから、 一概には言えないのかもしれないが、少子化が進み、人口減少に悩まされる現代日本社会を 見たら当時の人はどう思うのかな、とも考えてしまった。 縄文時代後期、晩期とは、Wikipediaによれば、 「後期(紀元前約4,500 - 3,300年前)、晩期(紀元前約3,300 - 2,800年前)」 とある。想像を絶する程の旧い、旧い時代であることは間違いない。 当時の彼らの営みがあったればこその現代に生きる我々なのだから、 遠き祖先に思いを馳せて、謙虚に足もとを見つめ直す意味でも とても興味深い展覧会だった。 ![]() <追記> この企画展は昨年4月に予定されていたらしいが、東日本大震災の影響で 展示物の輸送が困難になり、一年延長されたとのこと。 前半は小椋さんの語りを交えて7曲。
1 しおさいの詩 2 さらば青春 3 少しは私に愛を下さい 4 シクラメンのかほり 5 恋語り 6 甘いオムレツ 7 愛燦燦 曲間の小椋さんの語り。 淡々、訥々とお話になるのですが、これがおもしろいんですね。 開演前のアナウンス(飲食は禁止、携帯の電源を切るetc)をネタに どうぞ自由に食べてください、こんな時代何があるかわかったもんじゃないから、 携帯の電源は入れてかまわないですよ、なんてことを平気で言って会場を和ませます。 傑作だったのは3のネタばらし。 作家というのはいろんな感情をこめて愛や恋の作品を作るんだけれど、 詩の一節「一度も咲かずに散ってゆきそうなバラが鏡に映っているわ」は 自分の事だというんですね。 当時、日本勧業銀行から派遣されてシカゴの大學に留学していて、 3日遅れの日経新聞を読んで日本の情報をつかんでいた。 ある時、一面トップに日本勧業銀行と第一銀行の合併が載っていた。 「えっ、俺どうなっちゃうんだろう。僕に知らせず勝手にやって」 という困惑や恨み節を愛の歌にしたというんですね。 帰ってから歌詞全体を読んでみたのですが、確かにそういう風にも解釈できます。 これが創作のおもしろさであり、解釈の多様さを生むんですね。 「小椋佳は作家と言っているけれど、作家じゃない。 何故なら、全部自分で歌っているじゃないか。 作家は誰かに提供して初めて言えるんだ。」 なんてことを言われだして、初めて他のアーティストに提供したのが4。 布施明さんの大ヒット曲で、一世を風靡した曲です。 布施さんがお礼しますからと言ってくれたが、いつまで経ってもお礼が届かない。 変だなと思っていたら、布施さんの事務所の方から先日しましたから、と言われた。 実は、勤務先の銀行に預金したから、ということだった。 いや、そういうことじゃないんじゃないか、と言って笑わせます。 楽器も弾けない、オタマジャクシも読めない自分が、ここまでやってこれたのは 数々の出会いのお陰だし、さらにルーツは両親だと思う、とおっしゃいます。 飲食業を営む両親が音楽好き。父は琵琶を、母は三味線を弾く。 5は父を、6は母を歌ったものだそうです。 特に、百貫デブ、よく殴られたとお母さんをこき下ろし気味に話されていましたが、 甘いカレー、甘いオムレツのエピソードには母を追慕する気持ちが溢れていました。 戦中戦後は砂糖は貴重品。そんな中を生き抜いてきただけに、 家族への愛情の表れとしての砂糖だったんでしょうね。 我が母も砂糖を多用する口なので、このエピソードには共感できました。 来年1月には67歳になられる小椋さん。 勤めていた頃、企業の社長室にはウルマンの青春なんてよく掲示されていたけれど、 いくら「こころの若さ」だと言っても、この歳になるとそうは言ってられない。 最近同窓会に出ても、若い頃の天下国家やどう生きるべきかなんて話題じゃなく、 病気や墓といった加齢による話題ばかり、といって会場を笑わせます。 ほぼ満席に近い会場もほぼ同年代中心ですから、身近で共感できるんでしょうね。 後半は三味線の高橋考さんやバックメンバー4名も参加して歌綴り「轍(わだち)」。 小椋さんは語りなのですが、他の方は纏火消し、一膳飯屋の娘、桶職人、米問屋 といった登場人物になって、セリフ入りで30分程の物語を。 みなさん、しっかり話されて良い人情噺に仕上がっていました。 合間に何曲か歌が入るのですが、小生がわかったのは「ただお前がいい」だけでした。 最後に「組織化から個へ」なんて少し固いお話をされていました。 「組織へ帰属」なんて言ったりなんかして、小椋さんの素の知性が。 8 流されはしなかった <アンコール> まず、高橋さんが一曲「合歓の恋歌」 終えて登場した小椋さん 「アンコールは日本の悪しき慣習ですね。僕、もう67歳ですからね。 おいしいお酒とカニが待っているんですよ。」 と、言って笑わせます。そして、良寛さんの「散る桜 残る桜も 散る桜」と 山岡哲舟の「蝸牛 登らば登れ 不二の山」を紹介。 後者については、果たしてかたつむりが富士山に登れるのか、と考えちゃうけれど、 「その姿こそ美しい」のが含意ではないか、とおっしゃっていました。 そして最新アルバムから「祭り創り」を歌ってお開きに。 ここで20時30分。 18時30分開演ですから2時間ちょうどですが、楽しい一時でした。 ![]()
3年ぶりに観るこまつ座公演です。
前回の「太鼓たたいて笛ふいて」は「戦争」がテーマでしたが、 今回の「父と暮らせば」はテーマがさらに絞られて「原爆」です。 原爆が投下されてから3年後の広島。 復興も進まない中、主人公の福吉美津江はバラック同然の家に住んでいます。 美津江は被爆しながらもなんとか助かったのですが、 父・竹造は、実は3年前の原爆ですでに死んでいますが、何故かこのところ同居しています。 そして二人の会話に耳を澄ますうちにその訳は判明してくるのですが、 果たして、何故死者がよみがえったのか。 実は、その辺の作者の意図が知りたくて、公演終了後会場で原作を求めて読んでいました。 それで感想がおそくなってしまいました。あいすまんこってす。 ![]() 「ここに原子爆弾によってすべての身寄りを失った若い女性がいて、 亡くなった人たちにたいして、「自分だけが生き残って申しわけがない。」と 考えている。このように、自分に恋を禁じていた彼女が、あるとき、ふっと恋におちてしまう。 この瞬間から、彼女は、「しあわせになってはいけない」と自分をいましめる娘と、 「この恋を成就させることで、しあわせになりたい」と願う娘とに、 真っ二つに分裂してしまいます。 (略)美津江を「いましめる娘」と「願う娘」にまず分ける。 そして対立させてドラマをつくる。しかし一人の女優さんが演じ分けるのはたいへんですから、 亡くなった者たちの代表として、彼女の父親に「願う娘」を演じてもらおうと思いつきました。」 (以上、「父と暮らせば」(新潮文庫)劇場の機知-あとがきに代えて、より引用) これで合点がいきました。 すごい着想だな、と思うと同時に、井上ひさしさんの創造力の一端を知る興味深い話です。 そして、作者は1場4景の舞台に作り上げてしまった訳ですが、 そこには惨禍を経て幸いにも生き残った者の魂を鼓舞する作者のメッセージが読み取れます。 端的に表れるのが、竹造の次のセリフです。 「おまいは病気なんじゃ。病名もちゃんとあるど。 生きのこってしもうて亡うなった友だちに申し訳ない、 生きとるんがうしろめたいいうて、そよにほたえるのが病状で、 病名を「うしろめとうて申し訳ない病」ちゅうんじゃ。 気持ちはようわかる。じゃが、おまいは生きとる、生きにゃいけん。 そいじゃけん、そよな病気は、はよう治さにゃいけんで。」 (以上、「父と暮らせば」(新潮文庫)P.98より引用) いつまでもうしろめたさにとらわれずに、幸せを求めて生きるんだ。 恐らく、舞台でお二人の役者さんが演じられることから発せられるメッセージは この点につきるのでしょうが、美津江が恋心を抱く相手、木下正(登場しません)の 意向(原爆資料の保管)を考えると、惨禍を忘れてはいけない、後世にきちんと伝える ということが作者の隠された別のメッセージだったのかな、と思わずにはいられません。 そして、東日本大震災と福島第一原発事故に遭遇したタイミングでは、 十分我々の心に響き、共鳴するメッセージでもあるな、と改めて思い至りました。 最後に、演じられる辻萬長さん、栗田桃子さんのことについて。 お二人のコンビでは2008年から続いていて、今回で3回目だそうですが、 よどみない広島弁のセリフに聞き惚れ、立ち振る舞いに見とれているうちに 引きこまれてしまい、芝居の頂点となる4景では涙壺が満水になりました。 幸い決壊せずに済みましたが、まわりから多くのすすり泣きが聞こえてきて いかに共感している人が多かったことか、と改めて感じたところです。 これは、作者の力はもちろんですが、演じられるお二人の力がなくては 如何ともしがたいところだと思います。 今回の公演も7月から全国巡演を重ねられて、道内は9/22伊達を皮切りに、 音更、士別、深川と巡回されて、北広島公演は道内巡演の最後でした。 そして9/30、10/1の埼玉県大宮で千秋楽です。 ![]() <蛇足> 井上麻矢さん(こまつ座社長・井上ひさしさんの三女)も公演会場にいらっしゃいました。 会場には井上ひさしさんの笑顔の大きなパネルが。 カミサン「ホント、亡くなられたなんて信じられないですね。」 麻矢さん「臨終に立ち会いましたが、ほんとうにそうなんですよ。 どこかからふっと現れてきそうで。」 亡くなったのが昨年春でしたね。早いものです。 秋の好天に恵まれた3連休。
「お見舞い」、「寺参り」、「墓参り」と年相応(!?)の過ごし方をしていました。 でも、最終日は少しだけ楽しみも。 3位オリックスを向かえての3連戦最終日に日ハム応援です。 一応、今シーズン最後の観戦だったのですが、前日までにすでに2連敗しており、 気分的には盛り上がらないまま札幌ドームに向かいました。 9月に入ってからの打撃不振は目を覆うモノがあります。 前日までの戦いでも打線がつながらずに得点できない試合が多すぎます。 結果は、得点を上げられず、なんと3連敗。 これで引き分けをはさんで7連敗となり、1位ソフトバンクに追いつくどころか、 ますます離されてしまい、3位オリックスとの差が縮まるばかり。 「打てない。(略)日本ハム打線は底なし沼に両足を突っ込んでしまったようだ。(略) それでも工夫の余地はあったはずだ。セーフティーバントで揺さぶったり、 バットを短く持って単打を狙ったり。いわゆるいやらしい野球だが、 日本ハム打線は淡泊な攻撃に終始した。(略)試合後、チーム関係者は言った。 「(略)穴の空いたバットでは打てない」。稲葉、糸井ら主軸にけが人を抱えるハンディもあるが、 貧打が続く打線へのもどかしさが思わず口をついて出た。 (略)何でもいい。沼から抜け出すきっかけが欲しい。」 (以上、北海道新聞9.25より引用) 2連敗した後に、スポンサーである地元紙に正面切ってこう書かれましたが、 3日目も結果は変わらず。 ホント、勝利が良薬なんだろうけれど、良薬を手に入れるきっかけが欲しいよ。 ![]() 試合終了後は、ファン参加型の共同チャリティCD制作現場に参加してきました。 この3連戦の間、毎日試合終了後に希望者だけ3塁側に集められて、 松山千春さんの「大空と大地の中で」を歌い、収録するというものです。 選手の歌声はすでに収録済みだそうで、当日会場に流れたのは中田翔選手の歌声。 これが松山千春さんの歌声によく似ているんですね。 この歌声に併せて、練習一回、本番一回で終了。 練習では小生も歌いましたが、本番は撮影に専念していました。 撮影しながら聴いていたのですが、ファンの皆さんもとても上手で聞き惚れました。 昨日は雨模様の中、朝からあちこち出歩いていました。
その反動か、今日は一日中家でゴロゴロです。 ただし、運動不足なので夕方にはカミサンと散歩はしました。 この時期は紅葉も本格化せず、花も少な目で端境期的雰囲気です。 その上、どんよりした曇り空で、なんとなく肌寒い。 帰宅してニュースを見たら10月初旬から中旬の気温だったとか。 そんな連休最終日ですが、遅ればせながら動画をYouTubeに初めてアップ。 2つなんですが、どちらも、以前のファイターズイベントからです。 (今日も西武相手に逆転ならず。奮起してくれ、3位のオリックスが近づいてくる。) ひとつは、札幌ドーム初のジェット風船。 7回裏の青風船は撮れたものの、勝利した最終回の白風船は撮れず。 なにせ、初めて動画を撮ったので、操作に手間取っている内に撮れませんでした。 また風船飛ばしはファンも初体験なので、少々迫力に欠けるかもしれません。 残るひとつは、延期されたファイターズ花火大会。 これも札幌ドーム初だとは思うのですが、自信がありません。 これは、チケットを事前に押さえていたら、勝手に花火大会がやってきたという感じで 実にラッキーでした。 これまでYouTubeでアップされたものの中では、唯一札幌ドーム駐車場で撮影したものです。 ちょっとサイズが大きかったので、動画が途切れるかもしれません。 <蛇足> アドレス表示だけになってしまいましたが、以前のようにタグで埋め込むことができません。 これは、公開スタイルの変更なのでしょうか? それとも、やり方がマズイだけ? <蛇足2> タグで埋め込むことに成功しました。でも、ちょいとわかりづらくなったなぁ‥ <蛇足3> 画面サイズもこれまでの修正サイズでは大きすぎる。異なっているのは何故。 2006年8月21日甲子園決勝再試合。
アノ夏から5年。 とうとう実現した佑ちゃんとマー君のプロ初対決。 「いつかは」と思っていた試合ですが、 この段階では佑ちゃんにハンデが欲しい、というのが正直なところです。 原因は二人の実力差があまりにも歴然としていること。 5年前の二人は力は接近していたとは思うのですが、 プロ入りしてからの佑ちゃんの先発としての投げっぷりは、正直期待ハズレ。 同期入団の巨人・沢村投手や広島・福井投手の迫力に比較すると どうして5勝もあげられたのか、どう考えても不思議でしょうがない。 佑ちゃんの投げる試合は札幌ドームではオープン戦含め、偶然(!)5試合も観てます。 佑ちゃんのピッチングの印象は球速がない分、変化球に頼りがち。 しかし、その割に制球力がいまいち。そのため無駄球が多くなり、失点されやすい。 そして、中盤くらいで球数が100球程度となって完投にはほど遠い状態で途中降板。 ただし、登板機会が増すにつれて、徐々に変化球頼みから直球を効果的に使いはじめて、 失点されても5回から7回程度と投球回数を伸ばしていることに 彼なりの「考える投球」をしていることが感じられます。 ただ、依然球速はない(ほとんどが140km以下)し、制球も不安定。 特に、投球終盤になると途端に不安定になるのは、体力不足なのかな。 現在防御率トップのマー君と比べたら、その差は歴然。 甲子園決勝当時の、同じくらいのレベルでの投げ合いを期待してのプロとしての対決。 これが大方の期待ではなかったか、と思うので、現段階ではどうなのかな。 そこで、プロ野球ではありえない「ハンデ戦」なんて言い方をしてしまいました。 個人的にはマー君を応援しつつも、チームとしてはファイターズを応援する身としては、 やはり、佑ちゃんにも肩入れしてきちゃいますね。 あ~、悩ましい。 しかし、そこはプロ。 やらなけゃならない日が来た訳です。 もちろん、TVの前でじっくり観ていました。 結果は、佑ちゃんが初めて8回を投げきったものの、4失点で負け。 (6回の3失点以外は、今浪のファインプレーのような野手にも支えられ、よく投げた。) マー君は1失点で勝ち。(インタビューで悔しがっていたが、9回ツーアウトまで持ち込みながら 満塁の場面で押し出しで1点だからな。わかる。でも、これは二岡がアッパレだな。) 「楽天・田中:必死に投げた。これだけ注目された試合。 勝てば(チームにも)流れが来ると自分に言い聞かせた。斎藤も粘り強く投げたと思う。 満員の中でマウンドに上がれて野球人として幸せ。」 「日本ハム・斎藤:これがプロ4年間の差かなと素直に思った。 (田中は)5年前からいい投手だと思っていたし、今もそう。 ただ、この差は決して大きくはない。全く追い付けないものではない。」 (以上、時事通信社9/10より引用) 二人のコメントを読むと、マー君のプロ意識の高さと佑ちゃんの負けず嫌いぶりが感じられる。 プロ初対決はマー君が勝って甲子園のリベンジを果たしたということになるのでしょうが、 そんな単純な絵柄じゃないと思う。 小生としては、正直素直に喜べない。 やはり、あの夏のような「互角の戦い」こそ観たい訳で、 そのためには、やはり佑ちゃんが「全く追い付けないものではない」と言うのだから、 ぜひレベルアップして、この「4年間の差」をなくして再度投げ合ってもらいたい。 その時こそが待たれるのだ。 ついでに、その時はKスタじゃなく、札幌ドームでね、とも期待したい(笑)。 ![]()
会場に足を踏み入れると、洋画、日本画の順で、日本近代絵画の
画家たちの絵が、これでもか、とばかりに展示されている。 これだけまとまって展示されたことは道内ではかつてなかったのではないか。 壮観の一語につきる。 これらは、広島県廿日市市のウッドワン美術館のコレクションの一部だそうだが、 さらに驚くのは個人がおよそ20年程度で収集したということだ。 その資金力もさることながら、その「目利き」ぶりにも驚く。 もちろん、ある作家を追ったとか、あるテーマに基づいて収集した、ということでは なさそうなので、コレクションの「深み」という点では、少々物足りなさを感じたが、 しかし、考えてみると、どんな美術館もひとりの作家やテーマについて完璧に コレクションしていることはほぼない訳だから、これは欲張りというもの。 むしろ、「日本近代絵画」といういささか幅広いテーマの下、コレクションを より充実させていくことができるならば、さらなる厚みが増していくのだろう。 でも、今回の展示だけでも、十分なボリュームであることは間違いない。 中でも、同じ洋画とは言いながら、興味深かったのが林武と岡鹿之助との対比。 前者は晩年の代表作「赤富士」シリーズのうちの一枚である。 顔を近づけてみると、絵の具をキャンバスにたたきつけるがごとく塗ってあるので、 絵の具がまさしく盛り上がっている。 かたわらの解説にはチューブからそのまま塗りつけた、と書いてあった。 そのため、写実性とはかけ離れ、色も混然としている。 一見したら素人にもできそうな荒技だ。 では、絵としての佇まいが悪いのかというと、決してそうではない。 むしろ、富士山の壮大さ、というか凄味がよく表現されているように思う。 後者については点描画家としての印象はあったものの、実際の絵を見るのは 今回が初めてだった。そして、その点描が実はキャンバス地そのものに由来して 描かれていることを発見して、驚いた。 つまり、地がわからなくなるように絵の具を塗り重ねている部分はあるものの、 大半は絵の具をキャンバス地が浮き上がる程度に押さえていることだ。 それが巧みな配色によって点として目に飛び込んでくるという訳だ。 これは代表的点描画家スーラとは決定的に異なっているように思われる。 作者が相当熟慮して絵筆を運ばなければ絵としての完成はおぼつかない訳で、 技法としての難易度は一見したよりも相当難しいように思われた。 そして、その抑制された筆づかいのせいか、作品には静謐さが満ちあふれている。 林の「動」と岡の「静」。 異なった表現の技法により作品の湛える魅力も異なるが、 どちらも近代絵画に残した足跡は消えることはない、と改めて感じられた。 道立旭川美術館では9月9日まで。 その後、北海道立帯広美術館で9月16日~11月7日。 ![]()
昨日は今シーズン初のプロ野球公式戦を観戦しようと札幌ドームへ足を運びました。
実は昨夜は早々に就寝してしまったので、今さらですが昨日の事を。 なぜ、昨日でなければならなかったのか。 最大の理由は、日本ハム球団初の選手プロデ゛ュースデーで、 札幌ドーム初のジェット風船を飛ばすことが出来る、という点でした。 阪神やソフトバンクではおなじみのアレですね。 パ・リーグ公式戦では唯一ソフトバンク戦は観戦したことがないので、 実際に観たことはなく、きっと阪神との交流戦では阪神スタンドで盛大に 飛ばしているんだろうな、と勘違いしていた話は以前書きました。 実は、札幌ドーム自体がジェット風船禁止なんですね。 道理でドームでは目撃したことがなかった訳です。 それが、日本ハム選手の皆さんの 「ジェット風船で札幌ドームをファイターズカラーで染めてみたい」 という希望が、ドーム初のジェット風船実現に至ったようです。 「おっ、おもしろそう!!」 好奇心が大いに刺激されましたが、一抹の不安も。 風船も中の空気をはき出しながら飛ぶ訳ですから、 口でふくらませた時の少なからぬ唾液もまき散らかしているでしょうから、 だとしたら、汚いんじゃないのか、とちょっとひるむ部分もありました。 ところが、今回は専用ポンプを同時に配布するとわかり、問題なし。 いそいそと出かけました。 入場と同時に配られたのはこんなセット。 ![]() 風船が青白の2個ありますが、飛ばすタイミングがそれぞれ決まっています。 7回表終了時にスカイブルーの青。 試合終了時にファイターズが勝利した時にスノーホワイトの白。 「なんとか、白まで飛ばしたいなぁ~」 ファイターズファンなら誰でも願うことではないでしょうか。 結果は、中田、ホフパワーのHRもあり、一点差で勝ったので、飛ばせました(笑) おまけに、現在横浜の森本ひちょりや稲田も久しぶりで観れたしね。 それに、勝利の花火も観れました。 ただ、ハーパーの振ったバットで頭部にケガした大野が心配ですね。 とりあえず異常はなさそうで、ホッとしたのですが、 今シーズンは鶴岡といい、キャッチャーが災厄に見舞われるなぁ‥ さて、以下写真で青色に染まっていく様子をご覧ください。 ![]() ![]() ![]() 合図とともに一斉に飛んでいく様子に、満足、満足。 最後に試合終了段階の白も。 ![]() 7回は合図に従って、ほぼ一斉に飛ばすことができたのですが、 終了時は残念ながらばらつきました。 終了と同時にすぐ飛ばした人と十数秒後の合図で飛ばした人に別れたからです。 だから、白はちょいと迫力不足だったのではないでしょうか。 それから、ラジオ放送の解説者の方が 「風船の膨らませ方が足りない」 と、おっしゃったそうです。言われてみれば、その傾向はあったかも‥ まあ、膨らませ方も飛ばし方も慣れていないですからね。 と、なると再挑戦したくなるのが人情というものですが、2度目はあるのかな!? <蛇足> 飛ばし終えて満足感と余韻に浸っている大人を尻目に、片手にポリ袋を持った 小学生があちこち飛び回って、落下したばかりの風船を集めています。 20個集めたらプレゼントがあるようで、後片付けの負担軽減策としての アイデアとしては良かったんじゃないですかね。 < 前のページ次のページ >
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