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ファイターズ戦@札幌ドームの観客が減少【2014年シーズン】

5月15日今シーズン初めてファイターズ戦を応援に札幌ドームに行ってきました。
試合そのものは5連勝中の先発上沢投手の状態が良くないため途中降板となり、
序盤の大量リードで結局逃げ切ったものの、ちょっとひやひやする展開となりました。
でも、スタート以来のもたつき感も薄れてきて、チームの攻走守が少しずつ
整いつつある感じがして、なかなか見応えがある試合だったと思います。

好ゲームだったにもかかわらず、気になったのは「観客の入り」。
「最下位に沈んだ昨年に比べても今年のファイターズは健闘しているし、
おまけにファンクラブデーなのでファンクラブ中心にまあまあの客入りだろう、
2万5千人くらいはいくのでは。」くらいの気持ちで行ったものの、
結果的には約1万9千人。

「やはり少なかったか」

約4万人収容できる札幌ドーム。空席がそれほど目立たないといったら
これまでの経験では概ね2万5千人以上ではないかなと思っています。
概ね6割くらいかな。(多い少ない、この辺は人それぞれの感覚でしょうね。)
当日は熱心なファンの集まる三塁側外野指定席ですら空席がありましたから、
ここまで減るなんて嘘だろう、と我が目を疑いました。
ヒルマン監督時代(移転2年目以降、初年目は知りません)、梨田監督時代の
客入りは、行った試合は概ね3万人前後で、何時行っても混んでるなぁ~、という
印象が強かったので、2万人を割るとは、ずいぶん減ったものです。

そんな印象も消えないうちに、先日こんな記事が目に止まりました。

「プロ野球の交流戦が20日、開幕する。北海道日本ハムファイターズの序盤戦(18日まで)
の札幌ドーム開催試合の観客動員数は、1試合平均2万2397人と、前年同期比11・4%の
減少となった。特に平日が1万7910人で同21・8%減と大きく落ち込んだ。
日ハム主催試合の観客動員数は昨季まで2年連続で減少しており、
球団は「理由をしっかり分析したい」としている。」
(5/20 道新より引用)

「【前年同期比8・8%減】セ・パ両リーグが発表した今季の入場者数のまとめ(1日現在)
で、日本ハムのホームゲームの増減率は12球団でワーストの数字だった。」
(5/20 読売より引用)

平日の落ち込みが激しいか。
そう言えばあの日も平日でした。
あの空席ぶりはデータでも裏付けられた感じですね。
例え勝っても観客が入らない、となれば選手だって張り合いがないし、
そもそもビジネスとして成立しなくなって、道外への移転だって起こりかねません。

道新の記事では球団の原因分析はこれからのような書き方ですが、
読売は移転後の時間の経過とともに「物珍しさが薄れている」という認識が球団内にある
と続けて書いています。
確かに、それは大きいでしょうね。
何でも最初は一種のブームになりますから当初の熱気が去って一段落したのかもしれません。

では、道内で先に誕生したプロスポーツチームとしてのコンサドーレ札幌はどうだったのでしょう。
スポーツそのものの違い、プロとしての歴史の違いはもちろん、動員数の規模も異なりますが、
ファン層の多くは「道民」「道産子」なんでしょうから、道民、道産子というキーワードで考えてみると
何かヒントがあるかもしれません。
そこで、コンサドーレの観客動員数をグラフ化してみました。
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★印は優勝、▲印は下位、×印は最下位、両矢印はJ2を示しています。

JFL、J2で優勝した翌年は観客動員数も伸びていますが、上位リーグで低迷すると
途端に落ちています。J1でも成績がふるわなかったり、J2が長くなると働員数も伸び悩み、
2007年の優勝をひとつのピークに、以降は2007年を上回る動員数は上げられていません。
コンサドーレが不運だと思うのは、それぞれのリーグで優勝したあと、
上位リーグで踏みとどまれずに短期間で下位リーグに戻ることを繰り返していることです。
そのため、チームとしてのアピールも十分にできないだろうし、ファンの期待もしぼみやすい
のではないか、それが動員数の減少につながっているのでは、ということです。

シンプルですが、勝てば観客動員も増えるでしょうし、負けると観客動員も減るということ。
これは何もコンサドーレだけの話ではなくプロ、アマ問わずスポーツの持つ側面でしょうね。
じゃあ、勝てば動員数確保には良いとは思うのですが、さらに考えておくべきは
ファンを形成する道民気質、道産子気質じゃないのかな、と思う訳です。

では「道民気質」「道産子気質」とはどんな特徴があるのでしょうか。
巷間よく言われるようなアバウトな類しか思い浮かばないのですが、

「おおらか」、「こだわらない」、「我慢強い」、「のんびりしている」、
「依存心が強い」、「あまり見栄を張らない」、「熱しやすく冷めやすい」

この辺りは繰り返し語られているのではないでしょうか。
まあ、ここは私見ですので、異論は大いにあるとは思います。

「こだわらない」「我慢強い」なんてのは、まさしく「負けたって応援するよ」という
コアなファン形成には必須の要素だと思います。
でも、一方で「こだわらない」は勝負にこだわらない淡泊さにもつながります。
つまり、もともと勝負事にはあまりのめり込まない、すなわち熱心に応援はしない
ということに通じるのかもしれません。
それから、「熱しやすく冷めやすい」という気質も大きいのではないでしょうか。
こういう点が作用すると、「ブームが去ったら、すぐ冷めて、チームにもこだわらないし、
勝っても負けても関心がなくなったよ」という心理が形成されていきやすいのでは
ないでしょうか。そうすると、当然試合も観に行かないし、動員数も減ります。

また「依存心が強い」と関係すると思うのですが、「勝つ方になびきやすい」とでも
言うのでしょうか、負けそうな状況を避けるようになるという、ちょっとご都合主義的な
部分があるのではないかと考えています。最下位に沈んだ昨年も減っています。
ブームが去って熱気も冷めて関心も低下してきた中で、微妙に道民気質、道産子気質が
影響を及ぼしているような気がしています。
ファイターズの近年の動員数減少の一因はこの辺りにもあるのではないでしょうか。

やはり、まず一時のブームが去りつつあるというのが一番大きいにしても、
これに道民気質が影響して勝ち組には大いに関心を寄せる傾向が強いと思いますので、
まずは勝たないと振り向いてくれないのではないかと思います。
ぐたぐだ書いてきましたが、やっぱり「チームの勝利」が一番だ、という平凡な結論のお粗末。
<追記5/24>
文意が通じにくいところがありましたので、加筆修正しました。

<追記2015.5.2>タイトルに2014年シーズンであることを明記しました。
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by capricciosam | 2014-05-22 23:32 | ファイターズ | Comments(2)

大谷翔平札幌ドーム初登板を目撃@2013

大谷投手プロ初登板は23日、という栗山監督の予告があった時、
この日は万難を排しても行きたい!と思ったのは言うまでもありません。
しかも、チケットがお得なファンクラブデー。
よし、なんとか良席を確保して歴史の一瞬を目撃するぞ、と観戦を楽しみにしていました。

さて、当日。仕事を早退して駆けつけることに。
しかし、シャトルバスに乗り込む時から前回と打って変わった混雑ぶり。
「やはり、注目が集まっているなぁ~」
と、少し不安を感じたものの、この段階はまだ余裕。
ドーム到着時刻から逆算し、当日券を買っても相当時間はあるはずなので、
第1球から観られる自信はありました。

バスがドームに到着し、急いでチケット売場に向かうと、
ずっと手前に「当日券最後尾」のプラカードをもった関係者が立っている。
とりあえず並んだものの、全然先頭なんてわからない混雑状態。
たちまち不安が頭をもたげてきます。
雨はポツポツ落ちる程度だったものの、なかなか列は進まない。
そうこうしている内に、横の「外野自由席、内野自由席の前売券」の列が
急に進み、みるみるゲートに吸い込まれていきました。
そうすると、残されたのは当日券を求める長蛇の列だけ。
視界が開けて、見えてきた列の長さに、思わずめまいが(ウソです)。
しかし、愕然としたのは間違いないことで、プレーボールに間に合うか疑問。

列はのろのろと進んでいくのですが、時間はどんどん経過していきます。
「あちゃ~、これじゃあ、第1球が観られないよー!?」
18時近くなったのですが、チケット売場はもう少し先。
しかたなく、ラジオを聴きながら進みます。

と言うわけで、入場できたのは1回裏の辺り。
ラジオで1回のピンチを切り抜けたことはわかっていましたから、
安堵しつつも、一刻も早く着席したいので焦っています。
2回表の2点入れられた場面は、ちょうどサンドイッチとコーラを買っていた時でした。
カウンター横のTVを観ていたので、「あ~」なんて声が、ついでてしまいます。

急いで観客席に向かい、2回表の途中でようやく着席できました。
確保した席は三塁側フィールドシート上の7列目なので、マウンドがよく見えます。

「おっ、大谷が躍動している。すごい!150kmを越えている。」

3回から5回にかけては毎回ランナーを背負う苦しい展開で、
球速も140km台が多かったのですが、味方の守備にも助けられ無失点です。

「プロ野球北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー大谷翔平投手(18)が23日、
札幌ドームでのヤクルト戦に先発で1軍初登板、五回まで2点に抑えた。(略)
投手として初めて札幌ドームの試合に臨んだ大谷は最速157キロの直球と
スライダーを主体に86球を投げ、被安打6、奪三振2、与四球3の投球内容。
二回2死一、二塁から中村悠平捕手(22)に2点適時打を許したが、
その後は得点を与えなかった。」
(以上、道新5/24より引用)

なんでも、86球の半分は150kmを越えていたらしい。凄い。
すでに3割の打率を残しており打者としても期待十分なのですが、
これだけのスピードを持っていると、やはり投手も捨てがたい。
もちろん、克服すべき投手としての課題はあるのでしょうが、
二刀流という前人未踏に近い試みに挑戦してもらい、
ぜひ成功してもらいたいという気持ちが強まりました。
記念すべき第1球が観られなかったのは残念でしたが、
それでも86球の半分以上観られたので満足です。

「あ~、それにしても、いいものを見せてもらったなぁ~。」

ガンバレ!大谷翔平!!
ガンバレ!ファイターズ!!
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<追記>
写真に写っているのは、入場する時もらった記念ファィル。
A3サイズを折りたたんだもので、大谷選手の投手と打者の両方が印刷されています。
中には観戦証明書が入っており、
「二刀流の真の幕開けをその目で目撃し、歴史の証人となった」
と記されていました。粋だね。
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by capricciosam | 2013-05-23 23:03 | ファイターズ | Comments(0)

大谷翔平札幌ドーム初打点を目撃@2013

リーグ優勝2連覇どころか、日本一を狙うはずのファイターズ。
今シーズン序盤戦も順調に消化してきましたが、どうしたことか、調子が上がらないまま。
その上、気がついてみるともうすぐ交流戦。
交流戦までに借金を返すはずが、借金を返し損ねています。

その上、気がつくと、小生まだパ・リーグ公式戦は1試合も観戦していません。
ファイターズファンクラブ会員としては、「いかん!」なのですが、
公私いろいろあってこれまで観戦の予定がたちませんでした。
しかし、昨日はたまたまエアポケット状態が出現してくれ、今年初のドーム見参が実現。
おまけに年に何回かしかない「ファンクラブデー」なので、チケットが激安。
ほとんどフィールドに近い良席が当日券で格安でゲットできました!!
勝利を期待してはいるのですが、なにしろチームは4連敗中なので、
なんとか一勝して連敗脱出をしてもらいたいところ。

結果は、先発吉川投手が3回に崩れ(と言うのか、読まれたのか)楽天のビッグイニングに。
昨日の木佐貫といい、不調の先発陣の中では比較的安定していた2人がこれではつらい。
打線もいまいち繋がりを欠き、応援していてもスカッとした気分には中々なりません。
三塁側にいましたが、ファンが「盛り上がったな」と言えるのは6回裏2アウトで、
大谷選手が2塁打で中田選手をホームに返し1点を奪い、続く打席に代打稲葉選手が入った時。
稲葉ジャンプまでやったのですが、ファウルをキャッチされて3アウト。
得点圏まで走者を進ませながら得点に繋がらない、歯がゆい状態が続きます。

「あ~ぁ、△?#:◎‥」

いやいや、プレーする選手はもっとつらいはずです。
観戦しているだけのファン風情が感情のままアレコレ言うべきではありません。
オイラもファンの端くれ。ひたすら、応援しませう。

そんな中一筋の光明。
二刀流に挑戦中の大谷翔平選手を、ついに生で見ることができました。
4打数で2塁打が2本。しかも、そのうち1本は札幌ドーム初打点!!というメモリアルな一打。
しなやかなフォームですが、当たると長打というのは、誰に似ているのかな。
小生の知る範囲ではイチローをもっと柔軟にしたイメージなんですが、
あの柔らかいフォームから、まるでスラッガー級の球筋で外野奥に飛んでいくんですからね。
その上、守備でもノーステップで返球する肩の良さ。
率直な感想なんですが、

「へーっ、凄い。(打者として)もっと見たいなぁ~」

ピッチングは見てませんが、これだから二刀流なんでしょうね。納得。
ぜひ大輪の花を咲かせてもらいたいものです。
これで応援する楽しみが増えました。
ガンバレ!大谷翔平!!
ガンバレ!ファイターズ!!
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この日はプレイヤーズスペシャルということで小谷野選手応援グッズの
キンチャクを掲げて応援していました。栄ちゃん、頼むよ~!!

<追記>
道内外から修学旅行生がみえていました。アナウンスでは10校くらいあったかな。
中には観戦してから1時間くらいで引き上げていた学校もありましたが、
多くは試合を長時間に渡って観戦していた模様。
野球に関心のない生徒なら、つきあいも大変だったのでしょうが、
感心したのは名寄市立風連中学校のみなさん。
「風連中学校はファイターズを応援しています」という立派なボードを用意してきて
熱心に応援していましたね。事前準備も大変だったんじゃないのかな。
3回ぐらいで場内のビジョンに登場して気づいたのですが、YMCAでも写っていましたね。
学習の一環という位置づけなのでしょうが、地元ではなかなか得にくいだろう
ドームの熱気を一体となって体感していくことで、一人一人の中に何かが宿れば幸いです。
もっとも、こんなご時世ですからリピートしている生徒も何人かいるでしょうが、
野球観戦未経験の生徒がまず体験することが意義あることだから
少しだけ先行った人は初めての時の気持ちを思いだしてあげてほしいな。

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by capricciosam | 2013-05-11 15:35 | ファイターズ | Comments(0)

鍵は先発投手

早朝に目が醒めてしまい、PCに向かっています。
外から雨音が時折大きく聞こえてきます。
発達して通過中の低気圧の影響なのですが、今のところ風はそう強くもないようです。
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札幌管区気象台の気象レーダーからは、大きく雨雲がかかっていることがわかります。
日中の降水確率も90~80%と高い。
急ぎの用もないので今日は家の中にいる予定です。

そんな荒天ですが、札幌ドームではファイターズの試合が予定通り開催され、
きっと大勢のファンの皆さんが足を運ばれることでしょう。
昨日までの7試合を終えて2勝5敗、とうとう最下位に沈みました。
まだ、ほんの序盤ですから、まだまだ一喜一憂しなくてもよいとは思うのですが、
ファンにとっては歯がゆい思いにさせられます。
昨年の順調な滑り出しを思えば、「一体どうしたんだろう?」とつい思ってしまうのですが、
ここまで観ていて、どうやら「先発投手」が鍵となりそうな気配ですね。

ここまでの試合を先発投手の失点と相手チームの得点で振り返ってみます。
SBはソフトバンクの略です。

3/29対西武 結果は◎ 先発:武田勝  3回1/3を投げ2失点 西武の得点は3点
3/30対西武 結果は×  先発:ウルフ 6回を投げ2失点    西武の得点は4点
3/31対西武 結果は×  先発:谷元  3回を投げ4失点    西武の得点は5点  
4/3対ロッテ 結果は×  先発:吉川   6回を投げ4失点    ロッテの得点は4点
4/4対ロッテ 結果は◎  先発:木佐貫 7回を投げ3失点    ロッテの得点は5点
4/5対SB   結果は×  先発:中村   4回1/3を投げ6失点 SBの得点は6点
4/6対SB   結果は×  先発:ウルフ  6回を投げ5失点    SBの得点は6点

先発投手は平均5回を投げて、平均失点は3.7点。
投球回数としてはやや物足りないものの、まあまあじゃないでしょうか。
しかし、よく打たれているのが目立ちます。
片や相手チームの得点は平均4.7点。
相手チームの得点に占める先発投手が与えた失点の割合は平均約79%と高い。
特に、吉川や中村といった昨年めざましい活躍をした若手が100%と高率です。

先発投手が相手チームを押さえて味方の得点を待つという試合のリズムを
作り出すことができないまま敗戦を迎えている感じです。
中継ぎの矢貫や鍵谷が健闘しているだけに、よけいそう感じます。
この辺りがチームの勝敗に大きく影響を与えているような感じですね。

それから打撃の面ですが、ビジターとして戦った5試合目までは平均9.6安打なのですが、
札幌ドームでは2試合平均で4.5安打と半減しています。
ホームで打てない、なにやら既視感に襲われます。
特に、SB(ソフトバンク)相手にはいや~な感じが残っています。
ファンとしてはホームでこそ、のびのびと打ってほしいんですが、気負いすぎてるのかなぁ。

ドーム開幕3連戦ですから、選手の皆さんには気分を一新して
今日こそ大勢のファンの前で活躍する姿を見せてほしいものです。
<追記4.8>
中田選手の逆転3ランホームランで3連敗にはならずに済みました。
でも、先発投手の谷元投手は3回を投げ2失点。
前回登板よりは押さえたものの、SBの得点も2点だけですから、
先発が献上しているパターンは変わらず。
また、勝ったもののチームの安打数はたった3本。
さらに貧打にあえいでいるのは困った傾向です。
記事で分析した傾向は依然続いているのですが、
16日までは札幌ドームを一旦離れますから、リフレッシュして戻ってきてもらいたいものです。

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by capricciosam | 2013-04-07 06:39 | ファイターズ | Comments(0)

日本シリーズ第5戦@札幌ドーム2012

初めての日本シリーズ観戦なので、折々にツィートしていた。
その時も携帯の画面を見て入力していたので、グラウンドから少し目を離していた。
急に湧き起こったドーム全体を包みこむような大音声に、最初は何が起きたのだろうと、
顔を上げてまわりをキョロキョロしてしまったが、
それが「何か」をわかるまでは、ほんの数秒だった。

その正体は、観客席のあちこちから沸き上がる「大ブーイング」だった。
こんな異様な雰囲気につつまれた札幌ドームは初めてだった。

スコアボードを見ると巨人のバッターは加藤選手。
前回のバッターボックスで多田野投手の投じた球が当たったと、
グラウンドにはいつくばってアピールした彼だった。

観戦していた座席からはその時何が起こったのかはわからなかったが、
耳にしていたラジオ放送でリプレイを見ながら伝えていたのは、
加藤選手には球は当たっていない、ということだ。
中にはワンセグで観戦していた人もいたのだろう。
加藤選手の「演技」ととるファイターズファンがドーム内には少なからずいた、という訳だ。
(帰宅してYouTubeを見ると、すでに画像がアップされていた。)



頭部への死球と見なされ多田野投手は危険球として退場。
栗山監督の退場寸前の執拗なアピールにも柳田球審は耳を貸さず。
日本シリーズ史上に残る「大誤審劇」の主役だけに、
日頃温厚なファイターズファンも感情を露わにやじった訳だ。

リンクした画像でも明らかだが、
①加藤選手に球は当たっておらず、彼の構えたバットを自分自身で頭部に当てた。
②柳田球審は当初「ファールボール」を宣告していたのに、
  原監督がアピールした後、「デッドボール」と判定を覆している。
③デッドボールの部分がヘルメットということで頭部への危険球、なので多田野投手は退場。
という構成らしい。 

しかし、当たってもいないのに、当たったとアピールする方もする方なら、
それを真に受けて当たったと判定を覆す方も覆す方。
なにを茶番やっているんだ、と喝のひとつもいれたくなる。

野球だけでなく、サッカーはじめ多くのスポーツでも審判による誤審は
これまでも枚挙にいとまがなく、誤審も含めて歴史が作られてきたとも言えるのだが、
判定が困難な場面ではビデオ判定をもっと積極的に導入して誤審自体の数を
減らす努力をすべきだろう。
人の目の限界を補う工夫をしてより客観的に観客も納得できるよう改善すべきだ。

退場させられた多田野投手のコメント
「だます方もだます方。だまされる方もだまされる方。」

さて、当日の打席に戻ってみると、多田野を緊急リリーフした森内投手が
ふがいなくも加藤選手にヒットを打たれ、ドーム内は大きなため息に変わってしまった。
小生も大きくのけぞって落胆した一人だった。
ここは森内投手に青森県人としての「じょっぱり」を見せて欲しかった。
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荒れた影響で試合が長引き、小生は7回裏を終えてドームを後にしたが、
これ以後も投手がピリッとせず得点され、ファンとしては全然溜飲が下がらないまま大敗。
3連勝での王手で敵地に乗り込むはずが、まさかの逆王手。
しかし、再度イーブンとなる可能性だってある以上、今夜のファイターズの奮起に期待したい。
ガンバレ! ファイターズ!!

<追記11.4>
第6戦はTV観戦。
前回好投した武田勝投手が早々に3点を献上する苦しい展開の中、
6回表に中田選手の3ランホームラン(ついに出た!)で同点となり、試合を振り出しに戻しました。
7回表の2アウト満塁のチャンスで追加点が入らず、
逆に7回裏に巨人阿部選手に打たれて1点追加されて逃げ切られてしまいました。
「チャンスの後にはピンチ有り」
よく言われる言葉のままでしたが、でも敵地の大声援の中ファイターズはよく健闘しました。

「コナミ日本シリーズ2012」第6戦が11月3日(土)、東京ドームで行われ、
北海道日本ハムファイターズは3-4で読売ジャイアンツに敗れて対戦成績が2勝4敗となり、
2006年以来の日本一を逃しました。ジャイアンツとの日本シリーズは1981年、2009年に続いて
三たび敗れる結果に終わりましたが、全試合にフル出場し、23打数9安打の打率.391と活躍した
稲葉篤紀選手が敢闘選手賞を受賞しました。(略)
ジャイアンツ原監督の胴上げを脳裏に焼き付けるように三塁ベンチから見つめた栗山監督は
「終わった瞬間、やり尽くして何も残らないものだと思っていたけれど、すぐに悔しさがこみ上げた。
これが来年に向けてものすごいエネルギーになる」ときっぱり。
リーグ連覇、そして悲願の日本一という目標に向かい、ファイターズの次なる戦いが始まります。」
(以上、北海道日本ハムファイターズHPより引用)

栗山監督はじめ、コーチ、選手の皆さん、お疲れ様でした。
来シーズンも期待しています。

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by capricciosam | 2012-11-03 09:37 | ファイターズ | Comments(0)

幻のチケット

パ・リーグのCSシリーズも、昨日ファイターズの3連勝で終わりました。
公式戦の戦績から言っても、ホークス有利の予想が妥当なところだけに
この結果にはファンの中にも想像できなかった人も多かったのではないでしょうか。
まさか、摂津が1回途中で失点して降板するなんて予想していませんでしたからね。

ところで、小生のCSファイナルステージ予想は

1試合目 先発は武田勝か吉川。ファイターズの勝ち。
2試合目 先発は武田勝か吉川のうち1試合目で投げていない選手。ファイターズの勝ち。
3試合目 先発はウルフ。ホークス先発は摂津。実績からみてホークスの勝ち。
4試合目 先発は谷元。ホークス先発は武田。不敵な新人にねじ伏せられ、ホークスの勝ち。
5試合目 先発は中村。王手をかけたファイターズが勢いで勝ち、日本シリーズ進出を決定。
6試合目 前日で決まったので試合なし。
7試合目 試合なし。

という訳で、どちらも2勝して(ファイターズは1勝のアドバンテージがあるので3勝目)、
5試合目が天王山という予想でした。
日曜日だし、ドームも満席に近い盛り上がりの中で決めてくれるはず。
最高だね~、と一人悦に入って5試合目のチケットを押さえました。
CSシリーズ初のチケットです。わく。わく。
ネットで予約したので、QRコードを印刷して受け取る仕組みでした。
はじめてなので、少々どぎまぎしたのは、さすがオジサンらしいかな!?
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ところが、結果は先に書いたとおりで、試合そのものがなくなりましたから
幻のチケットとなってしまいました。ありゃりゃ。

昨日の夕方時点では、初めてのプレーオフ観戦だったので楽しみにしていた半面、
ここまで来たら、勢いのあるうちに一気に決めてくれ、という気持ちもありました。
でも、今朝目覚めてみると試合がなくなって良かったという気持ちしかありませんから、
後者の気持ちが優っていたということなんでしょうね。
それに、早く終わったので、試合勘は別として、投手陣も休養がとれるので、
公式戦どおりのファイターズの勝ちパターンに持ち込め易くなるでしょう。
さてさて、27日からの日本シリーズが楽しみです。
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by capricciosam | 2012-10-20 09:28 | ファイターズ | Comments(0)

武田祭り!?

昨日は七夕。

「旧暦の7月7日に行われる年中行事。中国を中心に,日本,朝鮮にも広がる。
〈しちせき〉とも読まれる。7月7日を特別の祭日とする観念は,おそらく古い農耕儀礼に
起源をもつのであろうが,文献資料にのこるものとしては後漢時代の崔寔(さいしよく)
《四民月令》が最も古いものの一つである。そこには,この日に書物の虫干しをするほか,
河鼓(かこ)(牽牛)と織女の二星が会合するのにあわせて,人々は願いごとをするという
(牽牛・織女)。・・・」
(以上、コトバンクより引用)

北海道では一ヶ月遅れの8月7日にやることが多いようですが、
そう言えば東北の四大祭りのひとつ仙台の七夕も8月でしたね。
と、言うわけで久しぶりにこのバナーを。
ハナサケニッポン

さて、そんな日に札幌ドームではファイターズがソフトバンク相手に3連戦中。
しかし、かけつけたファンにとっては8回途中まで2失点とがんばった吉川を
援護できない打線にモヤモヤ感の残る試合となってしまいました。
結果的には対ソフトバンク戦は圧倒的な負け越しが続くことに。
6日は投手陣が踏ん張れず勝ち試合を逃すし、どうもいけませんなぁ~
かみあわない投手と打線。
どこかで、この負の連鎖を断ち切ってもらいたいものです。

しかし、驚いたのは相手先発の武田投手。

「プロ初登板初先発の高卒ルーキー武田は、球威ある直球に縦の変化球を有効に使い、
新人らしからぬ堂々とした投球で6回を1安打無失点、4三振2四死球と好投。
プロ初勝利を挙げた。(略)日本ハム打線はソフトバンクの投手陣を前に的を絞る
ことができず、3安打に抑えられた。」
(以上、サンスポ7/7より引用)

スタンドで観ていても、150km前後の直球で打者を追い込んでから
大きく曲がる変化球で打ち取るという堂々たるものでした。
落ち着いた投球には、敵ながら、あっぱれです。

さて、この3連戦は「北海道祭り」としてイベント中で、
道内各地から珍しい食べ物が提供されていました。
小生が食べたのは、稚内から出品されていた「おおなごの棒寿司」と
「ほっけメンチかつバーガー」の2品。
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これは好奇心からのチョイス。
バーガーは会場で、棒寿司は帰宅してからそれぞれ食べましたが、
「おおなご」も「ほっけ」も、うまく調理してありました。
ただ、B級グルメとして光るためにはもう一工夫あれば、とも思いました。
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by capricciosam | 2012-07-08 05:29 | ファイターズ | Comments(0)

まさかのホーム3連敗

今朝は予報どおり朝から雨です。
「雨の日と日曜日は」
もとい、「雨の日と休日は」なので、カーペンターズでも聴きたい気分です。
そんな訳で、今日は一日中まったりとして家で過ごしています。
なにしろ、昨日まではいろいろと慌ただしく過ぎたので、
少しホッと一息つきたい気分に満ちています。
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写真はGW前半にオホーツク海に面した某町で見かけた旧い農器具。
バターかチーズをのばすためのもの、と推測したのですが‥

5月3日の昨日は、今年初の札幌ドーム見参。
もちろんファイターズの応援です。相手はソフトバンク。
和田、杉内、ホールトンと先発投手が大量に抜けたものの、依然強敵です。
しかも、このカード、1戦目はリードした9回裏に守護神武田久が打たれ逆転負け。
2戦目も同じくリードして救援の谷元が打たれ逆転負け。
それぞれ、先発の多田野、八木が試合を作っただけに、大誤算でした。

4万人以上のファンで満杯。
先発ウルフもがんばったのですが、相手先発の新垣もナイスピッチングで、
7回裏二死満塁のチャンスも打線が繋がらず得点できません。
結局、ソフトバンク助っ人のペーニャの2本塁打の前に散りました。

まさか、まさかの、ホームでのソフトバンク3連敗。
自慢の救援陣が打たれるという意外な展開だっただけに、
3戦目こそはやってくれるだろう、という意気込みででかけたのですが‥残念。

ところで、打線はつながりを欠き、打っても凡フライが目立っていました。
打線全体で、意欲が空回りしている感じです。
焦りなんでしょうか。
ああまで湿った打線を見せつけられると、小谷野、中田の2割を切る打者については、
一旦、二軍で調整させるほうが良いのではないか、と思ってしまいます。
特に、栗山監督が中田選手は4番(として育てる)と明言しているものの、
彼が4番の重圧にあえいでいるようで、ここまでやると逆効果ではないのか。
まぁ、きっかけがつかめれば、それなりに打てるのでしょうが‥
打てない選手がいると、まわりが変に力んで調子を崩しているようで、心配です。

一応、7回にはジェット風船を飛ばしてきましたが、最終回の勝利のゴールドは持ち帰り。
そんな訳で、未だに気分はモヤッとしています。
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<追記5.4>
上の記事を書き終えて、今日のTV中継を見たのが3回表から。
3回裏には中田選手の3ランホームランで先制し、小谷野も5打数2安打1打点。
おまけに稲葉選手の250本塁打のメモリアルアーチまで飛び出し、
9点をとってオリックス相手に大勝しました。
連続でドームに駆けつけたファンは溜飲を下げたことでしょう。
しかし、こういう批判めいた内容は時期尚早ということですね。
と言うわけで、小生も栗山監督同様、長い目で見守ることにします。
それにしても、一日違いで、こうも違うんだからなぁ‥
次回足を運んだ時は、ぜひこういう展開となることを期待しています。
ガンバレ!ファイターズ!!

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by capricciosam | 2012-05-04 17:56 | ファイターズ | Comments(0)

薄氷を踏む思い

4月9日テキサス州アーリントンで行われたレンジャーズVSマリナーズ戦に
ダルビッシュが登板し、メジャー公式戦にデビューした。

「5回2/3 8安打5失点で1勝目。
調子は最悪でしたが粘り強く、気持ちも強く持って投げました。
毎年最初の登板は気持ちと身体が一致せず苦労してるな〜。
でも打線が4本塁打で逆転してくれて勝てました! チームが勝って良かった!」
(以上、ダルビッシュのツィッターから引用)

録画予約しておいたので、夕食後観ましたが、まさか、まさかの
1回で50球近くの制球難には、昨年の開幕戦での大乱調を思い出しました。
ここ数年は、公式試合でも開始早々の制球難が目立っていましたが、
海を渡っても、収まるどころか、ひどくなったようで心配です。
しかし、この試合だけで全てが決まる訳ではありません。
次回の登板には、もっと安心して観ていられるはずです。

『降板する時の様子が「一番印象に残りましたね」と話した。
「ダッグアウトに下がっていくとき(ファンに向かって)帽子を取らなかった姿が
すごくよかった。この内容では…というプライドが見えた」とイチロー。』
(以上、スポニチ4/10より引用)

イチローの見立てを信じて、次回登板に期待します。
ガンバレ! ダルビッシュ!!
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by capricciosam | 2012-04-10 22:52 | ファイターズ | Comments(0)

レコーディング現場に参加してみた

秋の好天に恵まれた3連休。
「お見舞い」、「寺参り」、「墓参り」と年相応(!?)の過ごし方をしていました。
でも、最終日は少しだけ楽しみも。
3位オリックスを向かえての3連戦最終日に日ハム応援です。
一応、今シーズン最後の観戦だったのですが、前日までにすでに2連敗しており、
気分的には盛り上がらないまま札幌ドームに向かいました。

9月に入ってからの打撃不振は目を覆うモノがあります。
前日までの戦いでも打線がつながらずに得点できない試合が多すぎます。
結果は、得点を上げられず、なんと3連敗。
これで引き分けをはさんで7連敗となり、1位ソフトバンクに追いつくどころか、
ますます離されてしまい、3位オリックスとの差が縮まるばかり。

「打てない。(略)日本ハム打線は底なし沼に両足を突っ込んでしまったようだ。(略)
それでも工夫の余地はあったはずだ。セーフティーバントで揺さぶったり、
バットを短く持って単打を狙ったり。いわゆるいやらしい野球だが、
日本ハム打線は淡泊な攻撃に終始した。(略)試合後、チーム関係者は言った。
「(略)穴の空いたバットでは打てない」。稲葉、糸井ら主軸にけが人を抱えるハンディもあるが、
貧打が続く打線へのもどかしさが思わず口をついて出た。
(略)何でもいい。沼から抜け出すきっかけが欲しい。」
(以上、北海道新聞9.25より引用)

2連敗した後に、スポンサーである地元紙に正面切ってこう書かれましたが、
3日目も結果は変わらず。
ホント、勝利が良薬なんだろうけれど、良薬を手に入れるきっかけが欲しいよ。
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試合終了後は、ファン参加型の共同チャリティCD制作現場に参加してきました。
この3連戦の間、毎日試合終了後に希望者だけ3塁側に集められて、
松山千春さんの「大空と大地の中で」を歌い、収録するというものです。
選手の歌声はすでに収録済みだそうで、当日会場に流れたのは中田翔選手の歌声。
これが松山千春さんの歌声によく似ているんですね。
この歌声に併せて、練習一回、本番一回で終了。
練習では小生も歌いましたが、本番は撮影に専念していました。
撮影しながら聴いていたのですが、ファンの皆さんもとても上手で聞き惚れました。

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by capricciosam | 2011-09-26 06:54 | ファイターズ | Comments(2)