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ガイドドッグオープンデー余談

■ ふと耳に入ったのは…
  
  さまざまな盲導犬たちとの楽しい一時も過ぎ、
  会場を退出しようとした時に、耳に飛び込んできたのが、
  会場の屋外で流れていた音楽だった。
  
  ボズ・スキャッグスの「WE'RE ALL ALONE」
  20年以上前の懐メロが、どうして、と虚をつかれた
  思いがした。
  愛しい彼女とのラブソングなんだけれど、あのボズ
  独特の鼻にかかった甘い声で歌われると、タイトル
  からして盲導犬とユーザーとのつながりに感じられて
  くるから不思議。

  No need to bother now
  Let it out,let it all begin

  
  今じゃあ悩む必要は何もない
  解き放って、すべてを新たに始めよう
  
  恋に悩む二人のための歌詞も、盲導犬とユーザー
  にもそのまま置き換えられそう。
  オープンデーも最後は音楽が意味深に心に響いて
  会場を後にした。
 
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by capricciosam | 2005-04-26 22:42 | 音楽 | Comments(2)

ガイドドックオープンデー2005②

■ 老犬ホーム
  
   協会の構内のあちこちには盲導犬や訓練中の犬たちがいる。
   それはそれで、若く、かわいらしくて来場者の人気を集めている
   のだが、それとは別に施設内でもひときわ人だかりが目立つ
   場所がある。それが「老犬ホーム」だ。
   
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   盲導犬として活躍して、体力の衰えとともに一線からリタイアした
   彼らをひきとって、死ぬまでの余生のめんどうをみている。
   
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   彼らの老化は後ろ足からくるそうで、床にしいたふとんに
   寝そべって下半身を動かさずにいるものもいる。
   それに比べリタイアしてまもない犬たちは外見上は結構活発。
   
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   一般に、現役で活躍している盲導犬は吠えないようだ。
   ここ老犬ホームでも同様だが、昨年は忘れられない光景を
   偶然目にした。
   かつてのユーザーがリタイアした老犬を訪ねてきたところらしく
   ユーザーが犬の首を抱きかかえて、「元気でいたのか」と頭を
   なぜてやると、犬も嬉しそうに前足をしきりに出して吠えていた。
   現役であった時は、決して吠えることなく、感情を押し殺して
   自らの果たすべき役目に徹していたのだろう。
   ユーザーにとっては「大事な目」であり、なによりもかけがいの
   ない大事なパートナーであった訳だが、犬にとっても一生の
   大半をともに過ごした大事な相手であったわけだ。
   それが、かつての役割を投げ捨ててしまったかのようにして
   感情を露わにして吠えている。
   その絆の強さを目の当たりにして、心動かさずにいることは
   難しかった。
   
   構内の片隅には天寿を全うした老犬たちの慰霊碑があり、
   毎年供養が行われている。
   慰霊碑には「霊犬安眠」と刻まれている。
   この日も女の子が慰霊碑にお水をかけて手を合わせていた。
   
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   その様子をカメラに納めてから、私も少々厳かな気持ちで
   手を合わせた。
   
    
   
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by capricciosam | 2005-04-26 01:12 | 時の移ろい | Comments(5)

ガイドドッグオープンデー2005①

■ 晴れて良かった

  昨日の荒天がウソのように晴れ渡った日曜日。
  北海道盲導犬協会に足を運んだ。
  映画の「盲導犬クイール」や「どうぶつ奇想天外」等で
  盲導犬も少しは普及してきたのかな、という感じはするが、
  全国で活躍しているのは約900頭程度と必要とする盲人
  の数に比べて意外に少ない。
  4月の第4水曜日は国際盲導犬学校連盟が提唱する
  「国際盲導犬デー」で、毎年その近くの日曜日に協会が 
  施設解放と盲導犬とのふれあいを企画して
  ガイドドッグオープンデーを開催している。
  
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  今年も招待状を片手にそわそわしながら訪問した。
  会場に到着してみると、すでにおおぜいの人でにぎわっていた。
  
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  施設内や犬舎を見学したり、盲導犬と記念写真を撮ったり、
  盲人用具を見たり、体験歩行をしたりと結構楽しめる。
  特に、体験歩行は年々人気が高まっているようで、
  今年もとうとう体験できずじまい。
  体験はアイマスクをして疑似盲目状態にしてハーネスを
  握って盲導犬に誘導してもらって近所を歩行体験する、
  というシンプルなもの。一見たいした事なさそうだが、
  「見えない」というのは健常者にとってはすごい恐怖
  なんだろうな、というのは端で見ていてもわかる。
  歩行開始から当分の間は大体は腰がひけている。
  そのため、外見上は犬に引っ張られているような感じだ。
  いかに、「見えている」ことはすごいことか。
  
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by capricciosam | 2005-04-24 23:58 | 時の移ろい | Comments(0)

VHS vs β②

■ 規格の統一が実現か

  以前、このブログで次世代DVDの規格が統一されずに
  二つの陣営で争われていることを書いた。
  しかし、両陣営を代表するソニーと東芝で話し合いが始まり
  一ヶ月以内には統一されるらしい、と報じられている。
  きっかけは、両社のトップが交替することが明らかになった
  ことから、と伝えられているが、統一は消費者のニーズに
  適ったことで、歓迎すべき動きであることは、言をまたない。
  VHSとβ陣営の対立という、かつての愚行は繰り返しては
  ならない。
 
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by capricciosam | 2005-04-21 23:14 | 時の移ろい | Comments(0)

どうにも

■ ひっかかる

  ①果たしてホリエモンは所期の目的を達成したのかな?
  会見では「想定内」とは言ってはいたが…
  ライブドアは自らのネット事業を拡張していくために既存メディア
  との融合をねらいとしていたんだろうが、そのターゲットとなった
  フジテレビとの資本&業務提携がなったとは言っても、具体的
  な詰めがこれから、という内容では、虎の子のニッポン放送株を
  差し出した割にはとても等価なものを得たとは思われない。
  後日そのなんとか委員会が空中分解してしまうことはないのか。
  しかも、フジテレビに出資するどころか、逆に乗っ取られるかも
  しれない恐れのあるフジテレビからの出資を受けるとは。
  素人目には不可解な「おとしどころ」としか思えない。
  その上、結局はライブドアが数百億円の利益を得た訳だから、
  やはりマネーゲームだったようにも見られて不思議ではない。
  これではホリエモンの意図とは違うんではないのか。
  「勝者なき決着」だったのだろうか。
  どうにも、スンナリとは腑に落ちない終わり方だ。

  ②「ベルリン響破産」って、先月来日したあのベルリン響のこと?
  ネットニュースを見ていたら、たまたま目に入った。それから、
  気になったので調べてみたが、どうやら異なる団体のようだ。
  この団体は、「ベルリナー・シンフォニカー」と言い、来日したのは
  「ベルリナー・シンフォニー・オーケストラ」と言うのだそうだ。
  どちらも日本では「べルリン響」。まぎらわしい。
  北海道でも札幌交響楽団が破産の危機に直面したのは、つい
  最近の事。運営を改革したり、楽員の努力もあって、今シーズン
  は定期2日公演化までにこぎつけたのは、アッパレなこと。
  どんな組織も人工的につくられている訳だから、継続するため
  には、やはり人工的な営み(努力)が必要なのだろう。
  しかし、いずれにせよ解雇される団員には気の毒なこと。
  オケの数も少なくなれば、当然「すそ野」は狭まる…  
  昨今のクラシック新譜の少なさを思うと、つい悲観的に…
  
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by capricciosam | 2005-04-18 23:50 | 時の移ろい | Comments(2)

息吹②

■ すくすくのびる
  
  朝から晴れて良い天気。少々肌寒いが、良しとしよう。
  朝食後は冬囲いをとったりして久しぶりに庭仕事。
  今冬は雪が多かった影響か、花木の枝も結構折れていた。
  「あちゃ~、楽しみな枝だったのに」
  枯葉や枯れ枝をとってやって、少しサッパリしたかな。
  先週みつけたチューリップはスクスクのびている。
  季節の移ろいを敏感に感じて成長する姿はたくましい。
  ついでに冬タイヤも交換しようかな、と思ったが、待てよ、
  まだ油断できないかな、と思い直して来週まで延ばすことに。
  家の中に入り、ブログを書いていたら、
  窓の外ではみぞれが降っている。
  やれやれ、今年はスンナリ暖かくならんなぁ~。
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by capricciosam | 2005-04-17 16:11 | 時の移ろい | Comments(2)

アマでもできた

■ 「すごいこと」

  合唱指揮者の関屋晋さんが亡くなられた。
  惜しくも実演には接したことはないのだが、あるCDとの出会い
  が、お名前を知るきっかけだった。
  小澤征爾氏がベルリン・フィルの定期演奏会で指揮した時に、
  関屋氏の率いる合唱団(なんと、アマチュア!)が参加して
  大成功を納めたのだが、そのとき実演し、録音したCDが
  オルフの「カルミナ・ブラーナ」で、私としても初のオルフ体験
  だったが、これは大いにうけた。
  出だしの「おお、フォルトナ」のノリの良さ。
  ロックコンサートにも使われるというのが、よくわかる。
  なんでも、このコンサートはベルリン・フィルにもうけたらしく、
  「いつでも戻って来て、ベルリンで演奏会をしてください。
  うちの定期でやります。」というくらい歓迎されたらしい。
  なんと画期的なことか!
  これが1988年のこと。
  それから10年後に関屋氏は「コーラスは楽しい」(岩波新書)
  という、氏の人生そのものズバリのような本をだされた。
  その第6章には「ベルリンでカルミナ・ブラーナを歌う」として、
  当時の様子が描かれている。まさしく、興奮と感激の連続だった
  ようで、氏と合唱団員にとっても忘れられない一時となったことが
  わかる。
  本文中でも触れられているが、翌年もジルヴェスター・コンサート
  によばれてベルリンを再訪しているのだが、一回目はベルリンの
  壁があったのに、翌年いったらもう壁に穴があいていたそうです。
  歴史的にも大きなターニング・ポイントのあたりでした。
  関屋氏は本の中でこうも書かれています。
  「音楽に限らず、日本の文化のあり方の問題点と思うのは、
  ごく限られた専門家というか、エリートをつくるのに熱心で、
  広がりについて無関心だということです。広がりがなくては、
  頂点の高さも本物ではない。」
 
  「合唱の楽しみ方は人それぞれ、いろいろなかたちがあるのです」
  いまさらながらですが、私も肩肘張らずに楽しんでみたいと考え
  ます、それが少しでも「広がり」につながると信じてですが。
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by capricciosam | 2005-04-11 22:23 | 音楽 | Comments(5)

息吹

■ こんなところにも

  雪のある間はバードテーブルに訪れる野鳥にばかり
  関心がいっていたが、雪どけとともに、ツグミやシメも
  さっぱり顔をださなくなり、このごろはスズメとヒヨドリ
  ぐらい。ちょっとさびしいね。
  庭の雪もどんどんなくなってきたと思ったら、そこには
  昨年植えたチューリップが早くも芽吹いていた。
  依然、寒い日もあるというのに、植物の生命は
  たくましいものだ。
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by capricciosam | 2005-04-10 10:58 | 時の移ろい | Comments(2)

ポカポカ

■ ブルッ

   風は冷たいが、晴れるとそれなりに暖かい。
   たまった雑事を片づけていたら、もう一日が暮れる。
   夕方には、図書館にでかけて、雑誌を読んでくる。
   お目当ての新刊本が所定の棚になく、カウンターに
   申し出て借りることに。
   なんでも、不心得者がでたせいでチェックすることに。
   帰ってこない図書も年間相当数になるらしい。
   豊かさと引き替えに失いつつあるもののひとつが
   モラルとは、言い古されてきたことなのだが、
   やはり、心が寒くなる話だ。
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by capricciosam | 2005-04-09 23:56 | 時の移ろい | Comments(0)

バチあたり②

■ とは、こんなヤツを言うのか

  京都府にある新興宗教の教祖が少女への暴行容疑で
  逮捕された。
  TVでは活動や説教の様子が繰り返し報道されていた。
  驚いたのはこんな説教の一節。
  「私を信じるというのなら、なにもかも捨ててついてきなさい。
  物質的なもの、お金も、家庭も、子供も…」
  マインドコントロールされていたら、信じちゃうんだろうな。
  捨てたものが結局、教祖に差し出されるようなシステムだった、
  としたら、それは「偽善」そのものだろう。
  こんな極端な発想を本気で口に出すやつが、魂の救済を
  しなければならない真の宗教家であるはずがない。
  しかし、報道されていることが事実なら子供達に同情を禁じ
  得ない。
  そもそも、被害者の親たちが入信したことによって、
  巻き込まれた訳だから、親には期待できることが少ないが、
  一刻も早く、この「宗教まがい」から距離を置いて、
  子供達の心の傷を癒すことが重要だ。
  しかし、こいうい事件はやりきれないものだ。  
  
   
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by capricciosam | 2005-04-08 23:59 | 時の移ろい | Comments(1)