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大胆に変えてきたPMF2010

先日発表されたPMF2010ですが、
スケジュールチラシを手にとって、ビックリです。
内容や構成を大胆に変えていて、実にチャレンジングです。

例えば、開会式がなく、いきなりオープニングコンサートです。
PMFオーケストラが登場するのも、7/18の芸森からで、
7/24・25はオペラをやって、あとは7/31のみですから、わずか4回。
これまでは、異なる指揮者で土曜日Kitara、日曜日芸森をセットとして
6回楽しめたのですが、今年は回数を減らしています。
そのうち2回はオペラ(演奏会形式)ですから、交響曲等の演奏会としては2回。
「え~っ」
それに今年は「PMFファカルティ(教授陣)」となっていて、
従来の前半ウィー・フィルメンバー、後半ベルリン・フィルや北米オケメンバー
という構成から、かなりウィー・フィルメンバーが減り、
音楽監督のファビオ・ルイジの関係する欧州オケからのメンバーが増えています。
そのため従来のウィーン・フィルメンバーだけのPMFウィーン演奏会はなく、
混成教授陣によるPMFファカルティ・リサイタルが多く設定されています。
蛇足ですが、特別支援企業からJALの名がなくなっています。
これは、やむを得ません。長年支えてくれたことに感謝です。

「かなりドラスティックに変えたなぁ‥」

まぁ、しばらくモデルチェンジしなかった車のようなもので、
目先を変えて、リフレッシュしようということなのでしょうか。
それとも、もっと教育的側面からの深い意図があるのでしょうか。
教育するという側面からは多少の定番化、マンネリ化は避けられないのでしょうが、
演奏という創造的行為にはあまり歓迎すべきことではないのでしょう。
新たな息吹がPMFに吹き込まれることになると良いですね。

とは思う反面、仕事をやりくりしてでも聴きたい、という意欲があまり湧きません。
従来のパターンに慣れすぎている保守的客層の一人としては
正直、とまどいが先行しているからなのでしょう。
さて、来月の発売開始までアレコレ迷ってみますか。
足を運ぶ回数はいつもの年よりは減るんじゃないかな‥なんとなくですが。
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<追記3.30>
PMFオーケストラの演奏会の回数ですが、ピクニックコンサートを
忘れていました。これまでが7回、今年は5回に訂正します。
従って、交響曲等の演奏会は3回です。
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by capricciosam | 2010-03-29 23:45 | 音楽 | Comments(0)

安永徹・市野あゆみ&Friends@北広島市芸術文化ホール

昨秋、この会場であった室内楽の演奏会で今夜の演奏会を知り、
楽しみにしていた。
Friendsのお二人も室内楽中心に活躍されているようで、
常設クァルテットではないものの、合奏能力は高そうだな、
という印象を抱いていた。

1曲目モーツァルト/ピアノ四重奏曲第1番
冒頭から決然とした雰囲気が漂い、聴き応えのある曲だけに、
ある面奏者の技量が高くないと楽しくない曲、とも言えるのだろう。
それだけに、少々おっかなびっくりの気持ちもなくはなかったが、
たちまちのうちにそんな気持ちはどこかにいってしまった。
もちろん、安永さんがリードする場面は少なからずあったが、
むしろ各メンバーの自発的に演奏する姿が印象深い。
それでいて、曲としての統一感が素晴らしく、
事前に抱いていた漠然とした期待は裏切られることはなかった。

2曲目ベートーウェン/弦楽三重奏曲
初めて耳にしたが、強い推進力が全体を貫く印象が残った。
3人ともしきりにアイコンタクトをとっている訳ではなく、
1曲目と変わらない合奏の姿なのだが、紡ぎ出される調べには
いささかの乱れも感じない。

3曲目シューマン/ピアノ四重奏曲
ピアノ五重奏曲とともに有名らしいが、小生は初めて。
ロマンテックでありながら、輝かしさも持ち合わせるこの曲は、
演奏会の最後をしめくくるにふさわしく、十分楽しめる一曲でした。
第4楽章の息詰まるような終結部は極上で、終わるとともに
会場のあちこちからブラボーが飛んでいたのは宜なるかな。
アンコールはなかったが、十分な内容に満足、満足。

<蛇足>
今夜の演奏会はchamber music series VOL.1となっていたので、
いつかあるVOL.2が楽しみなところです。
3/25は旭川市大雪クリスタルホール音楽堂で。
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by capricciosam | 2010-03-23 23:02 | 音楽 | Comments(0)

札幌交響楽団第527回定期演奏会@Kitara2010

2曲目にラフマニノフ/交響曲第2番
「尾高&札響によるラフマニノフの2番」
この組み合わせは2005年9月の第481回定期演奏会以来、実に5年ぶり。

あの時も指揮者とオケが一体となった名演に演奏会後も
感動の余韻がしばらく続いたものでしたが、時を経て、
さらにブラッシュアップされたような印象を覚えました。
各パート(特に、管楽器)がさらに充実した響きを聴かせてくれ、
指揮者とオケが一体となって、この曲の大きな叙情とうねりを
あますところなく描き出していたのは大収穫。
時が経つのを忘れて聴入っていました。

尾高監督は5年前同様、暗譜でとおしており、
明らかに自家薬籠中の一曲なのでしょう。
このコンビの充実期の記録として、セッションでなくてもライブで
かまわないのでこの曲のリリースを期待したいところです。

1曲目は三善晃/交響三章
曲自体の千変万化するかのごとき様は、確かに密度が濃い感じはするが、
聴く側にも相当の「気合い」を求めるためか、
決して耳になじむ曲とは言い難く、共感までには至らず。

「オーケストラの日」協賛事業として、今回は休憩時間に
尾高監督のトークが15分程ありました。
その中で、三善晃さんはお仲人さんであること、
「交響三章」はオケにとっても指揮者にとっても難曲で、
指揮者が振り間違えるとたちまち崩壊すること、尾高さんとしては
この曲の振り納めと考えていること等をお話されていました。

また、ウィーンに留学されていた頃のエピソードを紹介されていました。
それは、ザルツブルグでカラヤン指揮の歌劇を聴こうと、当日券売場の
長い列の最後尾に並んでいたら、リムジンから降り立った紳士に
当時としても高額なチケットをただで譲ってもらったということでした。
紳士は急用ができたのですが、わざわざザルツブルグまで迂回して
そういう行為にでて、当日の空席を減らすように務めたということを
言いたかったようです。
それを聴いて改めて会場を眺めると、なる程、ちょいと空席が目立ち
8~9割の入りでしょうか。
札響は定期会員のマイシートの寄付というシステムがあり、
有効活用を図っているようですが、やはり演奏者には
空席よりは満席のほうが、モチベーションアップとなるのは間違いないことで、
キャンセルされたチケットの有効活用制度は、もっともっと定着していく
べきなのでしょうね。
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by capricciosam | 2010-03-20 23:09 | 音楽 | Comments(0)

更新の途絶えている話題

そういえば、最近我が家の餌台に集まる
鳥たち(スズメやヒヨドリ)の話題がないですね。
すっかり関心がなくなった訳ではなく、相変わらず
餌を置いては毎日観ない日はない生活を送っています。
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上の文は、実は鳥に関するラスト記事の中の一文です。
写真も当時のものです。
もう一年以上前になります。
自分でも少々驚く位、期間が開いてしまいました。
その間に、今ではこの文をそのまま使うことができなくなる
変化がありました。

最大の原因は餌台を撤去したことです。
従って、餌を置くこともなくなりました。
餌もないと、鳥も正直でほとんど姿を見かけなくなりました。
我が家をスルーして飛んでいるんでしょうね。

撤去の理由は、いくつかあります。
もともと餌台が冬季間の除雪の邪魔になる位置にあったことです。
なにしろ夏場に無計画に設置したものですから、これは誤算で、
毎冬ちょっとした悩みになっていました。
でも、鳥たちの魅力が勝っていたので手つかずだったのですが、
鳥インフルの流行では、ちょっと深刻に考えました。

インフルそのものの脅威はありますが、やはり、近所への迷惑に
なってはマズイだろうなぁ、との思いに至ったことが最大の理由でした。
住宅街の上、我が家から見える範囲で餌台に餌をおいていたのは
我が家以外にはなかったものですから、仮に発生したら迷惑も甚だしい、か。
やはり、地域に暮らす者としてはそんな心配もしなけりゃなりません。

もちろん、餌を置かないということも考えましたが、
餌の食べ残しや鳥の糞があるため、どうしても清潔に保っている
とは言い難いものがありました。
特に、スズメの大量死の一因としてサルモネラ菌が考えられ、
対策として餌台を清潔にすることが挙げられることも、
少なからず影響していると思います。

そんな訳で、昨春、とうとう撤去を決断した次第です。
ホームセンターで材料を買ってきて自作しただけに、
愛着はあったのですが、やむを得ません。

この冬は、庭で鳥のさえずりが聞えなくなり、「沈黙の冬」でした。
当初は物足りないと思ったものの、順応性が高いのか、
あきらめが良いのか、今じゃなじんでいます。
お陰で、除雪はスムーズになったのですが‥

でも、やはり鳥が気になります。
散歩している時など、気になって仕方ありません。
すると、鳥影が薄いような気がしてなりません。
例えば、スズメです。
餌台があった当時は個体数が回復したように感じていたのですが、
やはり、あの「チュン、チュン」という鳴き声が聞えない。
回復したという判断は早計だったのか、と不安になります。

生態系が一定不変とは思わないのですが、
身近な野生だけに、やはり気になるところです。
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by capricciosam | 2010-03-12 22:57 | 時の移ろい | Comments(0)

予習しつつ、復習してみた

冬季オリンピックに関する報道はスポーツ記事でも見かけなくなりました。
いっときの熱狂ではあるのですが、なかなか印象深い大会でした。
選手の活躍はもちろんなのですが、同じアジア勢として中国や韓国との
獲得メダル数の差が話題になっていました。

曰く「韓国選手団は日本選手団の半分程度なのに、メダル数が倍以上」
曰く「両国の予算は100億円以上なのに、日本はその3分の1程度」
曰く「その少ない予算を事業仕分けでさらに減らそうとしている」

確かに、予算そのものは意外に少ない感じで、ビックリしましたが、
一方でただ予算をかけるとメダル数は増えるのか、というのは疑問なところ。
むしろ、韓国の予算と派遣選手規模から推測できるのは「選択と集中」
ということなのではないか、という点です。
自国のメダル有望種目へは、思い切って予算を手厚く配分し、
上位入賞が難しい競技については選手そのものの派遣を中止している、
のではないか、ということです。
結果的にはメダル獲得数で国別対抗をしているようなものですから、
戦略が理にかなっているということなのだろうと思います。
この点に関する詳細な解説や報道を見かけないので、あくまで私の推測です。

ところで、スケートは健闘したものの、やはり中国、韓国に差をつけられている
ためなのか、早速次期大会で30歳以上となる選手を強化指定しない、
という見直し策を発表しています。
年齢だけで線を引くという考えはいかがなものか、という声もあるでしょう。
しかし、やはり何大会出場しても成績が振るわない、力が落ちている場合は、
選手のみなさんも、アスリートの宿命として、ごく当たり前のこととして
受け止めていくんじゃないかな、と思うのです。

それから、事業仕分けについては、独立法人や公益法人等に巣くう
天下り役人等のムダの排除、削減が主目的であることを考えると、
この手の非難は情緒的で、的外れではないのかな。
国家的破産に限りなく近づいている危機的財政状況では、
ムダを排除した結果の削減に聖域はあり得ないのでしょう。

ちょっと、長々と書いてしまいました。
今夜久しぶりにN響アワーを観たら、セミヨン・ビシュコフ指揮で
チャイコフスキー交響曲第4番を演奏していました。
なかなかの熱演でしたね。
ビシュコフさんは若くして頭角を現した方で、いっときCDを次々リリース
していたのですが、小生が所有しているのは写真のCDのみ。
ちょいと予習を兼ねて聴きながら書いています。
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by capricciosam | 2010-03-07 23:52 | 時の移ろい | Comments(0)