<   2010年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

引退。最低でも退陣。

鳩山総理は福島大臣を罷免するに当たって、
「慚愧に堪えない」という表現を使っていた。

慚愧とは、
「自分の見苦しさや過ちを反省して、心に深く恥じること。」
(デジタル大辞泉より)
とあるが、これは何も罷免だけの話ではないだろう。
迷走に次ぐ迷走を続けた自身の普天間問題に関する不明に対しての
ものでなければならない。

普天間問題に関しては総理自身の言葉でいろいろ報道されてきた。

「普天間基地は国外へ移設すべき。最低でも県外。」
「トラスト・ミー」(オバマ米国大統領に対して)
「普天間の海を埋め立てるのは自然への冒涜だ。」
「私には腹案がある。」

どう考えても自民党政権当時まとめた案(以下、「現行案」という。)とは
違う形のものがでてくるのかな、と考えるのが妥当ではなかろうか。
結果は言うまでもない。
それでも、
「辺野古ではあるが、環境に配慮してあるので現行案ではない。」
と、強弁するが、外形的にはそのまんまだろう。

この数ヶ月、基地負担に苦しむ沖縄県民の期待を大いに膨らませて
挙げ句大きな失望に陥らせた自身の言葉の軽さが招いた不始末ぶりこそ、
慚愧そのものである。
その上、民主的手続きにより行われた政権交代そのものの意義すら
くすませかねないという恐れがある。

確か総理就任当初ではなかったかと思うが、自民党政権時代の
総理経験者が退陣後も依然議席を有して院政を敷くことを批判して
「私は総理を辞したら政界を引退する」
と発言していたと記憶する。
「責任を全うする」という強弁をして総理の座に居座り続けることも
考えられるが、これだけ総理の発言を軽くして、信頼感を失わせた方が
統治のトップに居座り続けられても、財政をはじめとした様々な課題を
解決できるリーダーシップがとれるとは考えにくい。
もう自身の賞味期限が切れたことを自覚して決断すべき時なのではないか。

<追記6.2>
今朝両院議員総会で辞任を表明する。
また、次のようにも表明した。

「総理の影響力をその(退任)あと、行使し過ぎてはいけない。
私は次の総選挙に出馬しない」と語り、次期衆院選には
出馬しない考えを表明した。」
(以上、毎日新聞より引用)

この点は、有言実行なさるようですね。

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by capricciosam | 2010-05-30 07:40 | 時の移ろい | Comments(0)

仕事場拝見

風が少しあったものの、まあまあの好天に恵まれた一日でした。
今日は母とカミサンの三人でおばの見舞いに。
おばも状態が安定しているようで、ひと安心。
久しぶりに3人ででかけたので、見舞いの後は市内某所で一休みしてお茶。
帰宅後はカミサンと散歩し、庭の草むしり。
4月以来の天候不順のせいにして、しばらくサボっていました。
お陰で雑草が幅をきかせています。

「いかんなぁ~」

夕食後は録画していた「D!アンビシャス」を観ました。
佐々木譲さんの直木賞受賞後からの近況が取材されています。
中標津や夕張での交流も描かれていたり、
小説新潮の表紙の撮影現場が、実は札幌だったというのは驚きでした。
でも、どのくらいの枚数撮影されたのか触れていませんでしたが、
ワンカットのためとは言え、なかなか大変ですねぇ‥

そして、中標津と初公開の避難所の仕事場を拝見しました。
中標津の仕事場の様子を拝見しながら、
閉鎖された「佐々木譲のプッシュピン」で書かれていた記事を
断片的に思い出していました。
なるほどすごい蔵書に囲まれていますね。

プッシュピンの記事からは、避難所はもっとシンプルな空間を想像していた
のですが、案外たっぷりとした空間で快適そうな雰囲気でした。
そこで、新たな作品に取りかかる際の「決め事」を公開されていました。
それは「テーマ曲を決める」ということでした。
これをすることで作品全体のトーンが決まるとのことです。
取材時には、さっそくCDを手にとって、執筆中の作品のテーマ曲を
紹介されていましたが、説明されていた「哀調を含んだ行進曲」には、
さすがプロ作家らしい言葉のセンスだなぁ、と頷いていました。

ところで、避難所のCDの再生装置はミニコンポのようでしたが、
中標津の仕事場ではアナログレコードを聴かれています。
最近の記事での真空管アンプは、どうやらこちらに設置されたようですね。
で、この時佐々木さんが聴いていた曲、いわゆるベト7を久しぶりに聴きたくなりました。
写真のカザルスはこの時90歳を越えていますが、演奏は年齢を感じさせません。
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by capricciosam | 2010-05-23 23:58 | 時の移ろい | Comments(0)

リサイタルの余韻

「宮崎県の口蹄疫はいつ終息できるのだろう」
「四季劇場も正式発表か」

帰宅してからニュースを見ていても
断片的に先夜のリサイタルが思い出されます。
なかなか素敵な一夜でした。
改めて、ヴィオラの魅力に触れたように思います。

ところで、今井信子さんがヴィオラに取り組まれたきっかけは、
「1964年、桐朋学園オーケストラのアメリカ・ツアーでコンサートミストレスを務め、
そのままアメリカに残り、タングルウッド音楽祭で小澤征爾指揮ボストン響の
R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」を聴いたことをきっかけにヴィオラに転向する。」
(以上、Wikipediaより引用)
ということらしいです。へぇ~

また、世界的なヴィオラ奏者であるらしいということを私が知ったのは
いつ頃のことだろうか、と、記憶の糸を手繰ってみたら、思い当たったのが一枚のCD。
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約20年前に、一大プロジェクトとしてサイトウ・キネン・オーケストラが
当時のメジャーレーベルPHILIPSからCDデビューした時に
メンバーリストに掲載されていました。
そう言えば、小澤さんの右横に見えるビィオラ奏者は今井さんなのかな?
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by capricciosam | 2010-05-18 23:56 | 時の移ろい | Comments(2)

今井信子ヴィオラリサイタル@江別市えぽあホール2010

ヴィオラの独奏というのは、聴けそうで聴けなかったもののひとつ。
それで、ちょいと足を伸ばして江別市まで聴きに出かけました。

1曲目シューマン/幻想小曲集からピアノの伊藤恵さんとの
絶妙なやりとりが始まります。

2曲目テレマン/無伴奏ヴィオラのための12のファンタジアより第3番&第4番
今井さんの独奏により、古楽の趣きを湛えた曲の中に、ヴィオラの芯のある
落ち着いた響きが心地よい。

3曲目シューベルト/歌曲より
都合4曲演奏されたのですが、ちょっとした趣向が。
会場で配布されたパンフには4曲の詩の概要が掲載されていたのですが、
前半の2曲「音楽に寄す」「セレナード」(白鳥の歌より)では、
演奏の前に伊藤さんがその概要をマイクを持って朗読。
そして、後半の2曲「道しるべ」「春の夢」(以上、冬の旅より)は今井さんが、
同じようにマイクを持って朗読しました。
4曲とも声部をヴィオラが担う訳ですが、時にはしっとりと、時には雄弁に
歌い上げていくのですが、違和感は感じず、楽しめました。

4曲目武満徹/細川俊夫編曲/ア・ストリング・アラウンド・オータム
2006年2月の札響定期のオール武満プロで一度聴いています。
あの時はヴィオラの地味な響きのせいか、聴いていた3階まで十分届かず、
十分味わったとは言い難かったのですが、今夜は小ホール。
案の定、よく響きます。
目をつむって聴いていましたが、武満の響きが脳裏を駆けめぐり実に刺激的。
今井さんも唯一暗譜で通したのは、やはり初演者としての蓄積でしょうか。

5曲目フランク/ヴィオラソナタ
有名なヴァイオリン・ソナタのヴィオラ版。
第一楽章のためらいがちな内省的雰囲気などは、ヴァイオリンより
この曲の雰囲気を伝えているような気がしてならない。
ピアノとの呼吸も合い、この曲の魅力を伝えていました。
拍手も今夜一番でした。

アンコールは2曲
うち1曲はヘンデル/Lascia ch'io Pianga
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<追記5.18>
アンコールがわかりました。
1曲目ヘンデル/細川俊夫編曲/私を泣かせてください
2曲目パラディス/シチリアーナ
1曲目は輸入盤しか所有しておらず邦題がわかりませんでした。

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by capricciosam | 2010-05-16 22:47 | 音楽 | Comments(0)

行楽日和@しずない桜まつり

昨夜の道内ニュースでは「静内の桜が明日満開」とのこと。

道内の桜の名所と言えば道南の松前、函館五稜郭が有名ですが、
日高管内の新ひだか町静内にも有名なところがあります。
二十間(約36m)の道路幅の両側に植えられた桜が約8kmに
渡って続く桜並木です。
樹種の大半は道内ではホピュラーなエゾヤマザクラらしいので、
ソメイヨシノのような桃色一色感にはやや欠けるのですが、
それでも大木が多いので見応えはあります。
恐らく直線的なスケールでは国内でも有数の規模ではないでしょうか。

「そう言えば、しばらく行ってないよなぁ‥」

ここの桜も一回行ったきりで、しばらくご無沙汰。
しかも開花始めくらいの状態だったので、満開は見たことありません。
でも、明日は好天らしいので絶好の行楽日和。
と、言うわけで今日は20年以上ぶりに訪れてみました。

日高富川で高速を降りて一般道に合流するところで若干渋滞したくらいで、
あとは、車もほぼ順調に流れています。
楽勝と思いきや、二十間道路に入った途端に超ノロノロに。
結局、奥に設置されたイベント会場までの数kmだったのですが、
お陰で両側の桜をゆっくりと車内から鑑賞できました。
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いや~、満開は初めてですが、見事ですなぁ~
しかも、快晴無風ですから、こりゃたまらん、です。

イベント会場の駐車場に到着してからは、
枝振りの良さそうなところでシートを敷いて遅めの昼食。
会場手前のコンビニと会場内で仕入れたものです、ハイ。
なにせ急遽決定したものですから、準備する時間なし。
さっそく「満開の桜に乾杯!!」
とは言っても、ハンドルを握るので当然ノンアルコールでした。
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by capricciosam | 2010-05-15 23:10 | みて楽しむ | Comments(2)

ネット選挙運動の解禁

GW以来の更新です。
異常なくらいの低温で桜の開花の遅れていた北海道にも
ようやく開花の季節が訪れました。
しかし、今年は、えらいこと待たされたような気がしますなぁ‥
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さて、ちょいと旧聞に属しますが、こんな報道がありました。

「与野党は12日午前、「インターネットを使った選挙運動の解禁についての
各党協議会」(座長・桜井充民主党参院政策審議会長)を国会内で開き、
現在は禁止されているホームページ(HP)とブログの選挙期間中の更新を、
夏の参院選から解禁することで大筋合意した。」
(以上、読売新聞より引用)

「やっと前進したか」

この件に関しては、昨年の衆議院議員選挙後の記事でも書きました。
ネットが発達したご時世に制限しているほうが選挙民の知る権利侵害というもの。
一票を投じるにふさわしい候補は、と悩む民にとって、判断材料は多い程良い。
選挙公報よりふんだんな判断材料を提供してくれるはずですから、
選挙民の見る目を肥やす方向に働いてくれる効果も期待できるはず。
HPやブログのように、いくら発信しても見る側からアクセスしない限り
なんらの影響も及ぼさないような運動は、見る側に選択権がある訳ですから、
選挙に及ぼす影響は限定的でしょう。

ところで、参議院選挙ですが、与野党ともに擁立してくる
いわゆるタレント候補には、少々うんざり。
各党とも選挙の票欲しさというのが見え見え。
選挙に関する基本的考えは平成になっても昭和の臭いがプンプン。
候補らは、おしなべて国家的危機に直面しつつある現状に対する具体的政策や
具体的ビジョンも持ち合わせている気配もなく、抽象的に自分の立ち位置の
分野の振興を言う。
あまつさえ、議員やりながらオリンピックを目指す!?なんて人も。

「片手間かい? 冗談だろ!?」

「財務省は10日、2009年度末時点の国債や借入金などを合わせた
「国の借金」(債務残高)が、前年同期に比べて36兆4265億円
(4・3%)多い882兆9235億円で過去最高になったと発表した。
(略)総務省の4月1日現在の人口推計(約1億2739万人)に基づいて
計算すると、赤ちゃんを含めた国民1人あたりの借金残高は約693万円となる。」
(以上、読売新聞より引用)

国会議員は予算案を審議する以上、国家財政に責任を有する訳で、
それなのに議員になってから勉強します、なんて態度なんですかね。
国家財政の破綻の危機が迫っている、というのに‥
ギリシャのようにはならない、なんて楽観論もあるものの、
二の舞にならないように、こうしたい、こうすべきだというような
見解を持った人なら歓迎なのだが、そんな人いたっけなぁ~!?
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by capricciosam | 2010-05-14 23:52 | 時の移ろい | Comments(0)

行楽日和@美唄

無計画に過ごすGW。
昨日は、連休中最高の天気に恵まれそうだったので、
母を連れ出してちょいと遠出してみました。

目的地は美唄市。
まずは、パークゴルフ。
小高い丘を利用した傾斜地に造成された3コースのうち、
比較的起伏のゆるやかな2コースを選んでプレーしてきました。
パークゴルフ好きの母も今年初めてだったらしいのですが、
こんなに遠出して楽しんだことはない、とのことで喜んでもらえました。

軽くひと汗かいた後はすぐ側にある温泉へ。
噴出している泉温は17.2℃なので冷泉ですが、
十分加温してあり、快適でした。
さっぱりして一休みしたところで館外に出ると、
鯉のぼりが五月の風に吹かれて泳いでいました。
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次に向かった先は、近くにある「アルテピアッツァ美唄」。
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「閉山になった炭鉱の学校跡地に、美唄市と、
地元出身の彫刻家・安田侃によって、
現在も創られている、野外彫刻公園」
(以上、アルテピアッツァ美唄HPより引用)

と、言うわけで現在進行形らしく、奥までいってみると、
いかにも造成中らしい土が剥きだしの場所には設置されたばかりの
作品があったりします。
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安田さんの作品は、札幌駅ステラプレイスやKitara等で頻繁に
目にする機会があるのですが、これだけまとまって鑑賞するのは
初めてでした。
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自然の中に忽然と現れる人工物の違和感にとまどいながら、
それを鑑賞することでインスパイアされる不思議な感覚を味わってました。

園内は芝生も多く、広々としています。
家族連れでいらっしゃる方も多かったようで、
子供たちが安田さんの作品のまわりで駆け回ったり
作品によじ登ったり、靴を脱いで人工川に入ったりで、
自由に触れて楽しんでいる姿が、なんとも微笑ましい限りでした。
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帰りの札幌へ向かう高速は、渋滞ではありませんが、交通量は多かったですね。
やはりGW終盤です。
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by capricciosam | 2010-05-05 07:14 | 時の移ろい | Comments(0)

昨日で良かった!?@VS西武

今日は朝から晴れて、日中の気温も上昇。
ちょっと風はあったものの、春を感じる暖かさとなりました。

昨日からGWの小生ですが、特に予定がある訳ではありません。
昨日の朝は、日本ハムの先発がダルビッシュと判ると、
どうにも気持ちが落ち着きません(ソワソワ)。

「2連勝で、このまま波に乗って3連勝のチャンスか!?」

チケットの販売状況をチェックしたら余裕タップリ。
こりゃ、見逃したらアカン(悪魔の囁き)。
そうだよな、たまにしか行かないんだから‥

そんな訳で、心の内なる悪魔の囁きに乗せられて、急遽札幌ドームへ。
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結果は、5-0で西武を完封。
今シーズン初の3連勝。

ダルビッシュは球威が落ちず、完投。
しかし、荒れ球が多く、暴投まであったから、
決して安心して観ていた訳ではありませんでした。
大体、ノーアウトで片岡のようなクセ者を四球で出塁させるんですから、
コントロールの不安定さは、どうもなぁ‥

打線もつながらない場面が多く、残塁が多かったのは少々残念。
やはり、昨年のような集中打がみたかったのですが、
それでも、得点が次々入るからボルテージは上がりました。
揚(よう)が打った場面では、思わずオヤジギャグを口走る始末
「よ~う、やった!!」なんて、ね(お粗末)。
やはり、勝った試合だけに応援のしがいがありました。

今日は、最初だけTVで見て、いろいろ用事をこなしていました。
そのひとつの洗車を終えて、ラジオをつけたら、もう9回。
どうなったかな、と思っていたら二岡のホームランがでたので、
「おっ、ひょっとして今日も勝ち!?」
しかし、時既に遅し。
後続が断たれて1-4でゲームセット。
昨日以上の観客でほぼ満員だったようですから、惜しかったなぁ‥
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前に座っていた女の子のYMCAダンスがかわいいかったので、思わずパチリ。
昨日は、たくさんの子供たちが試合に積極的に参加。
各ベースまわりの整地にもトンポを持って参加したり、
グラウンドボーイ、ファイターズガール、場内アナウンス、
オルガン演奏etc
でも、極めつけはヒーローインタビューでしたね。
まさか、インタビュアーも子供だとは思いませんでした。
ダルビッシュ相手に堂々たるものでした(アッパレ!)
こういう積極的な取り組みが将来のファン層の開拓につながるのでしょうね。
感心して見ていました。

<追記5.8>
今日は函館で楽天との試合。
エース同士のダルビッシュと岩隈の投げ合いは、案の定投手戦。
結局、二人が降板した延長10回に日本ハムのサヨナラ勝ち。
ところで、5/1の勝利者インタビューの最後。
インタビューした子供「函館の楽天戦でも必ず勝ってください。」
ダルビッシュ「はい、必ず勝ちます。」
(あれ、やけに函館にこだわるなぁ!?)と、ちょっと印象に残ったのですが、
この時のインタビューした子供はどうやら函館の子だったらしい。
きっと応援していただろうな。
それにしても、良かったねぇ~

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by capricciosam | 2010-05-02 22:13 | みて楽しむ | Comments(0)