<   2010年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧

赤塚不二夫展@大丸札幌店2010

この暮れの押し詰まった時に、なんともユニークな企画展が
開催されていたので、買物のお供ついでに覗いてきました。
企画展はギャグ漫画で一時代を築いた赤塚不二夫さんに関するものです。
(先日からちょっと旧い話ばかりで恐縮です。)
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展示の中心はトキワ荘時代含む初期の頃からの原画。
思わず読んでしまったために、少々時間もかかりましたが、
なにしろひとり笑ってしまうことが多々あり、
挙動不審者と間違われないか、と冷や冷やものでした。
しかし、会場で鑑賞している他の人も似たような反応の人も
いない訳ではなかったので、小生の笑いもまあ素直な反応なんだな、
と自分を納得させていました。
でも、今読んでも実際面白いんだから凄いものです。

ところで、認識を新たにしたことが原画の線や色使いの丁寧なこと。
生前の破天荒な言動やエピソードから、なんとなく
作品のタッチもラフなものだろう、と勝手なイメージを抱いていたことが
恥ずかしくなるような見事な仕上げで、一点一画に込めた赤塚さんやスタッフの
仕事ぶりに感動してしまいました。
この辺りに気づきだしてから、襟を正して見入ることになりました。

まあ、「おそ松くん」から親しんだ世代としては、懐かしさが主体の
軽い気持ちだったことは否めませんが、改めて赤塚さんの開拓された
ギャグ漫画が単なるナンセンス(死語?)なだけでない、実にシュールな世界にも
踏み込んでいたのだなぁ、と感心してしまいました。
特に、ナンセンス度が高い漫画としては「天才バカボン」が有名ですが、
確かに、一歩間違えば「悪ふざけ」と糾弾されそうな実験的手法も試している
ことには驚きました。
まあ、ある程度のわがままが通用する立場に立ったからこそできた、
という側面も確かにあるのでしょうが‥

まあ、そんな小理屈を言わなくても楽しめることは間違ありません。
最後の展示スペースでは多くの漫画主人公だけでなく、いろんな分野の有名人が
イヤミの「シェー」をやっている写真がパネル展示されていました。
ホント、私もよくマネしましたが、改めて世間に与えた影響の大きさを
伺わせるなぁ、と関心しました。
そして、思わず唸ったのが、出口のところに書かれてあった次の言葉。

「私は2008年8月をもって、赤塚不二夫から不二院釋漫雄
(ふにいんしゃくまんゆう)に改名するのだ、ニャロメ」

展示を観ていくと、赤塚さんは生前一度だけ改名されていたそうです。
それで、これは二度目でもあり、ラストの改名であることが
鑑賞者にはわかります。

改名も読み方によっては戒名。
しかも、自分の死も笑い飛ばしてしまうその着想の凄さ。
(最も、ご本人とは書いてなかったので、ひょっとしたらお嬢さん!?)
戒名をここまで笑いのめした例は知りません。傑作。

ところで、赤塚さんの告別式でのタモリの弔辞は、
淡々とした調子とは裏腹に内容が実に心のこもったもので、
当時、小生も胸打たれたものでした。

「私も、あなたの数多くの作品のひとつです。」

しかも、実は白紙の弔辞だったらしいとわかった時の驚きはなかったです。
まるで「勧進帳」です。
パフォーマーとしての面目躍如だと思いました。



ところで、「あと一日で新年なのだ。これでいいのだ。」
なんてことを言っちゃったりなんかして(と、広川太一郎さん風)、
以上で年内の更新を終えます。
今年も駄文におつきあいくださりありがとうございました。
皆さま、どうぞ良い年をお迎えください。

<追記12.31>
YouTubeのタモリの弔辞をアップできました。
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by capricciosam | 2010-12-30 23:47 | 展覧会 | Comments(0)

60年代フォーク&ポップス

「Today」という歌が気になって、いろいろ調べたら
結局、1960年代フォーク&ポップスに行き着いてしまいました。

当時、リアルタイムで楽しむにはあまりにも幼すぎて、
ずっとあとからポップスに関心を持った時(要するにませた時ですね)に
時折ラジオから流れると、
「へ~、良い曲だな。なんていう曲なんだろう?」
と思ったのですが、題名とせいぜい歌手を知るのが精一杯という状態でした。
今のようにネットで検索するなんてことは、想像もできませんし、
あったら、もっと手軽に楽しめただろうなぁ、と思います、ハイ。

そのうち記憶の彼方になってしまったのですが、
今回の「Today」がきっかけで、懐かしい歌の数々に出会えました。
そこで、年末らしく、「私的思い出のメロディ<1960年代フォーク&ポップス編>」です。
曲順は思いつくまま、です。
なお、曲ごとの蘊蓄は興味が湧けば、ネット検索でもしてください。

まず、New Christy Minstrels といったら、やはりこの曲です。
「Green Green」

次に、Petula Clarkの「Downtown」
明るい歌声と覚えやすいメロディ。今じゃ、このタイプは希少、というより絶滅!?

3番目にはThe Seekersの「Georgy Girl」。
男女4人のグループとは全然知りませんでした。

4番目はRonettesの「Be My Baby」
ちと、音が低いなぁ‥それでも、パンチのある歌声は伝わると思います。

5番目はPeter,Paul&Mary。
「クリスマスの約束」で松たか子さんが歌った「500マイル」も見つけたのですが、
如何せん、画像と音が少々悪いので、別な曲を。
これも彼らの代表曲に含まれるでしょう。
「If I Had A Hammer」
そう言えば、Maryさんは昨年亡くなったんですね。合掌。

当時はベトナム戦争が泥沼化していた時で、反戦歌もさかんでした。
反戦フォークの女王と言えば、Joan Baez。
当時の「We shall overcome」を歌っている姿も見つけたのですが、
2009年イラン人のために歌う映像を見つけたので、こちらを。
歌詞の途中をイラン語(?)で歌われます。
そう言えばイランも治安が回復したとは言い切れないようですね。
彼女はすっかり白髪になったのですが、歌声はいまだ健在です。

「勝利を我らに」
まったく、不安が解消されず、閉塞感漂いっぱなしの世の中ですが、
いつかはこの状況が好転するよう期待したいものです。
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by capricciosam | 2010-12-28 00:13 | 音楽 | Comments(0)

クリスマスの約束@2010・余聞

オープニングとラストに全員で歌った「Today」ですが、
なんとなく旧いアメリカン・フォーク・ソングだろうな、という
勘はあったのですが、番組でも歌詞以外は特段のコメントがなく、
気になり調べてみました。

どうやら勘は当たっていたようです。

「ザ・ニュー・クリスティー・ミンストレルズ(The New Christy Minstrels)は、
1961年に結成されたアメリカのフォーク音楽バンド。男女混成の10人組
フォーク・グループで、リーダーのRandy Sparks(ランディ・スパークス)を中心に、
非常に分かりやすくポピュラーなフォーク・ソングで人気を集めた。代表曲は、
『Green Green』の他、『This Land Is Your Land』、『Today』、『Ramblin'』
などがある。」
(以上、世界の民謡・童謡より引用)

YouTubeにも彼らが「Today」を歌う画像がいくつかあったのですが、
番組での全員のコーラスと聞き比べるのも良いかと思い、
音声の良い(画面はスライドショー)ほうを貼っておきます。
オリジナルもしっとりと歌い上げており、良いですね。
スライドの最後は虚を突かれました。
いつまでもお元気で。
<追記2012.12.29>
残念ながら削除されてしまいましたので、別のを貼っておきます。


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by capricciosam | 2010-12-26 07:16 | 音楽 | Comments(0)

クリスマスの約束@2010

暮れのmy定番が放送された。
この番組で一年が終わろうとしていることを改めて実感する。
ホントに早いものだ。あの感動の大メドレーから一年も経つなんて。
さて、今年はどんな趣向が凝らされているのだろう。

1.Today オープニングは全員で。
旧いアメリカン・フォークのようなしみじみとした味わいが懐かしい。
でも、正直意外な感じ。込められたメッセーシは何だろう。

今年は「気のおけない歌仲間たちとのライブ」というコンセプトらしい。
そのせいか初顔合わせ的なスリリング感はなく、むしろ曲の合間の話も
堅苦しさもなく、at home的な雰囲気があふれている。
そして、以下参加メンバーがそれぞれリードボーカルをしていき、
他がコーラスにまわるという構成が基本に。

2.Hello,Again~昔からある場所~byJUJU
彼女もすっかり顔なじみに。聴かせる。

3.空も飛べるはずby大橋卓弥(スキマスイッチ)
NGとなるような歌い始めの弦が切れるハプニングも放送していました。
なるほど、彼の声はスピッツにも重なる雰囲気はあるな。

4.冷たい雨by山本潤子
当時、学園祭の仕事がいっぱいあって、オフコースがハイファイセットの前座を
していた。オフコースが初めてアンコールされたのが白百合女子大学だった、
との思い出を小田さんが披露。

5.ラブストーリーは突然にby小田和正
肩の力を抜いたような今回のアレンジも素敵です。

6.美しすぎてby根本要(スターダストレビュー)
ガロの「学生街の喫茶店」の裏面の曲。ホントはA面だったという
エピソードが披露される。

7.未来へ
8.長い間、以上メドレーでby玉城千春(キロロ)
出産子育て中には一時歌が嫌になっていたという話から、昨年の大メドレーに
感動して「あそこで歌いたいなぁ」と思ったという話に。
「言葉が響かない時、音楽を聴いて、心をもんで、言葉が届くようになった。」
音楽の力を感じさせる良い話です。
キロロのプロデュースを小田さんがやっていたかもしれないという話にはビックリ。

9.500マイルby松たか子
忌野清志郎さんの訳詩も素敵でした。

10.思い出はうたになったby根本要(スターダストレビュー)
この詩は歌い手をやってきた人なら共鳴できるだろうな、と思いました。
メロディが小田さん風なのは詩のせいなのか。

11.君が好きby清水翔太
「孫だな」には笑っちゃいました。

12.惑星タイマーby大橋卓弥(スキマスイッチ)
「全力少年」が簡単には歌えないようにしたとの話に、なるほどネ。

13.小さな恋のうたbyキヨサク(モンゴル880)
「歌っていいな、音楽っていいなと改めて思いました」
オリジナルはもっとワイルドな感じなのでしょうが、このアレンジもなかなか。

14.Today この歌の意味を伝えて最後に全員でもう一度。
「昨日の栄光や明日への約束ではなく、今日という「今」を生きる」
メッセージのツボはここだったのかな。

アンコール:MY HOME TOWNby小田和正
やはり、横浜ですからね。良い締めでした。
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by capricciosam | 2010-12-25 19:40 | 音楽 | Comments(2)

トロンLEGACY@映画2010

初めて家電売場で3DTVを観たら、なるほど立体的に見えることに驚いた。
でも、想像していた立体感と違っていたことは、画面よりも観る側に
飛び出してくるというのではなく、むしろ画面のむこう側の奥行きが
作り出す立体感というものだった。
ちょうどステージ上の奥行き感とでも言ったらよいのだろうか。

この段階では、映画のアバターや3Dアニメも観たことがなかったので、
今回のトロンが映画では初めてということになる。
やはり、同じような見え方になるのだろうか。
未知のデジタル世界を想像力を駆使して、しかも3Dで描くのだから、
さぞかし、と期待して出かけたのですが、結論から言うと、
宣伝ほどの3D効果は感じられず、この点に関しては「?」だらけでした。
ただし、字幕だけは、くっきりと浮き出ていましたから、
「あ~、3Dなんだな‥」と。
むしろ、予告のディズニー映画のほうが、よほど立体感があったのは
なんとも皮肉な話です。3Dメガネ代300円を返してほしいな、というのが
正直な気分です。

どうも、最初からけなしたようになったのですが、これは3D効果に関しての話。
映像やストーリーそのものは十分楽しめました。
ストーリーは単純化して言うと、「未知の世界からの脱出モノ」ですが、
荒唐無稽と言えばそれまでの構成を補って余りあるのが映像の臨場感で、
これには驚きました。
この辺の作りの丁寧さは大したもので、想像力とそれを実現する技術力には
依然かの国との差があるように感じてしまいます。

ところで、エンコム社が世界で初めて株式を上場するのが東京株式市場で、
失踪した父は禅により瞑想にふける、なんて、あたかも日本市場を意識している
のかな、というシーンもありましたね。
それから、白色光に覆われた部屋に古典的家具が置いてあるシーンには、
思わず「2001年宇宙の旅」のラストシーン近くを想像してしまったのは
小生だけでしょうか。

かなり前に公開された前作はいまだ観たことはないのですが、続編としての
性格もあるようです。
でも、独立した作品としても鑑賞に堪えられる仕上りにはなっていましたから
久しぶりの映画でしたが、十分楽しめました。
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by capricciosam | 2010-12-19 23:09 | 映画 | Comments(0)

鳩る人は政治に必要か

16日の北海道新聞の「卓上四季」に、大修館書店が全国の中高生から募集した
「『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう国語辞典!」の今年の作品の一部が
紹介されていた。
「鳩(はと)る」「小沢(おざわ)る」と政治に敏感に反応している様子がうかがえる。
しかし、その意味するところが、なんともネガティブで、現在の政治のシーンでの
トップクラスがこれじゃあね、とでも言うような反応が感じられる。

例えば、「鳩(はと)る」とは、①考えや行動がぶれること
②親離れできなくなること、と痛烈だ。
そのくらい、鳩山前首相(以下、「H氏」という。)の首相在任時における「ぶれ」は
子供たちの目にも明らかだったという訳だ。
なんとも情けない話だ。

社会人にとって言葉と行動が大切なことは言うまでもないが、
理念やビジョンを語ることで評価される政治家にとっては、
行動も大事なのだが、特に「言葉」の重みが増す。
その語る「言葉」を信じて一票を投じるのだから、当たり前な話だ。
しかし、H氏は首相退陣後は政治を引退すると明言していたにもかかわらず、
今日、地元で引退を正式に撤回した。
唖然とするばかりだ。

「もとより政治家の言葉が軽くあってはならない」と述べたが、「国益に
資するよう行動で示していく」と釈明した。」
(以上、毎日新聞より引用)

「国難というべき時に、自分だけ首相を終わったから『はい、さようなら』では
失礼ではないか」
(以上、朝日新聞より引用)

「民主党の友愛の体質が壊れ始めている」
(以上、読売新聞より引用)

もう、何をか言わんやです。
この程度の理由で世間一般の多くが納得するとでも思っているのでしょうか。
むしろ、あきれかえる人が多いのではないでしょうか。
確かに、民主党への高い期待感が政権交代後の短期間で大きな失望感に
変わっているという事情はあるのだろうが、その一因として普天間基地移設での
H氏の迷走ぶりにもあったと思っているのは小生だけだろうか。
H氏が期待を大きく失わせる一因を作り、その当時の言葉の軽さは
首相というポストを傷つけた功績こそあれ、尊敬を勝ち得ることは
なかったように思う、と言ったら言い過ぎだろうか。

むしろ、政治に携わる者として、また日本の最高権力者を経験した者として
その発する言葉の重みを日本国民へきちっと示すためにも、
H氏は前言を翻すことなく、このまま政界を引退するべきだろう。
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by capricciosam | 2010-12-18 23:47 | 時の移ろい | Comments(0)

佑ちゃんが入団会見

今朝はどんより曇っていて、冷え込みました。
でも、そんな冷え込んだ朝だというのに、札幌ドームには
大勢の人が斉藤佑樹投手の入団会見のために並んだ
というのですから驚きました。

会見には約8000人が集まったそうです。
数字ではちょっとピンとこなかったのですが、
TVで見てもスタンドを埋めるファンの数に正直ビックリです。
さすが、佑ちゃん人気。
と言うか、4年前の甲子園の因縁があるからなおさら注目されるし、
その分、割り切って期待もされるというものですよ。

4年前は、確かに、三連覇目前の駒苫の前に立ちはだかった「壁」で
あったことは歴史的事実ですからね。

「4年前の夏の甲子園決勝で駒大苫小牧高を破ったことに触れ、
「もしかしたら、道民は嫌な思いをしているのかもしれないので、
同期の入団選手と比べてマイナスのスタートと思って、
一生懸命がんばります」と話し、気配りトークに思わずうなずくファンも。
(以上、北海道新聞から引用)

その気配り、アッパレ!でないかい。

確かに、あの日の戦いは忘れることはないんだけれど、それは、それさ。
道民はそんなに根に持つような人は少ないとおもうけどな‥
逆に、ガンバル姿にきっと盛大な声援を送るとおもうのですが。
目指せ、開幕一軍。

それにしても、梨田監督の次の一言は良かった。

「ぜひ、札幌ドームで楽天のマー君(田中将大投手)と
投げ合ってもらいたいね」と期待していた。
(以上、北海道新聞から引用)

そう、そう(笑) そうなんだよね~。
さすが監督、気持ちを読んでるなぁ~
しかし、実現したらプラチナチケットだろうなぁ‥(鬱)
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<追記12.11>
札幌ドームでの単独入団会見は2004年の新庄剛志選手以来2度目。
新庄選手の時は集まったファンが約2000人ということですから、
注目度、期待度がスケールアップしています。
また、奇しくも同じ日に楽天のマー君も契約更改を行い、
入団5年目で約2億円突破という快挙を達成しています。

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by capricciosam | 2010-12-09 22:14 | 時の移ろい | Comments(2)

おかげさまで6周年

拙ブログも徒然なるままに書き散らかして6周年になりました。
この間訪れていただいた方には感謝申し上げます。

5周年の折にtwitterに少し触れたのですが、
この一年を見ても、ネット発信の手段、ツールとして
ブログ以上に盛んになったように感じています。
ブックマークしている方の中でも両者を併用している場合が増えてきました。
そういった場合、頭に浮かんだ感想や意見をつぶやきという形で即応させ、
少し時間を置いてから、整理された感想や意見をブログで記す、
こんな使い分けのパターンが感じられます。
これにはtwitterの字数制限という要素も影響しているのかもしれません。
ただ、使い勝手の悪さよりも良さに向かうのが世の習いと捉えれば、
より手軽に使えるtwitterが勢いを増すことになるのかもしれません。

その証拠とでも言ったらよいのでしょうか、
記事更新が止まったままのブロガーの方も増えたようにも思われます。
もちろん、ネタ切れ、書くのに飽きた、あるいはPCに向かえない
なんらかの事情が発生したという事態も想像されますので、
一概に断定することは避けるべきだとは思いますが。
何れにせよ、ネット発信の手段としてどちらかに収束するというより
ツールの使い分けとして、しばらくは共存していくのではないでしょうか。

ところで、私ですか!?
twitterをやり始めると仕事中もつぶやきそうなので、
自分としてはなじまないなぁ、という程度のふっきれなさがあり、
まだやっておりません。
(仕事を辞めたら間違いなくつぶやきます、ハイ)
そんな訳で、これからもヨタヨタとブログを更新していきますので、
ひとつ、よろしくお願い申し上げます。
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by capricciosam | 2010-12-05 22:42 | 時の移ろい | Comments(4)

季刊ゴーシュの休刊

先日は地震で目が醒め、昨日は強風雨の大荒れの天気。
12月になったというのに、自然は冬まっしぐらでもなく、
なにかと寄り道して賑々しいですね。
それにしても暖かい。
まあ、来週は雪マークが多くなったので、いよいよなんでしょうが‥
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さて、季刊ゴーシュの24号が先日届きました。
前号に休刊の知らせが載ったことから覚悟はしていたものの、
いざ休刊前の最終号を手にすると、やはり寂しさが募ります。
すぐ目を通したのですが、いつにも増して記事や批評が充実していた
ように感じたのは、小生の惜別のあまりの感情がそうさせたのでしょうか。

2005年に創刊されて、年4回のペースで発行されてきましたが、
足を運んだ演奏会の感想をブログで記す身としては、
身近な道内のクラシック演奏会での批評が掲載されて、
多様な見方、聴き方を楽しみつつ、刺激を受けてきました。
それが、これから楽しめなくなるのは、やはり、残念。

「ご承知のとおり、ゴーシュはいわゆる商業誌ではありません。
主に北海道の音楽、芸術文化、メディアなどに携わる者たちが
同志・個人の立場で結束して「編集委員会」を組織し共同運営
している非営利の活動です。企画、取材、執筆、編集、発送、
そして定期購読者管理と普及など業務全般をすべて自前の努力で
行ってきました。こうした活動に皆様から今も変わらぬ強固なご支持を
頂いておりますが、この1年、専従スタッフによる商業誌でないがゆえに
自主活動の諸環境が整わなくなりました。」
(以上、季刊ゴーシュのHPに掲載された編集委員会の言葉から引用)

そういう事情ならば、これは受容せざるを得ないところです。
何よりも6年の長きにわたり発行にご努力された編集委員会の皆さんに
愛読者の一人として「拍手」と「ブラボー」を送りたいと思います。
お疲れ様でした。

蛇足ですが、年末にはゴーシュ好例のアンケートがありました。
「読者が選ぶベストコンサート」というものです。
ほぼ毎年投稿していたのですが、もうアンケート用紙も
同封されていません(当たり前ですが)ので、緊急企画で
「ひとりの読者が選ぶベストコンサート」をやってみます。
今年も先月を除けば、それほど足を運んではいないのですが、
まあ、なんとかベスト3くらいは選べるでしょう。

第一位 ジュリアーノ・カルミニョーラ&ヴェニス・バロック・オーケストラ
古楽という言葉のイメージをひっくり返す驚天動地の演奏。興奮。

第二位 今井信子ヴィオラリサイタル(ピアノ:伊藤恵)
名手お二人による絶妙な掛け合いに室内楽の醍醐味を満喫。

第三位 ファビオ・ルイジ&PMFオーケストラ
あのブルックナーはプロオケに匹敵する。聴き応え十分。

第三位 エリシュカ&札響第528回定期演奏会
好例のチェコ音楽シリーズ。両者の息もますますピッタリ。
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by capricciosam | 2010-12-04 22:25 | 音楽 | Comments(0)