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CSの戦い済んで

西武が3位に滑り込んできた時にイヤな予感がしていました。
どん底からはい上がってきた西武に対して終盤大失速したファイターズでは
単に3位対2位の戦いでは済まされないものがあったようで、
ファイターズは2連敗という最悪の結果でCSを終えました。
ここぞというチャンスに得点できるか、否か。
短期決戦ゆえ、やはり終盤の勢いの差が出た感じですね。

しかし、結果論ですが、昨日のダルといい、今日の武田勝といい、
何故好投していた先発にギリギリまで投げさせなかったのか。
それぞれ1失点はしたものの、継投した投手が打たれて逆転されるという展開を
2日続けて見せられると、素人でもベンチの采配に頭をかしげたくなります。
もちろん、CSの第2ステージを見据えてというのはわかるのですが、
一戦ずつを勝たなければ第2ステージなんて到達できない訳で、
この辺の妙なものわかりの良さが良くも悪くも今年のファイターズを象徴
しちゃった感じですね。

梨田監督も、ヒルマン監督の後で大変だったでしょうが、
結局4年間で3位、優勝、4位、2位と、Aクラス3回ですから、
成績としては申し分なかったのではないでしょうか。
阪神監督の線も消えたから、退任表明の「別な角度から野球を見てみたい」が
実現するのかな。お疲れ様でした。

それから、ファイターズはドラフト会議では注目の的でしたね。
7位のソフトボール部の大島匠選手は、群馬県出身で早稲田大学ですから、
なにやら佑ちゃんに似ています。何年後かに大化けしてくれることを期待しましょう。
ですが、なんと言っても1位指名です。
強行指名した東海大学の菅野選手は挨拶に訪れたスカウトに授業を理由に
会わずじまいだし、祖父の東海大学顧問は人権蹂躙と言ったり、一浪を示唆したり
ですから、2006年の長野同様袖にされる可能性は大きいのかな、と心配です。
長野を思い出して、なにやら巨人との因縁を感じるのは考えすぎかな!?
確かに、事前に指名挨拶がなかったことは礼を失するとは思うものの、
別に球団に義務づけされたものではないし、ルール上は指名する自由はある訳です。
確かに、ドラフトという好きな球団を選ぶことができない制度については
完全に是とはしませんが、プロ野球でやる、という見地に立てば
どこでやろうと問題はないはずではないのでしょうか。
実際、どこでもOKと表明して進んだ選手のほうが大成しているように思うのですが。

楽天のマー君のツィートから、引用させてもらいます。
「t_masahiro18」はマー君で、「faridyu」はダルビッシュ選手です。
両名とも、どこでもOKと表明してプロ入りしたはずです。

@t_masahiro18全くもってその通りですよね
RT @faridyu: そもそもそんな「空気」あったらいけないですよね。
全ての人、球団に平等であるべき。
RT @shimon3petoro11: @faridyu ダルビッシュさん!!
記事で、「空気読めない日ハム」とか書かれていますが、どう思いますか?

菅野選手には、巨人じゃないとイヤ、という狭い考えを持たずに、
冷静に判断してくれることを期待したいところです。
そんな考えはファンが持てば良いのであって、プロのプレーヤーが持っても
決して褒められる類のものにはならないように思います。
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by capricciosam | 2011-10-30 23:49 | 時の移ろい | Comments(0)

ファイターズのチャリティCD

9月23日からの3日間は札幌ドームでファイターズが試合を行いました。
その中でちょっとした趣向があったことは、先日の記事でご紹介したとおりです。

「今回は東日本大震災復興チャリティとして、スタジアムご来場のファンの方々と
ファイターズ選手一同が、北海道を象徴・代表する歌である松山千春さんの
「大空と大地の中で」を歌い、チャリティCDとして販売するという、
これまでにないファンと選手による共同企画を実施いたします。
北海道道民の心を被災地へ義援金という形で届けます。」
(以上、北海道日本ハムファイターズHPより引用)

あれから発売を楽しみにしていたのですが、ついに手に入れました。
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構成はCD+DVD(選手のみなさんの収録の様子)で、
CDは選手がリレーしながら収録した分と後半にファンが参加した分です。

さっそくメイキングDVDから見ました。
選手の皆さんは収録は結構真剣なんだけれど、やはり楽しそうに歌われています。
見ているこちらも、なんだか楽しくなってきます。
次に、CDをメイキングの映像を思い浮かべながら聴きました。
選手のみなさんだけでも結構いけましたが、やはり1日だけでしたが
収録に立ち会った身としては、ファンの歌声が重なってくる2曲目が感動的。
年甲斐もなく何故か胸がジーンとしてきます。
原曲の良さももちろんあるのでしょうが、大勢が心ひとつに歌っている事実にも
心動かれるものがあるのじゃないかな、とつい思ってしまいます。
そして、選手でただ一人代表してメッセージを書いているのは石井裕也選手。
聴力障害のある彼にも参加する「場」を用意した配慮にアッパレです。
再びジーンです。

これは良い企画でしたね、ホントそう思います。
一時の熱は冷めてしまいがちですが、時間が経っても被災地を支援する姿勢を持続し、
しかもファンを巻き込んで実現した今回の企画は見事です。
CS開始前のタイミングでの発売でしたが、「梨」が去ったら、「栗」が来る気配濃厚であったり、
ダルは海を渡るらしいとの噂が喧しい限りですが、
選手のみなさんは雑音に惑わされずに、まずはCSをガンバッテもらいたいものです。
ガンバレ!ファイターズ!!
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by capricciosam | 2011-10-19 22:01 | 時の移ろい | Comments(0)

札響名曲シリーズVol.2@Kitara2011

今回は狂詩曲と奇想曲のみによる演奏会。
狂詩曲、奇想曲とは「19、20世紀の曲種名で、自由奔放な性格をもち、叙事的、
民族的な色彩を帯びることが多い。」「19世紀、気まぐれな性格の器楽小品。」
(以上、YAMAHA音楽辞典より引用)
というように、一定の様式にとらわれずに作曲者が気の趣くままに書かれた作品
のようで、プレトークの方もおっしゃったように「聴く方も肩肘張らずに気軽に楽しむ」
ことができる仕掛けのようだ。

当日演奏されたのは以下のとおりです。
1 ドヴォルジャーク スラヴ狂詩曲第3番
2 チャイコフスキー イタリア奇想曲
3 リスト(ミュラー=ベルクハウス編)ハンガリー狂詩曲第2番
4 シャブリエ 狂詩曲「スペイン」
5 エネスコ ルーマニア狂詩曲第1番
アンコール フチーク フローレンス行進曲

4を除けばスラブ色満載で、エリシュカさんにとってはお手のものなのでしょう。
はじめて耳にした1,5では、5は楽しめたものの、1はあまり楽しめず。
1は出だしが「我が祖国」のようにハープの独奏から始まるのですが、
有名な「スラブ舞曲」ほどのまとまりが感じられず、印象には残りませんでした。
2は管楽器群の健闘もあり、色彩豊かな明るい曲調をよく表現していました。
3は未聴と思っていたのですが、出だしを聴いて「おっ、昔聴いたことあるぞ」と
思い返した一曲でした。とは、言ってもディスクは所有しておらず。
ちょっと編曲が異なっているのですが、懐かしさ満載でした。
4はわずか7分程度の小品ながら、演奏も良く、楽しめました。

最後に、御歳80歳のエリシュカさんですが、相変わらず指揮ぶりは
颯爽としており、札響から充実した響きを引き出す様には圧倒されます。
聴衆の高齢者のほうが、よほど足下が覚束ない感じです。
年金制度の見直しにともなって、定年延長や年金開始年齢の引き上げが
噂されていますが、高齢者になっても老け込む訳にはいかないなぁ~
なんてことまで思った一時でした。
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by capricciosam | 2011-10-15 20:00 | 音楽 | Comments(0)

この俺のブルース口ずさむ

63歳ですか。
同年代の歌い手が現役でやっているんだから、まだ死ぬ歳じゃないよ。
好きなもので身を滅ぼすと言いますが、柳さんはお酒だったんですね。
柳ジョージさんの太いハスキーな声で歌うブルースロックは結構好きでした。
柳さんと言えば「雨に泣いている」。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。


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by capricciosam | 2011-10-14 23:44 | 時の移ろい | Comments(0)

クマとリンゴ

最近の話題から。

道外の人には「北海道の人はクマを飼っている。」なんて悪い冗談も
本気で受け止められたりした時もあったようですが、これは相当昔の話。
正確な情報も伝わったようで、昨今はとんと聞かなくなりました。
確かに、クマは生息しているのですが、さすがペットにはならないし、
人間の生活圏にはめったに侵入してこないため、
大騒ぎになることも少ないのですが、今年は違いました。
札幌でも山に接する市街地での時ならぬ"クマ出没騒ぎ"。
あの辺りは、札幌でも閑静な住宅街と言っていいのかもしれません。
直接的には山のエサとなる木の実が不作であることが原因らしいのですが、
昨年は豊作で繁殖行為が盛んだったらしく、子グマが増えて、全体の数は増えた
にもかかわらずエサ不足に直面したということが原因のようです。
なんとも皮肉な結果ですが、出没した地区の方にとっては、
そんなことよりも安全の確保が最優先でしょう。
その後の追加目撃情報は聞かれませんが、
根雪になるまでは警戒を解くわけにはいかないでしょうね。
お疲れ様です。

iMac、ipod、iphone、ipad
エポックメイキングな製品の数々。
アップルユーザーではないためか、前CEOのステーブ・ジョブズ氏が亡くなられた
ことで世間が大騒ぎしていることが、正直ピンときませんでした。
その後、彼に関するいろいろな情報を改めて読んでみると、
その発想と行動力の独創ぶりは、群を抜いていたようですね。
いろいろな発言が残されているようですが、
2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチは特に有名のようですね。


stay hungry,stay foolish
どん欲であれ、愚直であれ

骨太かつシンプルな言葉ですが、その含蓄故に時間とともに色褪せることはないのでしょう。
しかし、あと10年でも生きていてくれたら、どんなイノベーションでさらに世の中を
あっと言わせてくれたのでしょうか。そう考えると、惜しい限りです。
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by capricciosam | 2011-10-13 22:52 | 時の移ろい | Comments(0)

小椋佳・歌談の会@札幌ニトリ文化ホール2011

前半は小椋さんの語りを交えて7曲。
1 しおさいの詩
2 さらば青春
3 少しは私に愛を下さい
4 シクラメンのかほり
5 恋語り
6 甘いオムレツ
7 愛燦燦

曲間の小椋さんの語り。
淡々、訥々とお話になるのですが、これがおもしろいんですね。
開演前のアナウンス(飲食は禁止、携帯の電源を切るetc)をネタに
どうぞ自由に食べてください、こんな時代何があるかわかったもんじゃないから、
携帯の電源は入れてかまわないですよ、なんてことを平気で言って会場を和ませます。
傑作だったのは3のネタばらし。
作家というのはいろんな感情をこめて愛や恋の作品を作るんだけれど、
詩の一節「一度も咲かずに散ってゆきそうなバラが鏡に映っているわ」は
自分の事だというんですね。
当時、日本勧業銀行から派遣されてシカゴの大學に留学していて、
3日遅れの日経新聞を読んで日本の情報をつかんでいた。
ある時、一面トップに日本勧業銀行と第一銀行の合併が載っていた。
「えっ、俺どうなっちゃうんだろう。僕に知らせず勝手にやって」
という困惑や恨み節を愛の歌にしたというんですね。
帰ってから歌詞全体を読んでみたのですが、確かにそういう風にも解釈できます。
これが創作のおもしろさであり、解釈の多様さを生むんですね。

「小椋佳は作家と言っているけれど、作家じゃない。
何故なら、全部自分で歌っているじゃないか。
作家は誰かに提供して初めて言えるんだ。」
なんてことを言われだして、初めて他のアーティストに提供したのが4。
布施明さんの大ヒット曲で、一世を風靡した曲です。
布施さんがお礼しますからと言ってくれたが、いつまで経ってもお礼が届かない。
変だなと思っていたら、布施さんの事務所の方から先日しましたから、と言われた。
実は、勤務先の銀行に預金したから、ということだった。
いや、そういうことじゃないんじゃないか、と言って笑わせます。

楽器も弾けない、オタマジャクシも読めない自分が、ここまでやってこれたのは
数々の出会いのお陰だし、さらにルーツは両親だと思う、とおっしゃいます。
飲食業を営む両親が音楽好き。父は琵琶を、母は三味線を弾く。
5は父を、6は母を歌ったものだそうです。
特に、百貫デブ、よく殴られたとお母さんをこき下ろし気味に話されていましたが、
甘いカレー、甘いオムレツのエピソードには母を追慕する気持ちが溢れていました。
戦中戦後は砂糖は貴重品。そんな中を生き抜いてきただけに、
家族への愛情の表れとしての砂糖だったんでしょうね。
我が母も砂糖を多用する口なので、このエピソードには共感できました。

来年1月には67歳になられる小椋さん。
勤めていた頃、企業の社長室にはウルマンの青春なんてよく掲示されていたけれど、
いくら「こころの若さ」だと言っても、この歳になるとそうは言ってられない。
最近同窓会に出ても、若い頃の天下国家やどう生きるべきかなんて話題じゃなく、
病気や墓といった加齢による話題ばかり、といって会場を笑わせます。
ほぼ満席に近い会場もほぼ同年代中心ですから、身近で共感できるんでしょうね。

後半は三味線の高橋考さんやバックメンバー4名も参加して歌綴り「轍(わだち)」。
小椋さんは語りなのですが、他の方は纏火消し、一膳飯屋の娘、桶職人、米問屋
といった登場人物になって、セリフ入りで30分程の物語を。
みなさん、しっかり話されて良い人情噺に仕上がっていました。
合間に何曲か歌が入るのですが、小生がわかったのは「ただお前がいい」だけでした。

最後に「組織化から個へ」なんて少し固いお話をされていました。
「組織へ帰属」なんて言ったりなんかして、小椋さんの素の知性が。
8 流されはしなかった

<アンコール>
まず、高橋さんが一曲「合歓の恋歌」
終えて登場した小椋さん
「アンコールは日本の悪しき慣習ですね。僕、もう67歳ですからね。
おいしいお酒とカニが待っているんですよ。」
と、言って笑わせます。そして、良寛さんの「散る桜 残る桜も 散る桜」と
山岡哲舟の「蝸牛 登らば登れ 不二の山」を紹介。
後者については、果たしてかたつむりが富士山に登れるのか、と考えちゃうけれど、
「その姿こそ美しい」のが含意ではないか、とおっしゃっていました。
そして最新アルバムから「祭り創り」を歌ってお開きに。
ここで20時30分。
18時30分開演ですから2時間ちょうどですが、楽しい一時でした。
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by capricciosam | 2011-10-07 23:16 | 音楽 | Comments(1)