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クリスマスの約束@2012

今年で12回目を迎える年末のMY定番。

「応募総数約15万人の中から選ばれた2000人の観客」
(以上、毎日新聞12/7より引用)

最初に白状しますが、観客の一人にならんとして今年は応募してみました。
結果は、もちろんハズレ。
当選したら万難を排するつもりでしたが、この確率ではやはり無理というもの。
年末の仕事逃れの一時の逃避行為だったなぁ、と反省して来年は応募しません、ハイ。

さて、今年は昨年の記事で期待した「大メドレー」はありませんでしたね。
2009年に始めた「大メドレー」も4年経つと、結果的に隔年に歌われた訳で、
小田さんが企画を変更しない限り、来年は大メドレー年になる確率は高いのでしょうね。
こんなこと書くと、小委員会とゲストではつまらなそうに聴いているような印象を
もたれてしまうのですが、いえいえ決してそんなことはありません。
番組構成の力なのでしょうか、今年もなかなか見応え、聴き応えがあり充実していました。
では、曲順に。

01 やさしい雨

02 キラキラ…マイクを持って会場を一周。まるで通常のコンサート。客席ノリノリ。

03 東京の空…最後は歌詞を変えて「君にMerry X'mas」と歌っていましたね。

04 花の名…バンプ・オブ・チキンの歌う映画「3丁目の夕日」の主題歌

ここでいつもの小委員会の4名が登場。
「今回は楽だった。メドレーがないので、緊張感が違う。」とのこと。
これまでの2回分を見ても大メドレーがあると相当練習しているんですから、お疲れ様です。
そして、「委員会バンド」(小田さんの口から初めて聴きました)で05、06を。

05 風が吹いてる…聖恵ちゃんとはひと味違う聴き応えで、これまた良し。

06 らいおんハート…SMAP風に足を組んだり、マイクを持って。

ごく短く挿入された洋楽はザ・ビートルズの「We can work it out」だと思うのですが、
自信はありません。
<追記12.29>「IN MY LIFE」でした。藍色さん、ありがとうございます。

そして、JUJUと松たか子登場(07~09)。

07 夏祭り…サビは聴いたことはあったのですが、ジッタリンジンの曲とは知りませんでした。
         八景島で花火を背景に歌うと良かったんだよね、と小田さん。雰囲気わかりますね。

08 夏に恋する女たち…大貫妙子さんの曲。初耳ですが、かなり旧い曲なんですね。

09 エイリアンズ…キリンジの曲。小田さん曰く「とてもシュール」。確かに。
            不思議な雰囲気には惹かれます。

絢香登場(11、12)。

11 ツヨク想う…絢香の曲ですが、小田さんが歌うと、途端に小田ワールド。

12 たしかなこと…絢香のリクエストで。

小田さんの歌(曲名現在のところ不明)がごく短く挿入。
<追記12.29>「まっ白」でした。藍色さん、ありがとうございます。

13 夕陽を追いかけて…財津和夫さんの曲。2年続けて「ふられた」(小田さん)とのこと。

14 明日…「今度ツアーをやる時は最初に歌いたい」(小田さん)。

15 その日が来るまで…やはり大震災でツアーが遅れた東北への思いと重なります

JUJUと松たか子が再登場(16~17)。

16 Over The Rainbow

17 君のこと…前2回は欧米のスタンダードで〆だったのですが、今年は自作で。
          歌詞を考えると大震災とオーバーラップしてしまうのですが…
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<追記12.29>
会場はデイズニーランドに隣接している舞浜アンフィシアター。
かつては、「シルク・ドゥ・ソレイユ ZED IN TOKYO」がロングランされていたところ。
東日本大震災発生後の客足の激減で残念ながら撤退してしまいましたが、
迫真の演技が見事にショーアップされていて、時間が経つのも忘れて見とれていました。
サーカスをブラッシュ・アップして洗練させたものとでも言えばよいのでしょうか、
とにかく素晴らしいの一言でした。
最近映画版が公開されましたが、あれはラスベガス版中心とのこと。
これがZEDの映像中心なら、きっと足を運んだでしょうね。
でも、再びロングラン公演してくれるほうが、なんと言っても嬉しいな。

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by capricciosam | 2012-12-26 23:43 | 音楽 | Comments(2)

久しぶりのレコ芸

しばらく記事の更新をさぼってしまいましたが、この間は寒波に見舞われ、
除雪を繰り返し日々くたくた。お陰で夜はぐっすりです。
でも、こんな時にこそ見られるものがあります。
しばれのきつい日の樹氷で、実にきれいなものです。
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16日には総選挙がありました。
投票率が低かったのは残念ですが、2009年に続いて民意の揺れが
獲得議席に極端に表われることで政権交代となりました。
改めて小選挙区制度の凄さだな、と実感したところです。
その分、政権を掌握する側になると、「失敗できない、失敗は即政権を奪われるということだ」
という緊張感が高じやすくなるのではないでしょうか。
政治の質が高まる可能性もあるのでは、と期待できる半面、
一方で有権者に迎合しやすいという日和見主義的側面も高まる可能性もあるようで、
有権者の側がよほどしっかりしないといけないな、と思われました。

さて、昨日は栗山監督の北海道での拠点がある栗山町で優勝記念パレードが行なわれました。

「栗山英樹監督(51)のパレードが22日、空知管内栗山町で行われた。
紙吹雪と小雪が舞う中、栗山監督は町内の野球少年団の小学生約60人が引っ張る
軽トラックに乗り、ファンの歓声に笑顔で応えた。町や栗山商工会議所などでつくる
実行委が主催。気温が氷点下1・9度と冷え込む中、栗山監督は午前11時すぎ、
自身が町内で使っている軽トラックの荷台に乗り、JR栗山駅前を出発した。
駅前通り約500メートルの沿道には6千人(主催者発表)の観衆が集まった。」
(以上、北海道新聞12/22付けより引用)

先月下旬の札幌でのパレードの挨拶で
「この時期(雪の降る時期)のパレードを北海道の風物詩にしたい」と言っていましたが、
地元ローカル局の中継を観ると、まさに、雪降る中での紙吹雪でしたね。
寒くて大変だったでしょうが、風物詩化して何度でも見たいものです。
パレードを終えた監督が、インタビューで「来年は選手全員を連れてきたい」と言ってたので、
「あちゃー、監督言っちゃったよ、大丈夫!?」と思ってしまったのですが、
すぐに先日道内のマチに選手を応援団として割り当てたことに方向を変えていましたから、
まっ、そっちのほうが実現性はあるのかな。
<追記>
「栗山監督優勝パレード終了後、ファンとの記念撮影会を行った。
「来てくれる全ての人に楽しんでもらいたい」と正午すぎから始まり、終了したのは午後5時15分。
約5時間かけて、2321組のファンと写真に納まり、感謝を示した。」
(以上、日刊スポーツ12/22より引用)
有言実行とは言うものの、凄い!


ところで、ホント久しぶりに「レコード芸術」誌を購入しました。
付録にサンプラーCDが付くようになって定価が急に跳ね上がって購読意欲が減退。
かなり長い間購入していなかったことになります。
今回の購入の動機は記事として札響が取り上げられていて、その上付録CDに
今春の定期演奏会で聴いたエリシュカ指揮によるドヴォルザークの
「スケルツォ・カプリチオーソ」がはいっていたためです。
尾高監督の「英雄」第4楽章とともにKitaraでのライブ録音ですが音も良くて、
おまけにエリシュカさんが腕を下ろしきらないうちに発生した「フライングブラボー」付きです。
改めて当時の一瞬ひやっとした記憶がよみがえりました。
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「新世界」「野鳩」はすでに発売となった写真のCDで入手してあったので、
これで一応その時の定期演奏会の録音は揃ったことになります。
演奏会の感想は既に記事にしたとおりですが、このCDが今月の新譜月評でも
評者2人とも推薦の「特選盤」になっていました。
ホント、あんなに感動した「新世界」はありませんでした。

ひととおり目を通して「あれっ?」と思ったのが、
第50回レコード・アカデミー賞の声楽曲部門の受賞CDです。
受賞したミシェル・コルボによるモーツァルトとフォーレの「レクイエム」は既に所有しています。
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でも、購入したのは今年じゃありません。7年前です。
「この時間差は一体なに?」
ところで、ミシェル・コルボとローザンヌ声楽&器楽アンサンブルは
2003年にKitaraで演奏会を開いており、小生も客席で耳を傾けていました。
謙虚で透明感のある響きには、心洗われる思いがしたものでした。
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その印象も薄れないうちに店頭で偶然同一コンビによるこのCDを見つけて
輸入盤で安かったこともあり、購入したという訳です。

と、ここまで書いて、
「この賞はレーベルは同じでも、国内盤として発売したのものだけが対象なのだな」
と認識を新たにしたところです。
きっと過去にもこういう時間のギャップのある例はあったのでしょうが、
こういう賞の定義そのものも見直しても良いような気がしました。
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by capricciosam | 2012-12-23 07:20 | 時の移ろい | Comments(2)

札響の第九@Kitara2012

振り返ってみると、「第九」は交響曲の中では一番実演に接しています。
と言うのは、第九を歌うアマチュア合唱団に参加していたためです。
しかし、聴く位置の違いなのでしょうか、合唱団の一員として聴く場合と
比べて、客席で聴くというのはやはり、感覚的には新鮮な体験です。
また、CDを除けば、日本人指揮者による日本のオケ(大半は札響)による
第九演奏が小生の中でのスタンダードとして染みついている、と言っても
過言ではありません。

それから、第九の有料演奏会は札響が経営破綻に直面していた2002年以来。
かつ、外国人指揮者としては、1988年のバイエルン国立管弦楽団を指揮した
サヴァリッシュ以来。(もっとも、あの時は厚生年金会館の座席の関係か、
音がすっかりデッドで、独唱と合唱が素晴らしかったぐらいの印象しか
残っていないのは、返す返すも残念。)と、第九については牽強付会的に
あれこれ書いてしまうのですが、今回は、先の名曲シリーズで古典にも
並々ならぬ力を示したエリシュカさんが第九を振る、ということなので、
期待して出かけた演奏会でした。

エリシュカさんの指揮は、第2楽章まではほぼ通常通りのテンポなのですが、
聞こえてくる音楽の柄の大きいこと。かつ普段埋もれてしまうような
内声的響きがところどころ明瞭に立ち上がってきます。
特に、第3楽章での第2ヴァイオリンのピチカートでの演奏は、これまで
こんなに明瞭に聞こえたことはありませんでした。
第4楽章はテンポをやや落として、じっくり歌い上げていく感じで、
独唱、合唱のバランスも良く、充実した響きだったと思います。
やはり、合唱団をステージ上に配置すると、演奏と一体化して聞こえてきます。
特に、合唱の響きは良かったですね。札響合唱団だけではないようですが、
こんな充実した合唱は久しぶりでした。刺激されます。
発声がつらくなって第九合唱もおやすみ中ですが、また歌いたくなってきました。

終わってみれば、これまで体験した演奏とはひと味違うな、という印象です。
とまどいに近いかもしれません。善し悪しというよりも、手垢を落としてみると
案外こういうものだよ、とでも言うのでしょうか。

2日目。管楽器でしまらない響きが散発したのは惜しい。
空席はあまり目立たず、9割程度の入りか。
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by capricciosam | 2012-12-09 23:34 | 音楽 | Comments(0)

おかげさまで8周年

少し遅れましたが、拙ブログもおかげさまで8周年を迎えることができ9年目に突入しました。
この間、訪れていただいた方には感謝申し上げます。
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この記事を書いてるのは土曜日深夜なのですが、
午後降った雪も今は晴れて、家の外はしんと静まりかえっています。
BGMもないため、キーボードをたたく音だけが部屋に響いています。

でも、世の中は総選挙の真っ最中。
明日になれば、こんな静けさとは無縁に選挙カーが走り回るのでしょう。
12/16には勝敗が明らかになって、次の政権を誰が担うのかはっきりするのですが、
その前に一有権者としては依然迷っているところです。
将来への不安を解消してくれそうな政党に一票を託したいところなのですが、
小生の判断材料、例えば、1000兆円になろうとする国の借金をどうするのか、
という点については、どの政党もあまり明確に語っていないようです。
そしてたくさんの争点。そのひとつひとつに可否を考えても、
いずれの政党の主張も、帯に短したすきに長しで、悩ましいところです。
でも、だからと言って棄権はするつもりはないので、投票には行きます。
そして、選挙が終われば終わったで、戯言を発信したくなるんだろうな、きっと。

まっ、こんな調子でだらだらと更新したいと考えていますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
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by capricciosam | 2012-12-08 23:49 | 時の移ろい | Comments(0)

さようなら、中村勘三郎さん

今朝起き出して、まだぼんやりとしている状態でTVをながめていたら、
速報が飛び込んできた。何事!?と思ったら、ベラボーな訃報だった。

「古典から新作まで幅広く活躍し、人気を集めた歌舞伎俳優の中村勘三郎
(本名波野哲明=なみの・のりあき)さんが5日午前2時33分、
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のため東京都文京区の病院で死去した。57歳だった。」
(以上、時事通信12/5付けより引用)

一気に醒めたのは言うまでもない。
ご遺族の方が報道各社に宛てた文章が写し出されていたのですが、
そこには「癌晴って」の見慣れぬ文字が。誤字かと思ったのですが、

「妻の波野好江さん、息子の勘九郎、七之助の連名で出された死去を知らせる
「皆様へ」と題した文章に、闘病生活を「癌晴って参りました」というくだりがある。
一見すると誤字に思えてしまうが、これは勘三郎さんの造語と言われる。
「癌を晴らす」「癌がなくなって晴れ晴れ」するために“頑張る”といった意味のようだ。」
(東スポ12/5付けより引用)

そうだったんですね。
食道ガンの手術は成功したというのに、肺炎という伏兵にやられるとはなぁ…。

ここ数年、入退院を繰り返していたようですが、よもや不帰の人となろうとは想定外です。
個人的には、2008年に浅草寺境内の平成中村座で実演を観たっきりです。
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法界坊。あの破戒僧をもう一度観たいと思っていましたが、残念です。
当意即妙なサービス精神に溢れながらも真っ当な芸を演じきるという
その姿にいっぺんにファンとなりました。
実にうまい役者さんでしたね。
しかし、芸道の長さを考えると、57歳なんて、まだまだ道半ば。
60代、70代と年を経て円熟していくであろう勘三郎丈の芸を観ること能わず、
となったことは、歌舞伎界のためにもつくづく惜しいと思います。

中村勘三郎さんのご冥福を心からお祈りいたします。
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by capricciosam | 2012-12-05 23:53 | 時の移ろい | Comments(2)

中島みゆき「縁会」@札幌ニトリ文化ホール2012

クラシック以外でリピートするコンサートなんて小生としては珍しいのですが、
札幌2日目に出かけてきました。
少し遅くなりましたが、感想を少々。
(なにせここ数日、過去のツアー記事へのアクセスが多い。)
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2度目となったのは、ツアー2010での印象が良い意味で強烈だったのに加え、
今年観た劇場版「歌旅」が内心のボルテージを高めたことが大きかったのでしょう。

今度は、イチかバチかの当日券ではなく、一般予約券で入場しましたが、
一階の結構良席なのにはびっくりでした。
恐らく熱狂的なファンがいらっしゃるにもかかわらず、ファンだけを優先させずに、
一般予約有り、当日券有りをコンスタントに実施されて満遍なくお客を大事にしている
姿勢には、一目も二目も置きたいくらい。

今回も前回同様休憩をはさんだ2部構成で、歌の合間にはよく水をお飲みになっていました。
でも、アンコールも含めて、2年前のツアーよりも多い全21曲ですから、
決してパワーダウンしたとは言えません。
新旧取り混ぜた作品の数々を、時には話しかけるように、時には力強く熱唱される姿に
前回ツァー同様聴き惚れていました。
ただ、前回と違っておたよりコーナーは、集中させずにかなり散らしていたのと、
小芝居風もあったり、楽屋オチ的ネタも話されたりで、構成も変化しており、
終わってみると結構MCの多いコンサートだったな、という印象が残りました。
この辺は、みゆきさん自身が「さだまさしのようにならないように気をつけます。」と
おっしゃっていたので、それでも自制されていたんだな、という感じですね。

札幌はコンサートツアーの半分くらいなので、セットリストはもうバレバレなのでしょうが、
中島みゆきさんへのリスペクトからツアー終了後に追記することにします。
少しだけヒントを書くと、
①ご自分のアルバムにも入れてない他の歌手への提供曲
②騒然とした世の中の雰囲気を反映したのかな、と思わせた20数年ぶりに歌う曲
③新たにツァーをやる時は前の2回分位のツアーで歌った曲は除くらしいのですが、
 みゆきさんの強い希望で前回ツアーで歌った曲を一曲
 (名曲中の名曲。みゆきさんから聴く者へのなぐさめとエールだと思いました。)
④トンネルの中から生中継で歌ったアノ曲も
 (「おおみそかみたい。歌詞もまちがえてるんじゃないかと不安」と笑わせます。)
もちろん、最新アルバムからも何曲か聴けます。
①とか②は昔からの熱心なファンの方なら曲名はわかるのでしょうが、
小生は近頃なったにわかファンなので、全然わかりませんでした。

終わってみれば、あっと言う間でしたが、今回も満足度の高いひとときでした。
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終演後セットリストが掲示されますが、相変わらずケータイで写す人が多いですね。
メモをとる人なんて一人も見つけれませんでした。
今のケータイカメラは高性能だから、こういう光景も定着した感じですね。
と言ってますが、小生もご同様でした、ハイ。
<追記2013.2.16>
ツアーも今月10日には終わったようですが、
5月には新装なった大阪フェスティバルホールで追加公演が予定されているようです。

当日のセットリストです。
 1 空と君のあいだに
 2 あした
 3 最後の女神
 4 化粧
 5 過ぎゆく夏
 6 縁
 7 愛だけを残せ
 8 風の笛
<休憩>
 9 素直な線
10 常夜灯
11 悲しいことはいつもある
12 地上の星‥‥‥記事の④
13 NIGHT WING‥‥‥記事の①、工藤静香さんへの提供曲
14 泣きたい夜に
15 時代‥‥‥記事の③、前回も「まさか聴けるとは」と言う気持ちでした
16 倒木の敗者復活戦
17 世情‥‥‥記事の②、隣の男性が小躍りして猛烈に拍手していたな
18 月はそこにいる
<アンコール>
19 恩知らず
20 パラダイス・カフェ
21 ヘッドライト・テールライト

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by capricciosam | 2012-12-04 22:55 | 音楽 | Comments(0)

六代桂文枝襲名披露公演@札幌市教育文化会館2012

「年末恒例の『2012 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が
3日発表され、今年大ブレイクしたピン芸人スギちゃんの持ちネタ「ワイルドだろぉ」が
年間大賞に選ばれた。芸人による大賞受賞は2008年のエド・はるみ「グ~!」以来4年ぶり。」
(以上、オリコン12/3付けより引用)

この頃はほとんどバラエティ番組は見ないので、どの程度の凄さなのかは
知るよしもないのですが、ホントに大賞にふさわしいの!?
そう言えば、エド・はるみさんも、小生の中では「あの人は、今」状態。

こんなこと書いてると、えらい堅物のように思われそうですが、
いえいえ、決してそんなことはございません。
若い頃はバラエテイ番組やお笑い番組は好きでよく見てたものです。
語呂合わせやダジャレを言っては周囲の笑いをとっておりましたが、
この歳まで生きてくると、やはり自分の「好み」というのができあがってますし、
そんな自分なりの尺度で判断すると、最近のお笑いはつまらない。

例えば漫才なら、オール阪神・巨人さんのような、しゃべくりのおもしろさで
楽しませてくれるタイプは大好きなんですが、TVではなかなかお目にかかれない。
同様のタイプで言えば、宮川大助・花子さんも好きですね。
一度生で楽しみたいなぁ、と思っていたら、最近ひょんなことから実演を楽しむことができました。
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久しぶりの落語会は桂文枝襲名披露公演。
チケットをプレゼントされたので、ホイホイ出かけてきました。
当日の出演順に振り返ってみます。

◆桂三段
札幌出身。鮨やでの短い枕から、古典落語「松山鏡」へ。
三段が初めて師匠に稽古をつけてもらった思い出の作品とのこと。
鏡に写ったおのが顔を都合良く解釈していく頓珍漢ぶりを無難に演じたが、やや平板。
もう少し登場人物が浮き出てくればなお良しという感じ。
まだ、会場は暖まりません。

◆桂枝光 
師匠が北海道に住んでもう20年になるそうですが、
特徴的な北海道弁を取り上げた小話を繋げて会場を暖めていきます。
生活実感あふれる地元ネタを繋げて聴かせる力は、さすがです。

◆桂米團治
父親の桂米朝との絡みをいろいろ枕にしていましたが、
小米朝時代に初めて独演会を開いたのが札幌だったとのこと。
独演会当日、名ビラを見ると「子米朝」となっていた。
「確かに、間違ってはいない。」と笑わせます。 
落語は「七段目」(芝居道楽)。
仮名手本忠臣蔵からで、若旦那と定吉のドタバタを巧みに活写し愉しい。
ちなみに、ここの下げは通常は「てっぺんから落ちた。いいえ、七段目から」
となるらしいのですが、「七段目から落ちた。いいえ、てっぺんから」と、
桂一門では通常と異なるらしい、とのネタを検索で見つけました。
さて、あの夜はどうだったかな~!?

休憩を15分はさんで口上です。
舞台下手から上手に向かって、桂きん枝、桂米團治、桂文枝、宮川花子、宮川大助が
緋毛氈の上に並びます。宮川花子さんと大助さんが大いに笑わせるうちに
桂文枝本人が挨拶せずに終わってしまいました。
本人が正式に挨拶しない口上というのもありなんですか!?
口上に出くわした経験が少ないのでびっくりです。

◆宮川大助・花子
毎度おなじみの夫婦ネタなれど、聞き飽きしません。会場は大笑いです。
お二人の会話のテンポ、間が抜群で、漫才を依然磨き上げてる感じがします。
会場が大いに暖まったところで真打ち登場。

◆桂文枝
上方落語では見台、小拍子、膝隠付きで演られるらしいのですが、ここで初めて登場。
小拍子が載っていたので、どんな風に使うのかと思っていたら、
場面転換でカチッと鳴らすんですね。
枕から本題へ、本題の中の場面転換で、そんな風に師匠は使われていました。
創作落語一筋の師匠故、落語のタイトルはわかりません。
「親父のCDデビュー」とでもつけたい内容でしたが、
要は道楽親父が財産を使い果たすんじゃないかと心配する子供達の話。
すでにネタになっているのか、襲名に向けて新たに作られたのかは不明ですが、
兄弟間の会話などやや冗長で、もっと刈り込んでくれたらわかりやすかったな、
という印象を持ちました。
それに、下げも何秒か前に読めちゃったよ。あちゃ~
この段階では、今後はネタを変えたらいかがでしょうか、とよけいな老婆心も起きます。

師匠が挨拶もそこそこに引っ込んだところで、上手に桂きん枝が再登場し、
会場にカラオケが鳴り響きます。
すると、衣装換えして再登場した文枝師匠がマイク片手に歌います。
歌うは、先ほどの落語に登場した「浪速恋サブレー」
「そうか、こうくるなら、ネタは変えられないな」と得心。
吉本新喜劇風に内心ではズッコケましたが、こういう演出も初めて。
お笑いの方の襲名公演というのは、なんでもありなんですね。驚きました。

終演は21時40分とゲルギエフ同様、遅かったなぁ~。
道内は前日の伊達公演と翌日の音更公演のみでしたが、
12月にはパリでも公演し、来年の5月まで公演は続くようです。
TVで見るとお若いと思っていましたが、師匠も69歳。
長丁場を無事終えられることを。
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by capricciosam | 2012-12-03 23:41 | 舞台 | Comments(0)

除雪のシーズンイン

記事本文に入る前のどうでも良いこと。
夕方書き上げた記事は、もうすぐアップという寸前でブラウザの不調でおしゃか。
一息入れ直して、さっきの構成を思い出して書いています。
でも、さっきの表現と同じではないのが素人の良さ、って言うか、
書いた本人以外誰も目にしていないのだからわかる訳ない。これこそ蛇足ですね。
と、言うわけで、以下が本文です。

昨夜の降雪の影響で、今朝起きたら窓外には見事な冬景色。
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室蘭・登別地方に大停電をもたらした11月27日の大荒れの後も冬景色だったのですが、
降った雪の量も少なく、数日経つとみるみる溶けていきましたからまだ余裕。
しかし、晴れ渡る青空の下に見る今朝は、さすがに除雪を覚悟しました。
シーズンインとシーズンアウトに降る雪は、大抵「湿雪」。
という訳で、量はシーズン真っ盛りに比べれば、それほどでもないのですが、
重いんですよね、これが。
それで、意外と時間がかかって、ひと汗かいてしまいました。

週間予報では雪も降るようですが、最高気温はプラスの日がほとんどなので、
降っては溶け、の繰り返しになるんでしょう。
そして、いつかは根雪に。最近はホワイトクリスマスとならない年が続いている
ような印象があるのですが、今年はどうでしょうね。

それにしても、何回除雪を繰り返したら春なんでしょうか。
とりあえず、体調整えてこの冬を乗り切るぞー!!
と、気分は出陣式みたいです。

ところで、次のような大きな事故のニュースが目に止まりました。

「2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子町の中央自動車道・笹子トンネル
(全長4455メートル)内で、コンクリート製の天井板が50~60メートルにわたり崩落し、
車3台が巻き込まれた。東山梨消防本部によると、午後4時半ごろ、現場で焼死体3体を
確認した。他に少なくとも3台の4人が取り残されている可能性があり、県警や消防が
救出作業を急いでいる。管理する中日本高速道路は、天井板を支える器材の劣化により
事故が起きた可能性を認めている(略)
笹子トンネルは1977年開通で、大月市と山梨県甲州市にまたがる。
目撃者によると、天井板は突然崩れ、下敷きになった車付近から出火(略)」
(以上、毎日新聞12/2ツケより引用)

高速走行しているトンネル内では車輌事故を避けるのは難しいだろう、と常々思う訳で、
ましてや天井からコンクリートが落下するなんて想定外。最悪です。
まだ、消火・救出活動も本格化しておらず、事故の全容は把握されていないようですが、
崩落原因としては、天井板を支える器財の劣化のようで、
コンクリートそのものの問題はないのかもしれないのですが、
コンクリートと聴いて以前読んだ一冊の本を思い出しました。

「コンクリートが危ない」(小林一輔著 岩波新書)
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読んだのは、ノストラダムスの大予言で有名になった1999年でしたが、当時
恐怖の大魔王が空から降ってくるなんて予言より余程ゾッとした覚えがあります。

山陽新幹線高架橋の異変はじめ、耐久性抜群のはずのコンクリート構造物に
その耐久性に疑問のつく異変がいくつも発生していることが提示されます。
「アルカリ骨材反応」、鉄筋の接合および配筋不良や生コンへの不法加水と、
いわゆる手抜き工事が原因らしいのですが、
品質の分かれ目は東京オリンピック開催年(1964年)とのこと。
高度経済成長にともなう大量生産。
本来維持しなければならない品質を手抜き工事によってごまかしてきた、というのです。
そして、著者は高度経済成長時に建設されたコンクリート構造物が一斉崩壊する頃を
2005~2010頃と予測しています。
幸い2011年の東大日本震災を経ても、まだ一斉崩壊という最悪の事態は起きていませんが、
いつかはタイマーが働いたかのようにあちこちで起きないとも限らない訳です。
そこで、著者はつぎのように提言しています。

「1970年代に建設された大量のコンクリート構造物の一斉崩壊が近づいており、
これを軽減するための維持補修を早急に実施する段階にさしかかっている。
もはや猶予は許されないのである。不要不急な公共事業の費用は、
こちらに振り向けるべきである。」
(P203~204より引用)

先の大停電でも感じましたが、ライフラインを含む社会インフラが整備されている
という恩恵は、存在そのものが当たり前という感覚で、喪失した時にその価値を
痛感させられることになるのでしょう。
そのインフラを担う重要なパーツであるコンクリートに関しては、
欠陥や崩落は直接的な重大事故や人命にかかわることなのでより深刻です。
警鐘が弔鐘とならないうちに対策を取っておくことが必要でしょう。
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by capricciosam | 2012-12-02 20:56 | 時の移ろい | Comments(0)