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レ・ミゼラブル@映画2013

昨年12月に公開されているので既にご覧になった方も多いと思います。
小生は先月に一回観た折、すごく心に残り、
「絶対観たほうが良い」とカミサンに言ったところ、
そう言えば我が家には原作がある、ということに気づき、
カミサンがまずは原作からと熱心に読んでいます。
小生はそれが3冊もあるのを見て、あきらめました(根性ないなぁ…)。
でも、そろそろ上映時間が間引きされてきたので、終映する前にと思い、
カミサンを連れて再びシネコンへ。
2回も観てから感想を書くなんて初なのですが、やはり良いものは良い、
としか言いようがないですね。

ストーリー的にはジャン・バルジャンが教会で銀の燭台を盗みながらも、
司祭に許され悔い改めるという所までしか知らなかったので、
その後の展開含め、大きな歴史の流れの中で翻弄される主人公や周辺の人物の
人間模様までは知りませんでした。
まして、ミュージカルは観たこともありません。
この映画はミュージカル版の映画化らしいので、このミュージカル化自体が
ヴィクトル・ユーゴーの原作の壮大なスケールから、うまくエッセンスを抽出することに
成功したと言えるでしょう。
そして、映画化に当たっても、各俳優のうまさはもちろん、全編を貫く印象的な楽曲が
観客をスクリーンに惹き付けて止みません。
しかも見終った後に心に灯火がともったように感じられる、そんな映画なのです。
素直に感動しました。お薦めです。
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<追記2013.3.20>
第85回アカデミー賞助演女優賞はファンテーヌ役のアン・ハサウェーが受賞。
薄幸の女性役を見事に演んじていました。

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by capricciosam | 2013-02-11 07:23 | 映画 | Comments(0)

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まずは、除雪のことから。
一昨日の吹雪で荒れた夜が去ったら、翌朝には青空と多目の雪が残っていました。
空を見ると気分は良いのですが、新聞配達の人の足跡を見ると、
少し気合いを入れて除雪をしなければならないようです。
それで、日も高くなり出してからのそのそと身体を動かしたのですが、
締まった重い雪なので、除雪はなかなかはかどりません。
まぁ、身体が鈍っているだけなのですが…
結局、昨日は日中除雪をやっていて日が暮れました。

さて、先日エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏会に
行ってきたことは記事にしたとおりなのですが、実は今年初のライブ。
お目当ての「春の祭典」も気がつけば100人以上の団員がステージに展開していて
びっくりしたことは、記事に書いたとおりなのですが、人数は130人!だったそうです。
規模だけでなく、演奏のうまさにおいても今回を凌駕する「ハルサイ」は
小生的には当分なさそうです。

その前に演奏されたベートーヴェンの交響曲第7番にも驚きました。
トランペットとティパニがバロック風に見えた以外はモダン楽器の構成は、
1999年Kitaraに来演したD・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管とよく似ているのですが、
このやり方も定着したようで、今回のほうがより違和感がありません。
サロネンの指揮がオケをあおるせいか、第4楽章の快速ぶりは小生の体験では最速。
しかも、アンサンブルにいささかも乱れを感じさせないのだから、なんともエキサイティング!!
きっと同様の感想を持たれた人も一人や二人ではないはずだ、との思いから
ふと、いつものPC検索ではなくツイッターで検索してみると、ありました、ありました。
御同様の感想を投稿されている人が結構いらっしゃるではありませんか。
眺めているうちに、ついつい初のリツイートの連発をしていました。
演奏会に行かれた他の人の感想を知るにはツイッターが便利だな、と改めて認識しました。

2/2岩国市からスタートした日本ツアーも2/10東京でラスト。
ぜひ、また来札してもらいたいものです。

<2.10追記>
フィルハーモニア管のHPに今回のツアーの団員ブログがありました。
札幌についてはつぎのような記述が残されていました。

2/4記
「So. Sapporo! Snow. Lots. Superbowl Breakfast, 109-yard touchdown,
brilliant Baltimore. Go Ravens! Celebrate? Sapporo Beer Museum! Lunch.
Walk to hall - snowy. Rite of Spring - sensational. Soupy ramen noodles.
Snow sculptures - enormous. Blizzard - snowy. Bed.」

2/5記
「 We were quite sorry to be leaving Sapporo, with its fantastic hall,
great beer and frankly awesome snow.(略)」

書かれた団員の方はアメフトに関心があったようです。
小生も観ましたが、あのタッチダウンは凄い!
演奏会当日は雪まつり初日。札幌ビール博物館、雪祭り、ラーメンと観光の定番を
体験されたようですが、中でもKitara、ビール、雪(よく降っていましたからね)が
印象に残ったようですね。


最後に、訃報をひとつ。

「ジェームズ・デプリーストさん(米国の指揮者)8日、心臓発作による合併症のため
米アリゾナ州スコッツデールの自宅で死去、76歳。フィラデルフィア生まれ。
黒人指揮者の草分け的存在。1962年にポリオを患い歩行困難となったが、
車いすで指揮を続けた。2005年に米国民芸術勲章を受章、
05~08年に東京都交響楽団の常任指揮者を務めた。
人気漫画「のだめカンタービレ」にも実名で登場している。」
(以上、朝日2/9より引用)

都響の常任指揮者当時に都響が来札して演奏会を開いてくれたのですが、
指揮者は金聖響さんでしたから、実演には接していません。
でも、「のだめ」に出ていたことは知っていましたし、所有CDも探すと2枚ありました。
どちらもラフマニノフで一枚は都響を指揮したもの。
でも、今回は長く音楽監督を務めたオレゴン響とのものを聴きながら
この記事を書いていました。はったりとは無縁なまっとうな演奏です。合掌。
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by capricciosam | 2013-02-10 22:20 | 時の移ろい | Comments(0)

エサ=ペッカ・サロネン&フィルハーモニア管弦楽団@Kitara2013

当日演奏された曲は下記のとおり。

1 ベートーヴェン 劇付随音楽「シュテファン王」序曲
2 ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調
3 ストラヴィンスキー バレエ音楽「春の祭典」

以前、下野竜也さん指揮の札響定期演奏会のプレトークで、下野さんが当日の
プログラムの構成について説明されて、プログラミングの職業上の秘密めいた部分
の一端を知ったが、今回の演奏会のプログラミングについては、
入場と同時に配布されたパンフに次のように記載されていて明らかだった。

「本日は、1812年にハンガリーの新ドイツ劇場のこけら落としで演奏された
ベートーヴェン「シュテファン王」序曲、1813年初演の「交響曲第7番」、
1913年に初演されたストラヴィンスキー「春の祭典」を演奏する。
これは、エサ=ペッカ・サロネンが、2012年から13年3月までの
Kitara15周年を祝い、特別にセレクトしたプログラムである。」

と、言うわけで共通項は200年前、100年前の「初演」ということらしい。

さて、肝心の演奏だが、1は初耳のせいか新鮮でした。
ただベートーヴェンの有名序曲に比べると、あまり心に留まることなく
サラサラ流れていった感じだった。
この腕慣らし程度の段階でもフィルハーモニア管の実力は十分感じる。

2では特に1楽章でサロネンの指揮が走り過ぎるのか、オケがついていけないのか、
指揮者の腕が止まっても、オケのどこかで音が続くことが度々。
演奏中も「どっちなんだろうか」、と気が散ってしようがなかったが、
楽章が進むとこの辺りも徐々に解消されて、安心して演奏に耳を傾けることができた。
第3楽章では指揮を終えても腕を下ろさず、横に折りたたんだ姿勢のまま、
じっとオケをみてオケの準備が整うのを待つこと数秒。
緊張を持続したまま、アタッカ同然で第4楽章へ。
これが始まると凄い快速。この速さはいままで聴いたことがないくらいの
「超」のつく快速。まるでスポーツカー並なのだが、こういうのは演奏を終えた後の
爽快感も一入。
望外の喜び。案の定、早くもブラボーが飛び出した。
それにしても、オケは一糸乱れず弾き切るんだから、ポテンシャルの高さが窺われる。

休憩中はイスに座って持ち込んだ本を読んでいて、ステージを見ていなかった。
そろそろ休憩も終わりか、とふとステージに目をやって驚いた。
ステージ一杯にオケが展開している。
数えはしなかったが100人を越えているようだ。

3はサロネンの得意とするレパトリーのストラヴィンスキー、しかも、「春の祭典」。
10年以上前にデュトワの指揮したPMFオーケストラの「春の祭典」以来の大迫力。
今夜一番の注目だった。ここでもサロネンの指揮は曖昧さなど微塵も感じさせない
指揮ぶりで、ぐいぐいオケを引っ張っていき、音のパレットから
多彩な音を紡ぎ出すことに成功していた。
その上、オケがうまいから、ライブの傷なんて微塵も感じさせない。言うことなし。
終わると会場のあちこちから「ブラボー」が飛び出し、スタンディングも。
会場の拍手も熱いものだったが、アンコールはなし。
されど、オケがステージを去ろうとしても鳴りやまぬ拍手に応えて
サロネンのみ一人登場して拍手に応えてくれた。

と、言うわけでアンコールもなかったので、9時に数分残してKitaraを後にしたが、
満足度はとても高かった。にしても、空席が目立ち6~7割の入りか。
近年、国外オケと指揮者のより良い組み合わせでの来札数が減っている中では
聞き逃すにはもったいなかった。
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<追記>
同じくパンフからの引用。

「サロネンは2000年にKitaraを訪れたときの印象を「温かな響きと、音の明瞭さの
バランスが良くとれている。これは世界的にも非常ににまれな成功例だ。これにより
作曲家の意図や、楽曲の構造がよりクリアに響く」と述べている。

Kitaraが開館してからその優れたホールの音響に非常に多くの視察があったようで、
サロネンも当時音楽監督をしていたロサンゼルス・フィルの一行の一人として
視察に来ていたようです。
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by capricciosam | 2013-02-04 23:35 | 音楽 | Comments(0)

緊急地震警報と時ならぬ陽気

「2日午後11時17分ごろ、北海道の十勝、釧路地方など道内各地や青森県など
広い範囲で地震があり、十勝地方中部、釧路地方中南部などで震度5強を観測した。
札幌管区気象台によると、震源地は十勝地方中部で、震源の深さは約108キロ。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・5と推定される。」
(以上、道新2/2より引用)

寝ていましたが、結構強い揺れでした。
道東でひどい被害がでなければよいのですが。
昨夜は揺れで目が醒める数秒前に枕元の携帯が鳴り出して目が醒めたのですが、
あれが緊急地震警報というのでしょうか。
以前の携帯にはこの機能がついていなかったので、初めての体験です。
危機が迫って居るぞ、という感じのかなり強い調子です。
ほんの数秒の違いなのですが、目が醒めて身構えることができましたから、
時と場合によってはもっと大きな役割を果たすこともあり得るのでしょうね。

さて、日中はまるで春を思わせる陽気。
お陰で家の前の道路の雪も溶け出して、ぐちゃぐちゃ状態です。
こんな時は焦ってもしょうがないので、除雪車が入るのを待つ方が良い。
その間は久しぶりに室内整理です。
まったくどうしてこんなにたまるのか、と思うくらいゴミはたまりやすい。
ゴミたまりやすく、金たまりにくし。
なんて、どこかで聞いたような金言風でもひねりたくなります。

BGMを適当に流していたのですが、写真はそのひとつ。
昨年のラ・フォル・ジュネに合わせて発売されたらしい
コシア音楽のコンピレーションアルバム。
廉価盤でしたが、なかなか楽しい。
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陽も傾きかけた頃、ようやく除雪が入り、通り過ぎた後は
除雪車が残していった分をスコップを手に自力除雪です。
シャーペット状態なので、重い、重い。
近所の御主人と、腰にくるねぇ~、と慰め合いです。
加齢とともに、年々除雪が大変になります。

夜は先日録画しておいた「SONGS」を観ました。
由紀さおりさんとピンク・マルティーニとのニューヨークライブなのですが、実に楽しい。
最近はヘビーローテーション化しています。
「1969」というアルバムでブレークした御両者ですが、
1969年と言えば昭和44年。
世代の方には懐かしい歌の数々が、由紀さんの素敵な声で蘇ります。
YouTubeでその一部を見つけました。
PPMの素朴さとは違うやさしさのようなものは唱歌に通じるものなのかな。

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by capricciosam | 2013-02-03 07:23 | 時の移ろい | Comments(0)