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大谷翔平札幌ドーム初登板を目撃@2013

大谷投手プロ初登板は23日、という栗山監督の予告があった時、
この日は万難を排しても行きたい!と思ったのは言うまでもありません。
しかも、チケットがお得なファンクラブデー。
よし、なんとか良席を確保して歴史の一瞬を目撃するぞ、と観戦を楽しみにしていました。

さて、当日。仕事を早退して駆けつけることに。
しかし、シャトルバスに乗り込む時から前回と打って変わった混雑ぶり。
「やはり、注目が集まっているなぁ~」
と、少し不安を感じたものの、この段階はまだ余裕。
ドーム到着時刻から逆算し、当日券を買っても相当時間はあるはずなので、
第1球から観られる自信はありました。

バスがドームに到着し、急いでチケット売場に向かうと、
ずっと手前に「当日券最後尾」のプラカードをもった関係者が立っている。
とりあえず並んだものの、全然先頭なんてわからない混雑状態。
たちまち不安が頭をもたげてきます。
雨はポツポツ落ちる程度だったものの、なかなか列は進まない。
そうこうしている内に、横の「外野自由席、内野自由席の前売券」の列が
急に進み、みるみるゲートに吸い込まれていきました。
そうすると、残されたのは当日券を求める長蛇の列だけ。
視界が開けて、見えてきた列の長さに、思わずめまいが(ウソです)。
しかし、愕然としたのは間違いないことで、プレーボールに間に合うか疑問。

列はのろのろと進んでいくのですが、時間はどんどん経過していきます。
「あちゃ~、これじゃあ、第1球が観られないよー!?」
18時近くなったのですが、チケット売場はもう少し先。
しかたなく、ラジオを聴きながら進みます。

と言うわけで、入場できたのは1回裏の辺り。
ラジオで1回のピンチを切り抜けたことはわかっていましたから、
安堵しつつも、一刻も早く着席したいので焦っています。
2回表の2点入れられた場面は、ちょうどサンドイッチとコーラを買っていた時でした。
カウンター横のTVを観ていたので、「あ~」なんて声が、ついでてしまいます。

急いで観客席に向かい、2回表の途中でようやく着席できました。
確保した席は三塁側フィールドシート上の7列目なので、マウンドがよく見えます。

「おっ、大谷が躍動している。すごい!150kmを越えている。」

3回から5回にかけては毎回ランナーを背負う苦しい展開で、
球速も140km台が多かったのですが、味方の守備にも助けられ無失点です。

「プロ野球北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー大谷翔平投手(18)が23日、
札幌ドームでのヤクルト戦に先発で1軍初登板、五回まで2点に抑えた。(略)
投手として初めて札幌ドームの試合に臨んだ大谷は最速157キロの直球と
スライダーを主体に86球を投げ、被安打6、奪三振2、与四球3の投球内容。
二回2死一、二塁から中村悠平捕手(22)に2点適時打を許したが、
その後は得点を与えなかった。」
(以上、道新5/24より引用)

なんでも、86球の半分は150kmを越えていたらしい。凄い。
すでに3割の打率を残しており打者としても期待十分なのですが、
これだけのスピードを持っていると、やはり投手も捨てがたい。
もちろん、克服すべき投手としての課題はあるのでしょうが、
二刀流という前人未踏に近い試みに挑戦してもらい、
ぜひ成功してもらいたいという気持ちが強まりました。
記念すべき第1球が観られなかったのは残念でしたが、
それでも86球の半分以上観られたので満足です。

「あ~、それにしても、いいものを見せてもらったなぁ~。」

ガンバレ!大谷翔平!!
ガンバレ!ファイターズ!!
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<追記>
写真に写っているのは、入場する時もらった記念ファィル。
A3サイズを折りたたんだもので、大谷選手の投手と打者の両方が印刷されています。
中には観戦証明書が入っており、
「二刀流の真の幕開けをその目で目撃し、歴史の証人となった」
と記されていました。粋だね。
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by capricciosam | 2013-05-23 23:03 | ファイターズ | Comments(0)

探偵はBARにいる2-ススキノ大交差点@映画2013

ご存じ「探偵シリーズ」第2弾の登場。
原作はシリーズ5冊目の「探偵はひとりぼっち」。
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<ネタバレがありますので、ご注意ください>

人気者のオカマのマサコちゃんが殺された。
義憤に駆られた俺が調べていくうちに、マサコちゃんは札幌を地盤とする大物代議士と
過去に愛人関係にあったらしいことが浮かびあがる。
しかも、殺害現場には当夜代議士が送ったと思われるバラの花束が落ちていた…

という設定。これ自体は意表をつき、良い構成だと思う。
しかし、その犯人捜しが終盤あっけなく解決する。そう、あっけなく、だ。
そして、「なるほど」という納得感よりも、肩すかしでも喰らったような感じが残り、
ちょっと竜頭蛇尾じゃないの、と注文のひとつもつけたくなってしまった。

以前、シリーズの前作を観た感想の中で

>ミスリード役

ということを書いたが、今回のその「ミスリード」役はその大物代議士。
この点は映画も原作に忠実に構成していた。
原作でも著者は読者を大きくミスリードしていき、急転直下犯人が割れる。
犯人は味方と思われていた端役的存在で、動機は嫉妬だけ。
この辺も映画は踏襲している。
もちろん、こういう結末のつけ方もあろうが、原作を読んだ時に感じた
著者だけ先を行って、読者が置き去りにされたような、なんとも中途半端な感情は
映画を観ても残ってしまった。別に深刻ぶれとは言わないが、なんか端折り過ぎ。
この点は原作を読まずに映画を観ると、小生同様の感情を抱く人もいるのではないか、
と心配する点。もちろん、気にならない人もいるだろうが…

さて、2作目では「作り手のやり過ぎ」が目立ったのはいただけない。
例えば、マサコちゃんが殺された後に、俺が女にうつつを抜かすエロ場面。
大倉山ジャンプ台で俺がジャンプして無事着地するシーン。(素人には無理だ)
喫茶モンデのウェートレスの露出ぶりと、しつこい繰り返し。
市電やトムボーイズ・パーティーでのしつこいくらいの乱闘シーン。
市電と言えば、その乱闘の最中に何故か上半身裸になってしまった女性。
右翼の突撃銃と俺の拳銃での撃ち合い。(あれだけ撃てば、どっちか撃たれているよ)
高田の愛車のエンストの多発。(あれだけ頻繁なら、まともに走れそうにはない)

上記の1作目の感想で

>演出での工夫に注文をつけるとすれば、観客の想像力に託して「絵」として
>見せすぎないほうが深みを与えたのではないかと思えたシーンもいくつかあった点だ。

と書いた。1作目では、東映タッチがかなり抑制されていて(チラッと見えた程度)、
次回作にまだ期待を込めていたが、残念ながら2作目は全編に溢れていた。
どうしてこうなるんだろうね。特に、エロい場面は明らかに過剰。
それでも、観る者をどんどん引きつけるものならばあきらめるが、逆にチープ度が増し、うんざり。
プログラムピクチャー的な安易な制作態度にも感じたのは、「シリーズ」ものだからなのか。
それとも大泉洋という異色のキャラへの安易な依存なのか。
恐らく興行的には成功の部類だろうから、第3弾も作られる可能性はあるのだろうが、
制作側には「過ぎたるは及ばざるが如し」というシンプルな言葉も思い出してもらいたいものだ。
適度に抑制された1作のタッチをさらに深めてほしかった。

現代の札幌を舞台にしているだけに、期待を込めて、今回はあえて辛口に。
ただ、主人公を巡る女性として原作の「春子」ではなく、マサコちゃんには妹がいたという
設定にして、大通り公園での代議士の集会での依頼者の暴走を防ぐという演出はウマイ。
その後の病室のシーンでは原作者が入院患者として登場して、思わずニヤリ。
こんな遊びは歓迎です。3作目にはどんなシチュエーションで登場するのでしょうか。
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<追記>
大倉山、市電、Kitara、大通り公園となじみの場所が多かった。
その上、上田市長も再登場。1作目では後ろ姿でチラッとだったのが、今度は正面から。
あの大通りの場面は、上空から集会が2つ写っていたのですが、
ロケの集会ではないほうには偶然小生もいました。その時の記事はこちらです。
あの時、やけにヘリが何回も旋回しているな、と思っていたのですが、
上空から撮っていたんですね。だから、小生もエキトラと言えば言えるのかな!?
もっとも本人すら確認できないので単なる風景に過ぎないか。
写真は集会に向かう途中、偶然ロケ現場を通った時のものです。
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by capricciosam | 2013-05-21 22:52 | 映画 | Comments(0)

札幌交響楽団第559回定期演奏会@Kitara2013

1 テーリヘン ティンパニ協奏曲
2 ブルックナー 交響曲鯛盤ホ長調(ハース版)

尾高&札響によるブルックナー演奏では2003年7月にPMFの一環で行なわれた
交響曲第9番を聴いたことがあった。
当時は久しぶりのブルックナー演奏なので随分期待して出かけたのだが、
残念ながらアンサンブルの乱れが演奏全体に見られ、およそ感興に乏しく、
ブルックナー演奏はこのコンビにはまだ早いのではないか、とさえ思ったものだった。

あれから10年。
しかも、今回演奏される第7番は、配布された資料によれば札響としても尾高監督のもと
2000年7月に演奏(これもPMFの一環だったはず)して以来ということだから13年ぶり。
例えば度々取り上げられるマーラー等に比べると随分取り上げられてこなかったものだ。

7番を聴くと、第一楽章のチェロを中心とした息の長い主題から、大きな波のうねりの中で
身を任せているかのごとき感覚に陥ってしまう小生としては、ほとんどステージを見ずに
気持ちを集中させて演奏に耳を傾けていた。
第1楽章、第2楽章までは素人にも分る乱れもなく、素晴らしいの一言。
恰幅の良い、堂々たるものだが、アダージョでの深い感情表現も印象深い。
第3楽章、第4楽章では、長大な2つの楽章を終えて緊張の糸がゆるんだのか、
若干のアンサンブルの粗さを感じたが、それでもほとんど気にならない。
ライブ盤として発売してもらいたいくらいだった。
「10年一昔」とは言うものの、この間の尾高&札響の円熟ぶりを感じた。

最初に演奏されたティパニ協奏曲は札響初演とのこと。
と言うよりもティパニがソロを務めるという驚きと珍しさがある。
配布された資料にあるとおり「驚くほど多彩な音色、独特のハーモニー」が
打楽器首席の武藤さんの変幻自在な演奏で楽しめた。

昼公演。
Pブロックに空席がめだったが、8~9割の入りか。
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by capricciosam | 2013-05-18 22:19 | 音楽 | Comments(0)

大谷翔平札幌ドーム初打点を目撃@2013

リーグ優勝2連覇どころか、日本一を狙うはずのファイターズ。
今シーズン序盤戦も順調に消化してきましたが、どうしたことか、調子が上がらないまま。
その上、気がついてみるともうすぐ交流戦。
交流戦までに借金を返すはずが、借金を返し損ねています。

その上、気がつくと、小生まだパ・リーグ公式戦は1試合も観戦していません。
ファイターズファンクラブ会員としては、「いかん!」なのですが、
公私いろいろあってこれまで観戦の予定がたちませんでした。
しかし、昨日はたまたまエアポケット状態が出現してくれ、今年初のドーム見参が実現。
おまけに年に何回かしかない「ファンクラブデー」なので、チケットが激安。
ほとんどフィールドに近い良席が当日券で格安でゲットできました!!
勝利を期待してはいるのですが、なにしろチームは4連敗中なので、
なんとか一勝して連敗脱出をしてもらいたいところ。

結果は、先発吉川投手が3回に崩れ(と言うのか、読まれたのか)楽天のビッグイニングに。
昨日の木佐貫といい、不調の先発陣の中では比較的安定していた2人がこれではつらい。
打線もいまいち繋がりを欠き、応援していてもスカッとした気分には中々なりません。
三塁側にいましたが、ファンが「盛り上がったな」と言えるのは6回裏2アウトで、
大谷選手が2塁打で中田選手をホームに返し1点を奪い、続く打席に代打稲葉選手が入った時。
稲葉ジャンプまでやったのですが、ファウルをキャッチされて3アウト。
得点圏まで走者を進ませながら得点に繋がらない、歯がゆい状態が続きます。

「あ~ぁ、△?#:◎‥」

いやいや、プレーする選手はもっとつらいはずです。
観戦しているだけのファン風情が感情のままアレコレ言うべきではありません。
オイラもファンの端くれ。ひたすら、応援しませう。

そんな中一筋の光明。
二刀流に挑戦中の大谷翔平選手を、ついに生で見ることができました。
4打数で2塁打が2本。しかも、そのうち1本は札幌ドーム初打点!!というメモリアルな一打。
しなやかなフォームですが、当たると長打というのは、誰に似ているのかな。
小生の知る範囲ではイチローをもっと柔軟にしたイメージなんですが、
あの柔らかいフォームから、まるでスラッガー級の球筋で外野奥に飛んでいくんですからね。
その上、守備でもノーステップで返球する肩の良さ。
率直な感想なんですが、

「へーっ、凄い。(打者として)もっと見たいなぁ~」

ピッチングは見てませんが、これだから二刀流なんでしょうね。納得。
ぜひ大輪の花を咲かせてもらいたいものです。
これで応援する楽しみが増えました。
ガンバレ!大谷翔平!!
ガンバレ!ファイターズ!!
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この日はプレイヤーズスペシャルということで小谷野選手応援グッズの
キンチャクを掲げて応援していました。栄ちゃん、頼むよ~!!

<追記>
道内外から修学旅行生がみえていました。アナウンスでは10校くらいあったかな。
中には観戦してから1時間くらいで引き上げていた学校もありましたが、
多くは試合を長時間に渡って観戦していた模様。
野球に関心のない生徒なら、つきあいも大変だったのでしょうが、
感心したのは名寄市立風連中学校のみなさん。
「風連中学校はファイターズを応援しています」という立派なボードを用意してきて
熱心に応援していましたね。事前準備も大変だったんじゃないのかな。
3回ぐらいで場内のビジョンに登場して気づいたのですが、YMCAでも写っていましたね。
学習の一環という位置づけなのでしょうが、地元ではなかなか得にくいだろう
ドームの熱気を一体となって体感していくことで、一人一人の中に何かが宿れば幸いです。
もっとも、こんなご時世ですからリピートしている生徒も何人かいるでしょうが、
野球観戦未経験の生徒がまず体験することが意義あることだから
少しだけ先行った人は初めての時の気持ちを思いだしてあげてほしいな。

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by capricciosam | 2013-05-11 15:35 | ファイターズ | Comments(0)

金ではなく鉄として@岩波書店

散々な天気だった道内のGWですが、最終日は帯広で雪!?
当地は日中雨です。なんとも、印象的なGWになりました。
それでも、遅れていた桜前線もついに松前に到達したようですから、
明日以降は少しは「春」を感じることができるよう期待します。

さて、こんな訃報が目に入りました。

「社会派弁護士として知られ、「平成の鬼平」とも呼ばれた元日本弁護士連合会会長の
中坊公平さんが3日、心不全のため京都市内の病院で死去した。83歳だった。」
(以上5/5朝日より引用)

生前の中坊さんはTV等でしか知りませんが、人なつこい笑顔で
飾らないざっくばらんな語り口の庶民的な方だなぁ、という印象でした。
ただ、一回だけ一道産子としてありがたいな、と思ったことがあります。

ちょうど全国的に大型倒産が相次いだ1990年代後半。
不良債権回収を目的とした「整理回収機構」ができ、中坊さんが社長に就任されていました。
当時、北海道でも唯一の都市銀行だった北海道拓殖銀行(以下、「拓銀」と言う。)が破綻し、
道内資本の会社がいくつも連鎖倒産しました。
道民にとっては大きな不安を抱いた時でもありました。
そんな中、経営危機が噂されていたのが、「丸井さん」こと「丸井今井」デパートです。
地場資本のデパートとして本店の売り上げは道外資本の支店に伍してしたのですが、
創業家4代目の拡大路線による負債が重荷になり、倒産の瀬戸際にありました。

どんな地域にも「あるのが当たり前」的な地域を代表する企業があると思うのですが、
それが揺らぐというのは地域へ与える影響も大きく、
たとえ直接関係しなくても心理的には不安なものです。

「拓銀がつぶれ、これで丸井さんまでつぶれたら…」

まさしく、そんな不安にかられる道民も当時は少なからずいたはずです。

「1997年12月16日、丸井今井は緊急取締役会を開き、当時の今井春雄社長を解任した。
拓銀破たんから一カ月。後継のメーンバンクを見つけるには、拡大路線を推進した
創業家四代目と“絶縁”するしかないと判断したのだ。当時のグループ有利子負債は940億円。
歳末商戦用の決済が集中する翌年2月には、資金ショート寸前に追い込まれた。
結局、ここで30億円を新規融資した道銀が新たなメーンバンクになった。
また、拓銀の丸井今井向け債権354億円を引き継いだ整理回収機構(RCC)は
99年、「倒産すれば北海道経済に甚大な影響を与える」(中坊公平社長=当時)として、
178億円を債権放棄した。」
(以上、道新2007年7月27日より引用)

当時、この丸井今井の債権回収について中坊さんが、
「情けある回収をします」とTVで発言されていたのを聞いて、
一道民として感謝の念を抱きました。
「たいしたもんだな」と、改めて中坊さんを認識したのはこの時です。

機会があれば中坊さんの発言や著書に接したいと思っていたら
2002年立ち寄った書店で発売されたばかりのこの本を見つけたという訳です。
でも、いつものクセで「つん読」のまま年月が過ぎてしまいました。
そこで、今回の訃報に接しあわてて読んでみました。

本書は朝日新聞の家庭面に連載された(2000年7月~2001年12月)もので、
聞き書きの形をとっています。
中坊さんがどのような成長を経て、弁護士として活躍するようになったのかが
書かれている訳ですが、さぞかし小さい頃から優等生として成長されたのだろうな
という先入観はことごとく打ち砕かれます。
その辺は、奥様と見合いする場面での中坊さんの自己紹介を引用してみます。

「生まれつき強度の近眼で、ぎっちょで、どもってまして、16歳まで寝小便も垂れ、
学歴、肩書きはついてますけど小さい頃から優秀と言えず…」
(P.85より引用)

劣等感や弱者としての生き様が、同様にこまっている人たちへの共感となって
活動のエネルギーとなっていったのでしょう。
中でも、倒産しかかった町工場や新幹線高架橋工事で立ち退きを迫られた
京都の市場の事件は、中坊さんの現場主義の面目躍如たるものだと思います。
また、後者の事件での市場のリーダーだった上崎さんのように、
高度な倫理観によって自らを律し、リーダーとしての務めを担う依頼人に
邂逅していることで、より中坊さんの人格が陶冶されていくこともわかります。

森永ヒ素ミルク中毒事件裁判の顛末が書かれて本書は終わりとなり、
その後の豊田通商事件や豊島の産廃廃棄問題などは描かれていません。
しかし、本書で語られる中坊さんの思いや考えだけでも、
生きることに悩んでいる人には熱いメッセージが届くのではないかと思いました。
読んだ後、前向き気分になれる、温かさに溢れる一冊です。

中坊さんのご冥福を心からお祈りいたします。合掌。
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<追記5.7>
記事中、丸井今井の経営危機に際して
中坊さんが「情けある回収をします」と発言したのは、
「血も涙もある回収をします」の誤りです。訂正いたします。
丸井今井民事再生法適用に際して記事を書いていました。こちらをご覧ください。

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by capricciosam | 2013-05-06 06:47 | 読書 | Comments(0)

楽しいフラッシュモブ

前の記事で「ラ・フォル・ジュネ」と書いたのですが、
本家ナントと区別するために「ラ・フォル・ジュネ・オ・ジャポン2013」が
正式のようです。3日間だけですので、今日はもう最終日なんですね。
今年のテーマは「パリ、至福の時」ということで、前記事で紹介したCDも
フランス、スペインものが集められて、ジャケットも有名なドラクロワの絵が
使われています。
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このイベントに関連するおもしろい映像がアップされているのを発見しました。
有楽町駅前で女性が小太鼓をたたいて広場を歩き回ります。
「何事が始まったの!?」と、奇異な視線を向ける人たち。
次々と楽器が加わり、「ボレロ」のメロディが現れはじめ、
指揮者まで登場してくると、彼らを取り巻く群衆の厚みは増し、
音楽が頂点に達して終わると、結構な拍手が湧き起こっていました。



「ラ・フォル・ジュネ・オ・ジャポン2013」の前景気を煽るパフォーマンス
なのでしょうが、「フラッシュモブ」というそうですが、なんとも楽しいな。

「フラッシュモブ(Flash mob)とは、インターネット、特にEメールを介して
不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為。
狭義では政治的な意味合いを持つもの(デモ活動等)は含まれない。
現代芸術的な様相を呈する場合もある。企画者が不特定多数の参加者に呼びかける際には、
事前の準備に手間やコストがあまりかからないようにし、難しいテクニックを必要とせずに
単純なパフォーマンスを求めるなどして、参加者の敷居が低いものとしていることが多い。」
(以上、Wikipediaより引用)

この定義では「見知らぬ不特定多数」という前提があるようですが、
この映像は事前に企画して行なわれた仕込みでしょうから、この点は少し違うのかな。
でも、「多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為」
という点は、まさしくそんな感じですね。

改めて「Flash mob」で検索してみると、YouTubeにはいろいろありました。
特に、音楽が流れるものは巻き込まれたみなさんも楽しそうです。
これは、やはり音楽の力ですね。

この映像は突如「スターウォーズ」が鳴り響くというものです。
映像が良いのは、さすが放送局のオケらしいです。



「公共の場」はなにも屋外ばかりとは限りません。屋内にもあります。
それに、楽器がなくても歌ってしまえば、フラッシュモブになっちゃうんですね。



「カルメン」繋がりで最後に映像をひとつ。
これはフラッシュモブの定義からは少しずれるのかもしれませんが、
突然の出来事に、皆さんが楽しそうに参加しているのが素敵なので。

でも、こういうの「ハプニング」とか「ドッキリ」なんて言ったら歳が知れる、か!?


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by capricciosam | 2013-05-05 10:05 | みて楽しむ | Comments(0)

GW後半初日は雨

今年ほど天候に恵まれないGWも記憶にないのですが、
カレンダーどおりGW谷間は仕事でしたから、後半には内心やや期待していました。
後半初日の今朝も窓のカーテンを開けてみると、そこには雨だれが。
やっと雪の重圧から解放された道民をすっきりとアウトドアには向かわせてくれません。
天気予報では天気が回復するのはGWが終わってからのようですから、
あてが外れた人が多くなったのは間違いないでしょう。

そんな後半初日でしたが、もうしょうがないと割り切って、
久しぶりに家族で温泉の日帰り入浴と外食を楽しみました。
家族サービスというやつです、ハイ。

温泉はひとっ走りして、定山渓温泉の某所へ。
そこは決して派手ではないのですが、
肝心の温泉の泉質はこれまで入浴した中では上位に入るお気に入り。
その上、玄関から脱衣室、浴室まで清掃が行き届いていて清潔感があります。
幸い入浴客も少なく、じっくり入浴できました。

その後は市内に戻って回転寿司の「はなまる」に。
札幌市内にはいろんな回転寿司チェーンがありますが、道東発祥のお店が目立ちます。
そんなお店のひとつで、ここは根室です。
他のチェーンもいろいろ食べましたが、へんな小細工もなく、寿司のうまさでは気に入ってます。

温泉で癒され、おいしいお寿司をいただいたので、ホントは横になりたいところなのですが、
自宅へ帰るまでは我慢、我慢。
雨中ドライブを安全運転で帰宅したら、即刻TVのスイッチをON。
途中からKスタ宮城でのファイターズ戦を観ましたが、中田選手が1試合3本のホームラン、
(4本目の期待がかかる打席では楽天ファンからも声援が飛んでいたような。やったね!!)
それにホフパワー選手の2試合連続の満塁ホームラン(Great Hit!!)で楽勝。
先発谷元投手が粘って楽天打線を抑え、打撃陣が打ってですから理想的な展開でした。
これで借金は、あとひとつだけ。
明日からは首位西武との3連戦ですが、ぜひ勝ち越したいところ。
ガンバレ!ファイターズ!!
かくしてGW後半初日は暮れました。
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この記事を書きながら聴いていたのは写真のCD。
今日から3日間東京フォーラム中心に開かれている「ラ・フォル・ジュネ」にちなんだ
コンピレーションアルバム。廉価版ですが、なかなか楽しい。
クラシック音楽にどっぷりつかる3日間とのことですが、
機会があれば一度は頭のてっぺんまで浸かってみたいものです。

※画像アップロード機能が働いてくれません。
 機嫌が良くなったらアップロードします。
 他の機能も不調になりました。どうやら、オイラのPCに原因か!?

<追記5.5>
ようやくアップロードできた。
PCの問題と思い半日以上も延々デフラグまでしましたが、
不調なので、念のためブラウザを変えてみたら即アップ!?
普段使っているブラウザがブログに追加された機能に対応していなかったようです。
やれやれ、疲れるな~

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by capricciosam | 2013-05-03 05:28 | 時の移ろい | Comments(0)