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Kitara休館の間に②~PMF2015への期待

札響の台湾公演も無事終わり、尾高時代も終わりを告げました。
いよいよ4月からはポンマー時代の幕開けとなった訳ですが、
最初に登場する7月定期演奏会がPMFプレコンサートの位置づけとなりました。
PMFが開幕することから、近年7月はKitaraでの定期演奏会は開かれておらず、
開催期間内にホストシティ・オーケストラ演奏会として参加する形でしたが、
なるほどこういう形もありですね。首席指揮者の第一回目を
祝祭的雰囲気の中でスタートを切る、これは粋な企画ですね。

指導陣が前半PMFヨーロッパ、後半PMFアメリカというスタイルは
すっかり定着した形です。PMFヨーロッパの弦楽器にはウィーン・フィルメンバーが参加。
しかし、長く参加していただいた皆さんも定年を迎えて退団されたようで
ヴィオラ、チェロは「前ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」と紹介されています。
確かコンマスのライナー・キュッヒルさんもまもなく退団になられるようですから、
今夏のPMFウィーン演奏会は貴重な機会となりそうです。
PMFのHPで見ると、すでに2回とも残席は残り少なくなっているようです。
それから、キュッヒルさんはGALAにも登場しますから、ゲルギエフ登場に併せて
再登場してくれるということなのでしょうか。

また、管楽器にはベルリン・フィル管弦楽団メンバーが多数参加しています。
昨年のブラス・アンサンブル演奏会では圧倒的演奏を披露してくれましたが、
KitaraでのPMFベルリンのチケットはすでに完売ですから、人気沸騰ですね。
今年もアンコールに「ベルリンの風」をやってくれるかな!?
昨年同様、函館市でも公演が予定されているので、可能なら追っかけしたいところです。
そんなPMFヨーロッパが参加するプログラムAに期待が膨らみます。

今年の大きな話題は芸術監督にワレリー・ゲルギエフが就任したこと。9年ぶり。
しかし、嬉しい反面、多忙を極める身だけに札幌での滞在期間が気になりました。
前芸術監督のファビオ・ルイジは3年間の任期中、毎年会期の半分程度は滞在して
指導に当たっていたように記憶しているのですが、ゲルギエフは過去登場した2回とも
ごく短期間だったように記憶しています。売れっ子ならではなのでしょうが、
「もう少し腰を据えてくれれば、、」と思ったのも偽らざるところです。

今夏も会期の大半は首席指揮者のデイビット・ジンマン(これは想定外でした。
チューリッヒ管の任期を終え、タイミング的には良かったのでしょう。期待が高まります)
に任せ、GALAと道外2公演のみという限られた設定となっています。
芸術監督として総仕上げするということなのでしょう。
前2回と比べると滞在期間としては長くなったようなのは喜ばしい限りですが、
札幌で指揮する演奏会は、たった2回だけ。
これにはビックりするとともに、ちょっと少ないよ、の不満も。
4月12日一般発売だったのですが、案の定GALAはあっという間に完売。
残るはピクニックコンサートの芸術の森だけとなっています。
これは彼のスケジュール調整と動員力アップを狙った苦肉の策だったのかな、
と勘ぐったりしますが、これまでのPMFでも珍しい事態となりました。

それから25年間スポンサーとして支えた野村證券、パナソニック、トヨタ自動車が退き、
新たなスポンサー群で支える体制になった26回目ですが、PMFオーケストラの規模も
従来の100人超体制から80人超体制に変更される等、規模的には縮小気味に見えます。
企画で質的充実を図ってさらなる飛躍をしていってもらいたいと期待したいところです。
まぁ、あれこれ書きましたが、期待していることだけは間違いないんですよね。

最後に話題をひとつ。今夏は六花亭が札幌本店新築に併せて常設の「ふきのとうホール」を
7月にオープンさせます。約一ヶ月オープニングフェスティバルを行うため、
今年の札幌の7月はファンにとっては特別な一ヶ月となってしまいました。
写真は2週間程前に市内の店頭で撮ったものですが、完売が続出しています。
興味深い公演だらけですから、まぁ当然なのでしょう。
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<追記4.23>文章の一部を修正しました。
六花亭HPで確認したら、ふきのとうホールは完売がとても目立ち、
全公演完売という"あっぱれ"な状態を達成しそうな勢いです。

<追記5.9>
ふきのとうホールは5月8日完売したとのことです。”あっぱれ”というか、凄い!

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by capricciosam | 2015-04-22 07:05 | 音楽 | Comments(0)