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クリスマスの約束@2015

1 Today…全員で

MC「15回目を迎えた「クリスマスの約束」は横浜赤レンガ倉庫からお送りしたいと思います。」

2 なごり雪…小田さんのピアノソロで

MC「かぐや姫とは同じ事務所にいました。僕らにニーズはある訳もなく、かぐや姫のお供で
コンサートに行き、前座を終えて客席の後ろで彼らのステージを見ていました。庄やんの曲は
ナイーヴで、あの声と相俟って人気がありました。いろんなことが懐かしく思い出されます。」

MC「HYの仲宗根泉さんです。」番組初登場ですが、小生にとってもWHO?状態です。
曲がイントロから順に降りてくるとの発言に、小田さん「ウラヤマシーですね。」
彼とつきあってとてもハッピーな状態だったんだけれど、バラードはせつなさを求められている
と考え、一旦彼と別れ、作品が出来た後、よりを戻したとの発言には会場からもどよめきが。
その曲を小田さんとのデュエットで。

3 366日

MC「和田唱、TRICERATOPSです。」
今回は彼との事前練習が8月から開始されていったことが紹介される。
小田さんとマンツーマンで。時には8時間近くも続いたこともあるようです。
大先輩にも物怖じしない態度に、小田さんも「アイツ、凄いなー」の一言が。
3ヶ月かけて納得できるゴールが見えてきた。
「できるだけ少ない音で、ギターだけで2人だけでやろうとしたら、
昔そう言えばこういうことを散々やってたなー、受けなかったけど、
と懐かしく思いだそうとしていた。」
こういう発言に鈴木さんとのオフコース時代を重ね合わさないファンはいないでしょう。
和田さんが幼い頃マイケル・ジャクソンが好きだったということで2曲。

4 Heal The World
5 The Girl is Mine

MC「S&Gはあまり聴いてこなかった。ハーモニーは3人以上でという気持ちがあり、
2人というのはどうも。(2人のオフコース時代は)あれはやむを得ず2人だったんだよ。
キャロル・キングの自伝にポール・サイモンが同じ大学の先輩であると書いてあり、
びっくり、その上ポールが「僕には詞が書けないんだよ」と発言していたそうです。
あんな素敵な詞を一杯残してくれた詩人ポール・サイモンの真骨頂を聴いていただきます。
引き続き和田さんと4曲。最後はなんとAKB48の曲で、会場ノリノリ。

6 Old friends…S&G
7 Bookends…S&G
8 The 59th street Bridges Song…S&G
9 恋するフォーチュン・クッキー…AKB48

MC「リハーサルで、あなたにちゃんと告りたい、と言うとみんな笑うんだよ。」(笑)
「松たか子さんです。去年ちょっとだけやったクリスマスの約束でしたが(おっ、
小田さん自ら告白。やはりねぇ~)、あの時は(お腹の赤ちゃんと)2人で参加して
くれたんだよね。」
現在生後8ヶ月になるそうですが、小田さんは親戚以外で一番抱いてるんじゃないかと
自負しているそうで、「何もなくてもいいから、ちょくちょく遊びにきてよ。」と
見事に爺ぶりを発揮していました。
「昔からの音楽仲間やライバルが亡くなってくる。ハィファイセットの山本君の曲を
やりたいと思います。きっとどこかで聴いてくれると思います。」

10 よりそって二人

MC「JUJUさんです。」小田さんが「歌番組よくでるね」と振ると、彼女曰く
「ライブにこれない人も多いから、これ(=歌番組)がライブと思えば乗り切れる。」
とアッパレな発言を。「PPMが戦争に反対して作った歌を。」

11 Cruel War…(邦題「悲惨な戦争」)
MC「それでは、いよいよ委員会バンドです。」

12 HELLO,GOODBYE…The Beatles

委員会バンドはカバー曲以外に、水野(いきもの)作のオリジナル曲「約束」を歌った
そうですが、先輩たちからリハーサルでダメだしを食らったそうです。

13 帰れない二人…陽水と清志郎が交互に一行ずつ書いて2時間でできたそうです。
14 トワイライト・アヴェニュー…松田聖子に歌ってもらう想定で根本(スタレビ)作る
15 愛はきらめきの中に…ビージーズ

MC「5人のオフコースが最後に作った「I LOVE YOU」というアルバムに入っている
解散することがわかっていて作ったしおりみたいな曲です。」

15 きっと同じ…小田さんのソロで

MC「1980年からつきあいのあるエンジニアのビル・シネイと、ある時話していたら
戦争したなんて馬鹿なことしたな、という話になり、二人でしんみりとなったことがある。
彼とは別れる時、same moonと言うようになった。」

16 same moon
インタビューで小田さんは、「やれることはやってきたなー、一生懸命コピーして。
アマチュアでもあるまいに、何か助けてくれるだろうと。(そこまで追い詰めるのは
何故なんですか?)自分に対する責務だよ。ここで中途半端なものを提供してどうすんだよ
ということが常にあるよ。」(おっ、昨年の番組を見たファンには複雑な思いが、、、)

エンドロールは3年前の「夕日を追いかけて」を背景に。
ここでインタビューが入るが小田さんは次のように語ります。
「どうやって終わっていく、ツアーなんか。あまり深刻でなく考えたいよな。」
う~ん、小田さんも来年は69歳を迎える訳だから、いつかはツアー撤退も視野に入れて
おかなけりゃいけないのか。加齢は避けられないからね。

今年は昨年の手抜き感を払拭する丁寧な作りで、随所に小田さんの感想やメッセージを
聞くことの出来た仕上がりとなっていました。来年もこの水準を維持してもらいたいものです。

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by capricciosam | 2015-12-26 09:20 | 音楽 | Comments(2)

札幌交響楽団第584回定期演奏会@Kitara2015

【プログラム】

1 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調
2 ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)

マックス・ポンマーさん首席指揮者就任後2回目の定期演奏会も独墺系プログラム。
同じ系統としても前回がライプツィヒ・プロとすれば、今回はウィーン・プロか。

1はソリストの独奏から始まり、その独奏が曲全体の雰囲気を暗示する。
ソリストのゲルハルト・オピッツさんは、ゆったりとしたテンポを保ちつつ、
大人(たいじん)のごとき雰囲気を湛えながら弾き進めていく。
その情感溢れ、安らぎに満ちた響きのなんという心地の良さよ。ベテランの味わい。
ボンマーさんも札響をうまく統率して、ソリストの作る雰囲気を壊さないため、
情感豊かな音楽が大ホールを満たしていく。
札響がこの曲を取り上げた前回の2007年定期演奏会では小菅優さんがソリストを
努めていたが、この時も達者な演奏に満足していたのですが、今回は異なった次元
での満足感で満たされました。鳴りやまぬ拍手に応えてソリストがアンコールを1曲。

ブラームス 6つの小品 作品118-2 間奏曲

これは絶品だった。オピッツさんはソロリサイタルで聴きたい方だな。

2では弦楽器が弦楽パート中心に増員されました。
ポンマーさんはゆったりとした指揮に時折こまかなニュアンスを加えながら、
ブルックナー特有の重層的響きを連ねていきます。テンポを乱すことなく、
楽章を進めるのが、あたかも一歩一歩高い極みを目指すがごとき感じです。
ブルックナーでは弦楽パートの作る厚みに、管楽器の充実もないとつまらない
のですが、ホルンはじめ札響はよく締まった演奏で応えていたと思います。
あっさりとした味わいながら清々しささえも感じさせる秀演だった。

昼公演。8~9割の客入か。CD化を目指した録音がされていたようですが、
演奏中にハンカチ等で口を押さえずに咳をしたと思われる人や、音楽が鳴り
やんだものの指揮者が腕を下ろしきらないうちのフライング拍手などがあり、
編集でなんとかするのでしょうが、少々残念でした。
特に2は大盛り上がりで終わるだけに、余韻を楽しみたかったなぁ、、、

それから、7月定期演奏会のライブ録音されたCDが先行発売されていましたが、
今回含め公開されている来シーズンの定期演奏会プログラムからみて
エリシュカさんとは異なるスタイルでの録音がされるようですね。
一連のメンデルスゾーン作品を期待したのですが、まぁこれはこれで楽しみです。
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by capricciosam | 2015-12-12 23:56 | 音楽 | Comments(0)

007スペクター@2015

ロビーには007シリーズの歴代のボンド俳優が紹介されているパネルが
展示されていた。数えてみると現在のダニエル・クレイグ(以下、「ダニエル」
という。)で6代目となる。(時には5代目と勘違いされることもあるようですが)

ダニエルが主演した前3作「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」
では、それ以前のボンド俳優が主演した作品とテイストを異にする。
ダニエル作品ではボンドの再構築を行い、「シリーズinシリーズ」の趣があり、
一話読み切りの形をとりながらも、次作への連続性を強く意識した作りとなっているからだ。

主演1作目の「カジノ・ロワイヤル」ではダブルオー部門に属するエージェントで
ありながら、正式に007誕生となるまでを描く。おまけに、唯一「女王陛下の007」
で取り上げたボンドの恋愛をも描く。それも「女王陛下の007」同様、悲劇として。
そして、悲劇の背後には謎の組織があることも示唆される。
また、シリーズおなじみのテーマ曲も流れるのはエンディング間近という念の入りよう。
これでようやくボンドの誕生という訳だ。またM(前作同様ジュディ・ディンチ)は
登場するが、Qやマニー・ペニーは登場しない、というシリーズとしては異例の設定。

2作目の「慰めの報酬」ではボンドの個人的復讐譚の趣きから始まり、その中で
巨悪組織の存在が示唆されるが、その正体は明らかにされないまま巨悪組織の
一員グリーンと対決して作品は終わる。謎は残った。

3作目の「スカイフォール」ではボンドが味方の女性に撃たれるシーンがあるが、
この女性が後にマニー・ペニーとして登場するが、これも意外な設定。
またMI6ビルも爆破されるが、並行してMI6の組織としての存立自体が
脅かされていることも描かれる。MI6とて時代の流れの中では盤石ではない訳だ。
ダニエル作品以前では諜報機関の組織自体が描かれることがなかったと記憶している。
犯人はMの元部下で、Mに見捨てられた個人的恨み(本作でも似た背景を007に用意する)
を復讐しようと執拗にMを追いかけるため、犯人をおびき出すためボンドはMを道連れに
スコットランドにある自身が育った家スカイフォールに向かう。
しかも、懐かしいアストン・マーチンで。
(懐かしさもあるが、正直唐突感あり。かえって目立つだろうに、、、)
スカイフォールでは犯人を倒すものの、結局Mは死亡することに。
そして、新たなMにはMI6を追求していた側の人間がなるという皮肉が描かれる。
組織としても個人としても時代が変わりつつあることを示唆する。

余談だが、本作品は50周年記念作品としてヒットし、シリーズの中では上位に
評価されることもある作品だ。評価されるのは、これまでの作品では描かれること
のなかったボンドの個人的側面を描きつつ、Mとボンドとの交流的側面も初めて描き、
しかもMの死まで描いくといったシリーズには希薄がちな人間ドラマに比重を置いた、
新たな試みがいわば「新味」として受け止められたためだろうか。
しかしながら、個人的にはその新味に疑問を感じた作品。
最大のものは結局は個人の復讐譚的スケールで終わる「しょぼさ」。
シリーズ作品の魅力である荒唐無稽的スケール感のあるティストはさっぱり感じられず、
スカイフォールでの対決シーンも他作品で見たような既視感に満ちたもので、
かつ他作品でもみられるようなドラマが付加されたような印象では、「つまらなさ」が
先に立った。個人的には新たな試みとして受容するより前に違和感があった。
シリーズで形成されてきたフォーマットへのこだわりが強すぎるのかもしれないが、
「これからこのシリーズはどこに行くのか」的な戸惑いが残り、
ブログに記事としてまとめる気力も起きなかった。
閑話休題。ボンドの出自は謎だったが、本作でスコットランド生まれであることがわかる。
とはいうものの、何故今空き家なのかの説明はないまま作品は終わる。
謎が引き継がれた訳だ。

そして第4作「スペクター」では、メキシコでハデにやらかし過ぎて職務停止と
なったボンドだが、その理由は死んだMからのビデオメッセージだったという種がある。
その遺言の謎を追っていくうちに、「カジノ・ロワイヤル」でのヴェスパー・リンド
の死にからんだホワイトに行き着き、さらにはホワイトの娘とともにたどり着くのが
巨悪組織スペクターという訳だ。
シリーズの最初から背景に描かれるスペクターがここで登場することになるが、
本作ではその親玉ブロフェルドがどういう人物なのかが「スカイフォール」と
からめて描かれ、「そう繋がるのか!?」的驚きが待っているという訳だ。
(ぎりぎりネタバレしていないはず)

一方で、情報監視社会の到来にともなうMI6の廃止という組織的な危機も描かれ、
ダブルオー部門はオールドファッションとして切り捨てられていく、という
時代の流れも描かれる。見事に繋がる訳だが、鑑賞後の後味としては悪くない。
また、M、Q、マニー・ペニーもよりアクティブな形で描かれていくのもおもしろい。
脇役もアクティブ化することで、「ミッション・インポッシブル」のような
チームアクションの方向性も匂わせる。

ダニエル=ボンドの各作品は「実は4部作だったのかー」的驚きがあったくらいで、
原作や過去の作品で省略されていた部分の解釈を新たに提示してうまく作り直した感がある。
こういう新味は受け入れたいと思う。
(それでも、3作目のありかたはスンナリとは受け入れがたい。どれだけ辛目か!?)

また、次作に続く謎ではなく余韻を残したと思うのは、ボンドの恋愛が本作品では
悲劇で終わらずに、次作まで続きそうな気配と宿敵ブロフェルドが生き残った点だ。
この点は次作で引き継がれる予感(期待?)があるが、さてどうなることか。
ダニエルが主役を降板するかもしれない噂とも関連するが、次回作で続きを描くのなら
ダニエル=ボンドで引き続き第5作を期待したいところだ。
ボンドガールが2作品に連続して登場するいうのも過去には例がないが、
ダニエル作品では違うティストを付加してくるので再登板もあり?なのかな。
でも可能性としては限りなく低いだろう。
いち007シリーズのファンとしては、エンドクレジットの
「JAMES BOND WILL RETURN」
を楽しみに待ちたい。

それから、ダニエル作品の中では、過去作品へのオマージュと思われるものでは、
第2作の美女の死体がベッドの上にあるシーンを真っ先に思い出す。「ゴールドフィンガー」だ。
本作品には初代ボンドからシリーズを楽しまれた方なら、過去作品の「あのシーンにそっくり」と
思われる仕掛けが結構ある。ヒントは「ロシアより愛をこめて」です。
お楽しみください。
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<追記12.12>記事の一部を追加・修正しました。




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by capricciosam | 2015-12-06 21:27 | 映画 | Comments(0)