ヒョー、ショー、ジョウ

■ 死亡記事で改めて感じる時の重み

  大相撲千秋楽の優勝力士の表彰場面で
  当時、欠かせない人がいた。
  取組み後の、いわば余興に近い感覚で楽しんだのが
  D・ジョーンズさんで、彼が土俵に上がるだけで
  会場から一斉に声援が飛び、そして彼の第一声で、
  どっと笑いが起きたものだ。
  その上彼はサービス精神に富んだ人だった。
  地方場所では、その地の方言を巧みに織り交ぜて
  やるから、なおさら受けた。
  たいしたもんだなぁ、と子供心に感心してTVを観ていた。
  そういえば、当時のパンアメリカン航空といえば、
  世界でも一二を争う規模だったハズ。
  「兼高かおる世界の旅」のスポンサーで、世界旅行なんて
  夢のまた夢の田舎育ちの少年にはなんともまぶしい
  会社だった。
  それも経営不振からつぶれてしまったのはだいぶ前。
  これにはホントに驚いた。
  「ゆく川の流れはたえずして、しかももとの水にあらず。」
  このごろ、記憶の中の若い頃の思い出に欠かせない人が
  ボツボツ鬼籍に入っていく。
  当たり前だけれど、改めて年とったんだなぁ~。
    
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# by capricciosam | 2005-02-06 23:12 | 時の移ろい | Comments(0)

なんとも

■ 大胆な判決

  職場で使っているノートPCは6年前くらいに導入されたもので、
  当然スペックは今のレベルから見ると、化石然としたもの。
  それに付いていたアプリケーションは「エクセル」と「一太郎」。
  どんな判断で、こんな組み合わせにしたのか不思議でしょうがない
  のだが、とにかく使わざるを得ない。
  一太郎も画像を添付したりすると、とたんに重くなる欠点もあるが、
  カーソルの自由度が高く、なじむとそれなりに使いやすい。
  しかし、ワープロ単独で使う分にはいいのかもしれないが、
  エクセルやパワーポイントと連携する時には、ワードがスムーズの
  ような感じで、限界を感じていた。
  
  10年以上前にはワープロとしては一太郎が圧倒的だったが、
  ワードにおされて、このごろはシェアを落としていたらしい。
  そういえば解説本も少なくなった。
  そこに今度の判決だ。
  改めて、驚いたと同時にジャストシステムの息を止めかねない
  んじゃないのか、とよけいな心配までしてしまった。
 
  先の青色ダイオードの一審判決といい、下級審の判決には大胆な
  判断をしめすことが多くなってきたような気がする。
  これ自体は司法の役割の復権のような感じで歓迎する気持ちは
  あるものの、一方では日本も本格的な係争社会に突入する兆候
  ともとれなくもない今回の判決ではある。
  少々旧聞に属するが、感想を残しておきたくなった。
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# by capricciosam | 2005-02-05 12:15 | 時の移ろい | Comments(0)

オペラ座の怪人@映画

◆ せつないなぁ、怪人はいずこへ…
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  怪人が失踪して数十年が経ったオペラ座の公開オークション。
  そこで年老いたラウルはかつて怪人が愛でていたオルゴールを
  手に入れ、今は故人となった妻のクリスティーヌの墓を訪ねる。
  その墓地はかつてラウルが怪人と決闘したところ。
  墓にオルゴールをたむけようとすると、そこには黒色のリボン
  を結んだ一輪のバラが…

  全体としては、かつて観た劇団四季の構成とほぼ同じながら、
  このラストは映画版ならではの演出。
  このシーンで、怪人のクリスティーヌへの思いの深さを改めて知り、
  かつまだ生きていたのかと思わせられ、観客は思わずイスに
  座り直すことに。
  さらに、ステージと異なる演出は仮面舞踏会。
  舞踏会はろうそくによる照明らしく全体が黄色い明るさに
  包まれている。
  そこに、登場する男女は白黒のモノトーンのような衣装、小道具
  で統一され、赤い衣装の怪人が登場する不気味さを一層
  引き立たせている。
  この点、劇団四季の演出はまったく逆で、この場面が一番色彩に
  あふれ、怪人もこの色彩に同化した中で登場する。
  コントラストが大きい分、観客の感情の振れ幅も大きくなる、
  というものか。この場面の演出は映画にうまさを感じる。
  
  しかし、冒頭のシャンデリアから時代が遡る演出や、地底湖の中を
  怪人がクリスティーヌを連れて船を操る幻想的なシーンは四季版に
  うまさを感じるのだが、映画ならではの演出も随所にある。
  特に、バラ。
  劇場版でも重要な役割だったのだろうが、印象が薄い。
  この点、映画ではクローズアップを多様して怪人の思いを表す
  象徴的な役割を効果的に果たしているように感じた。
  展開のメリハリとかスムーズさは四季版に一日の長がある、
  と思うが、出来としては結構互角に近いか。
 
  でも、なんといってもA・ロイド・ウェーバーの「音楽」。
  映画では少々ロマン派風のアレンジだったが、それでも曲本来の
  力はいささかも損なわれることなく観る者の胸に迫ってくる。
  「オペラ座の怪人」と言えば、A・ロイド・ウェーバーというくらい、
  原作者以上の結びつきになっているのは、この魅力的な曲に
  よるのだろう。これは映画でも変わらない。
    
  でも、せつないなぁ。怪人の思いを想像すると…
  もちろんせつなさが怪人の境遇に由来するところもあるのだが、
  ・恋をする
  ・人を好きになる
  これを経験した人にこそ、この作品の良さがしみじみとわかるん
  じゃないのか、とこの作品に触れるたび思っててしまうのは、
  私だけだろうか。
  きちんとツボを押さえて上質な作品に仕上げてあるのは、
  好感が持てる。

  なんてことを観ながら思い浮かべて、ふと隣に座ったかみさんの
  横顔をみる。真剣にスクリーンに魅入っている。
  終わって感想を聞いてみると、かみさんも満足だったようで、
  いっときイイ時間を共有できたようだ。
  
  ところで、パンフレット写真にひとつ明らかな間違いがある。
  答えはすぐにみつかると思うが、気になる方は映画館に
  足を運んでみてはどうか。

  追:サーバー不調により画像がアップできないので、写真は後で。
  
  追追:ようやく復旧できたようです。やれやれ。
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# by capricciosam | 2005-02-02 19:36 | 映画 | Comments(0)

くんくん

■ なんか匂うな

  昨夜入浴した時、だいぶ前に買って放っておいた
  入浴剤を使ってみた。
  かわいい狐のような顔に固めた黄色の剤なのだが、
  たいして匂いもしないし、もうアカンちゃうのかな、と
  思いつつバスタブに入れると、こまかい泡がでてきて
  溶けていく。
  「なんだ、まるでバ○みたいだなぁ」
  たいして色もつかないが、お湯の表面にはなにやら
  油膜のようなものが。
  「ギョエ~、やばいなぁ、きたなくなったよ」
  あわてて手でかきまわすと、どうやら無くなったので、
  お湯も代えずに入浴を続行するが、異常なし。
  特に、変わったこともなく朝を迎えたが、
  なんとなく匂うんだなぁ、これが。
  お香でも焚いたような、和風の良い香りが身体から
  立ち上ってくる。
  「へぇ~、こんな仕掛けだったのか」
  しかも、身体がポカポカする保温効果もある。
  いつまで保つのかわからないが、ちょっとした温泉気分
  を味わった感じが続いている。
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# by capricciosam | 2005-01-31 23:32 | 時の移ろい | Comments(0)

あかね空@文春文庫

◆ なんとか読んだぞ!めざせ二桁

  年末に、一年を振り返って読書量が減ったことを嘆いてみたものの、
  嘆いたところで本が読める訳じゃなし、
  ましてや読んだ本が増える訳でもないのは当たり前のこと。
  それで、コツコツと取り組んでみた。
  少々、歩みは遅いが今日で3冊読了。
  やれば、やるもんだ、と感心。
  しかし、老眼になって焦点がジャストになりにくく、歯がゆさも少々。
  まあ、これはしかたないか。
  
  そのうちの一冊。
  山本一力著「あかね空」
 
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  江戸の新兵衛長屋に京風のとうふ屋を開いた永吉と
  おふみ一家の二代に渡る商いに苦闘する様子を描いた
  サムライがただの一人も登場しない下町人情物語。
  時代ものはあまり手にしないのだが、これは読みやすく
  どっぷりつかって読んでしまった。いいねぇ、この感じ。
  夫婦愛、親子愛、兄弟愛。
  「愛」という言葉の本来もつ滋味に久しぶりに触れた充実感。
  そして安堵感。
  さすが、直木賞受賞作というところか。
  何年か前の受賞時に、作者がこの物語の舞台となった下町
  に住んでいて、奥さんと二人の子供達とともに発表会場に
  自転車でかけつける様子がドキュメントで放送されていて以来、
  興味があった作品でもあった。
  
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# by capricciosam | 2005-01-30 23:23 | 読書 | Comments(0)

続さらす

■ 庶民とは縁遠い姿勢

  「エビだか、タコだかしらないが(笑)、やめたと思ったら、
  退職金を一億何千万かもらって、おまけに顧問になる。
  どうなってんだろう、と言いたいのが正直な気持ちだ。
  わたしらみたいに一円、一銭(単位)で稼ぐ身には、
  とうていNHKのやっていることはわからない。」
  
  淡々と進んだ今日の会議の最後の方で飛び出した
  議長(と言っても議員さんではない)の発言だった。
  その場にいた者にとっては唐突だったが、実に
  正鵠を射た発言だったのには感心した。
  海老沢会長の辞任は遅きに失した感はあるものの、
  NHKにとっては組織としての襟を正したことを示し、
  受信料不払い増加にストップをかける良いチャンス
  だったのに、ああそれなのに、顧問とは。口あんぐり。
  NHKの組織の論理がいかに国民の皮膚感覚と
  遊離していることか。
  組織としての自浄作用は望めないのか。残念。
  
  
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# by capricciosam | 2005-01-28 21:46 | 時の移ろい | Comments(0)

プチ

■ サプライズ
  
  今日、先日出産したばかりの姪からFAXが届いた。
  お祝いのお礼だったが、いっしょに赤ちゃんの写真が
  ついていた。
  しっかりカメラ目線の彼(男の子)はなかなか
  目鼻立ちが整っていて、イイ感じ。
  姪も母親稼業に追われることになるんだろうけれど、
  ぜひ、このやりがいのある稼業に精を出してもらいたい
  と、心からエールを送る。
  なにしろ、かみさんの実家を初めてたずねた時は
  まだ幼児で、背中でおんぶしたりなんかしてなぁ。
  その彼女がもう母親なんだからなぁ。
  はぁ~、なんか、ためいきしかでてこないなぁ。
  光陰矢の如し、か。
  少年老いやすく学成り難し、か。
  ふぅ~。
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# by capricciosam | 2005-01-24 23:05 | 時の移ろい | Comments(0)

おっと

■ 結構やるもんだ
  
  市民文化祭があり、各サークルの発表が市民会館の
  大ホールのステージで繰り広げられていた。
  老いも若きも結構、ステージ慣れしていて、たいしたもの。
  続々とつめかけるお客で通路に立ち見もでる盛況ぶり。
  
  うちのかみさんもステージに立ち、練習の成果を
  発表していた。それを応援がてらビデオ撮り。
  でも、子供たちが小さい頃のHi8だから、今は当たり前の
  液晶画面がついておらず、小さいファインダーから
  のぞかなけりゃいけない。
  わずかな時間なんだけれど、これが結構疲れる。
  おまけに撮影中に前を横切る人、人、人。
  空席少ないから、仕方がないのかなぁ、とも思いながらも、
  少しは姿勢を低くするような配慮をしてもらいたいんだよね。
  
  しかし、嬉々としてシニア世代がやっているのをみると、
  老人パワーも侮れないものだ、と思う。

  
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# by capricciosam | 2005-01-23 21:41 | 時の移ろい | Comments(0)