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ちょっと入院していました

3月下旬になったというのに、軒下の雪は結構な高さです。
特に、3月に入ってから2回続けて週末に大荒れとなったのが影響したのでしょう。
このまま行けば、雪融けが遅くなるのは避けられないのかもしれません。
とは言っても、陽射しは確実に明るさを増してきているのが体感され、
この間の日曜日は歩いていても実に気持ちが良かった。
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実は先々週に外科に入院し、手術を受けて、先週末退院したばかり。
入院は久しぶりでした。10数年ぶりでしょうか。
正直外来段階で入院計画の説明を受けても、
身体にメスを入れられるというのは内心おっかなびっくりです。
でも、実際に手術を体験して、その後周囲の入院患者と色々話しをしてみると、
当初外科手術に抱いていたイメージはほぼ払拭されてしまいました。
患者の身体の負担を少なくして、社会復帰をスムーズにさせる。
その点は想像以上で、こうして復帰して早々働くことができるのもありがたいことです。

以前観た映画「プロメテウス」で全自動手術マシーンが登場し、
主人公がこのマシーンに乗り込み、全身麻酔もかけずに腹を横一文字に切って
体内で成長するエイリアンを取り出すシーンがありました。
観た時はグロさもあり、荒唐無稽と一笑に付すことも可能だったのですが、
医療技術の進歩は遠い将来には案外実現できるのかも、と
この度の入院でやや本気で考え直してしまいました。

入院期間中はPCもなくブログの更新はできず仕舞いだったのですが、
代わりにtwitterでつぶやいてばかりいました。
普段の休日でもこんなにつぶやきませんが、やはり無聊をかこつ入院生活。
入院生活の記録も兼ねて、いつもより多目につぶやいていました。

入院していたら、検査や検温等がなければ、規則正しさとともに襲うのが「退屈」。
退屈しのぎに雑談するか、持ち込んだ本を読むか、ラジオを聴くのが主でしたが、
その間の退屈しのぎの最大のものはWBC観戦でした。
ちょうど東京ドームでの第2ラウンドだったので、毎試合TVを観ながらツイートです。
結局、米国での準決勝で敗れ3連覇は叶いませんでしたが、
決勝はプエルトリコVSドミニカというカリブ勢。(オランダだって事実上はカリブ勢の一角)
両者とも日本は予選ラウンドでは対戦していませんが、
仮に予選ラウンドで対戦していたら準決勝進出自体危うかったのかもしれません。
<追記3.23>優勝はドミニカ共和国。無敗での優勝は初。すごい。

しかし、日本人の現役メジャーなしでも、あれだけ戦えたんですから大健闘です。
対プエルトリコ戦で、マエケンと能見が打たれなかったら……、
井端、内川の重盗が成功して追加点が入っていたら……、
そんな「たられば」を考えるよりも、国内の現役プロ選手だけでも準決勝まで進出できる
ことが証明された、これが日本野球の基礎体力と確認できた、
あとの数ステップを勝ち抜くにはどうしたらよいのか、と考えていった方が
4年後に向けた対策となりそうな気がします。
侍ジャパンの皆さん、お疲れ様でした。

さて、もうひとつだけ触れておきたいのがTPPです。
15日安部首相がTPP交渉に参加することを表明しました。
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昨年総選挙に配布された自民党のパンフレットには

「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します。

と明記されており、道内選出の自民党の候補者も「断固反対」と表明して
当選したはずです(道内各地で釈明に追われているようですが)。
でも、この公約もよくできていて、

「聖域なき関税撤廃」が前提にされないなら、TPP交渉参加には反対しません。

とも読めることは、選挙期間中からわかっていたことですから、
関係者が今更「裏切られた」と言っても遅いと思います。
だました方が悪いのか、だまされる方がおろかなのか。

また、参加表明とともに政府試算が表明されました。

「日本が環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合の国内産業への影響について、
政府が農業分野で数兆円規模の大きな打撃を受けると試算していることが14日、
分かった。政府関係者は取材に対し農業への影響を「3兆円」と明言。
ただ工業製品などを含む全体ではプラスの経済効果があるとしている。」
(道新3/15より引用)

まぁ、トータルとしてプラスだから農業等の一次産業は減少してもかまわない、
という乱暴な考え方にしか思えないのですが、
北海道のような一次産業主体の地方は、関連産業も含めると影響は甚大となり、
地域崩壊の危機という言い方は過剰な表現ではない、と思います。
北海道に暮らす一道民としても決して他人事ではありません。

ただし、この試算もまったく対策を講じないという前提らしいので、
参加することになれば、きっと膨大な金をつぎ込むことをしてくるのでしょうが、
財政赤字が1000兆円を越えるのにどの程度やれるのか疑問です。
と、いうよりも1990年代のガット・ウルグアイラウンドの時だって
農業分野に何兆円もつぎこんでも、結局、日本農業の体質が強化されなかったことは
歴史が証明しています。当時の政権の中心も自民党。
自民党は元々構造改革に熱心ではない政党のようですから、
非効率な税金投入だけで、なんら政策効果も無く、
ただただ国家の財政赤字を膨らませるだけではないかと恐れています。

それに、この試算で問題だなと思ったのは、食糧自給率がさらに低下すること。
現在でも50%に満たない自給率の低さが問題だというのに、
生産額ベースで何兆円も減少するということは、その分自給率も低下することは明らかです。
その分輸入食糧の割合が増え、これらを食べる機会が増すということです。
輸入食料は果たして安全で安心だと断言できるのでしょうか。
しかも、輸入ストップというリスクは決してゼロではありません。
国民生活を不安定な状況に一層追いやることは果たして政策として妥当なのでしょうか。

TPP自体は年内妥結を目指しているということで、
例え日本が交渉のテーブルについても残された期間はごくわずか。
そんな短時間で果たして、日本の国益とやらは死守できるのでしょうか。
すでに固められた内容にただサインするだけではないのでしょうか。
一国民としては、安部首相のお手並み拝見といかざるを得ないのですが、
普天間移設を巡って無様な申し開きをせざるを得なかった鳩ポッポのように
ならないよう祈るばかりです。
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by capricciosam | 2013-03-20 06:40 | 時の移ろい | Comments(0)

「カルミナ・ブラーナ」二題

低気圧の接近による荒れた天気が予想される土日。
昨日も、東京へ出張した同僚が予定の便が欠航したので別便で戻る予定
との連絡があったが、さて無事帰って来れたのか。
今朝の予報ではこれから大荒れのようですが、
幸い今のところは青空も見えて穏やかです。

本州ではもう梅の便りが聞かれるというのに、
北海道の3月の天気というのは割と荒れやすい。
まるで春を前にした冬将軍の悪あがきのようにも見えますね。
そう言えば、高校の合格発表の時も市電を降りてから猛吹雪の中を歩いて行き、
辿り着いたら校舎の外にあるはずの合格者掲示板がなくて慌てたのですが、
あまりの荒天に校舎の廊下に移されていたのでした。
まあ、こんな経験もあるから、春を前にした荒天も小生としては折り込み済みです、ハイ。

さて、2月はほとんど記事を更新することもなく、サボっていたのですが、
その間クラシック音楽の世界では著名な方の訃報が続きました。

指揮者 ウォルフガング・サヴァリッシュさん、22日死去、89歳。
オルガニスト マリークレール・アランさん、26日死去、86歳。
ピアニスト バン・クライバーンさん、27日死去78歳。

このうち、実演に接し、かつディスクがあるのはサヴァリッシュさんだけでした。

昨夜FMを聞いたら、偶然ブラームスの3番がかかっていました。
サヴァリッシュさん特集だったらしく、若い頃ウィーン・フィルを指揮したものでした。
解説の方が、最後にN響を振った翌年の2005年にウィーン交響楽団を
一回だけ振って、その時のメインがこの3番でしたとおっしゃっていた。
ウィーンの聴衆への「さようなら」の気持ちが込められていたということなのでしょう。

小生も実際に演奏会に足を運ぶ前にはTVでN響をよく聴いていましたから、
何度もサヴァリッシュさんが指揮するのを目にしています。
その点では入門時期含めてなじみのある指揮者のお一人です。
やはりサヴァリッシュさんをしのぶには独墺系の古典が似合いそうな感じですが、
実はこの記事を書きながら聴いているのは写真の「カルミナ・ブラーナ」。
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ジャケット写真ではN響を颯爽と指揮する姿を思い出させるのですが、
若かりし頃ケルン放送響を指揮した録音で、
作曲者カール・オルフ立ち会いのもとで録音された一枚。
しかも、最後にオルフの感謝の言葉が録音されているメモリアルなもの。
溌剌とした力強さが感じられるのですが、モノラル録音なのが惜しい。合掌。

それから、札響の正指揮者だった高関健さんが、かつてムラヴィンスキーが君臨した
サンクト・ペテルブルク・フィル交響楽団の2月定期に登場したのですね。

プログラムは、R.シュトラウスの交響詩「死と変容」、 フランクの交響的変奏曲、
シューマンの交響曲第3番「ライン」で、初の共演は成功したようです。
高関さん、おめでとうございます。
来シーズンの札響客演の予定がないのは寂しいのですが、ぜひまた来演を。

高関さんがTwitterでつぶやかれています。

所属するジャパン・アーティストの関連ページはこちらです。

ここまで書いて、「カルミナ・ブラーナ」と高関健さんで思い出したのですが、
この組み合わせでのCDがありました。
正指揮者当時の2009年のKitaraでのライブ録音ですが、
ライブならではのダイナミックさが蘇るかのような一枚です。
札響のCDでも指折りの一枚だと思います。
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by capricciosam | 2013-03-02 08:53 | 音楽 | Comments(0)

緊急地震警報と時ならぬ陽気

「2日午後11時17分ごろ、北海道の十勝、釧路地方など道内各地や青森県など
広い範囲で地震があり、十勝地方中部、釧路地方中南部などで震度5強を観測した。
札幌管区気象台によると、震源地は十勝地方中部で、震源の深さは約108キロ。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・5と推定される。」
(以上、道新2/2より引用)

寝ていましたが、結構強い揺れでした。
道東でひどい被害がでなければよいのですが。
昨夜は揺れで目が醒める数秒前に枕元の携帯が鳴り出して目が醒めたのですが、
あれが緊急地震警報というのでしょうか。
以前の携帯にはこの機能がついていなかったので、初めての体験です。
危機が迫って居るぞ、という感じのかなり強い調子です。
ほんの数秒の違いなのですが、目が醒めて身構えることができましたから、
時と場合によってはもっと大きな役割を果たすこともあり得るのでしょうね。

さて、日中はまるで春を思わせる陽気。
お陰で家の前の道路の雪も溶け出して、ぐちゃぐちゃ状態です。
こんな時は焦ってもしょうがないので、除雪車が入るのを待つ方が良い。
その間は久しぶりに室内整理です。
まったくどうしてこんなにたまるのか、と思うくらいゴミはたまりやすい。
ゴミたまりやすく、金たまりにくし。
なんて、どこかで聞いたような金言風でもひねりたくなります。

BGMを適当に流していたのですが、写真はそのひとつ。
昨年のラ・フォル・ジュネに合わせて発売されたらしい
コシア音楽のコンピレーションアルバム。
廉価盤でしたが、なかなか楽しい。
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陽も傾きかけた頃、ようやく除雪が入り、通り過ぎた後は
除雪車が残していった分をスコップを手に自力除雪です。
シャーペット状態なので、重い、重い。
近所の御主人と、腰にくるねぇ~、と慰め合いです。
加齢とともに、年々除雪が大変になります。

夜は先日録画しておいた「SONGS」を観ました。
由紀さおりさんとピンク・マルティーニとのニューヨークライブなのですが、実に楽しい。
最近はヘビーローテーション化しています。
「1969」というアルバムでブレークした御両者ですが、
1969年と言えば昭和44年。
世代の方には懐かしい歌の数々が、由紀さんの素敵な声で蘇ります。
YouTubeでその一部を見つけました。
PPMの素朴さとは違うやさしさのようなものは唱歌に通じるものなのかな。

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by capricciosam | 2013-02-03 07:23 | 時の移ろい | Comments(0)

しばれ緩む

2日に記事を更新してからというものサボりっぱなし。
それはね、(と、ここは「堺すすむ」風に。えっ、知らない!? う~ん…)

「しばれていたから」

オチになっていませんが、いや、ホント。
寒かったので、こんな時はさっさと寝るに限るというものです。
正月休みも明け、仕事もスタートしましたが、毎日夕食を終えても居間に居続け、
PCにさわることもありませんでした。

「道内は12日、道北を中心に雲が広がった影響で冷え込みが緩み、
旭川市の最低気温が前日より9・1度、平年より4度高い氷点下8・1度となるなど、
連日の厳しい寒さは一服した。」
(道新1/12より引用)

3連休に入り寒波も一段落したようで、ようやく縮こまっていた身体も伸びをしたところです。
連休も穏やかだったのですが、最終日の今日は東京にも雪が降ったようで、
昼のニュースでは千葉県浦安市恒例のディズニーランドでも会場の外は雪だったようですね。
北国では当たり前でも、温暖な浦安ではあいにくの悪天候ということになっちゃいますね。
でも、インタビューされていた晴れ着姿の女性が

「雪のシンデレラ城も良い思い出になります。」

と答えているのを聴いて、何故かほっとしていました。
禍と取るか、福と取るかは気持ちの持ちようひとつで変ります。
もちろん、そんな気の持ちようだけでは乗り越えるのが難しいことも多い社会ですが、
そんな社会の荒波に飲み込まれないで生きていく小わざになってくれることもあります。
成人なんてはるか彼方になってしまった小生としての老婆心の表われです。

さて、話変わって、先日こんなニュースが目に入りました。

「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は10日、音楽監督を務める指揮者の
サイモン・ラトル氏(57)が、契約満了となる2018年8月をもって退任すると発表した。
後任は15年以降に選任する予定。ラトル氏は英国人で、02年に音楽監督に就任。
声明で契約が満了すれば、16年間にわたってベルリン・フィルを指揮することになり、
後進に道を譲るべき時期が来たと説明した。」
(道新1/11より引用)

驚きました。もっと長期政権かな、と思っていました。まだ若いですからね。
こんな前に発表しちゃったら、レームダック状態になるのでは、なんてことを心配したのですが、
こういう世界はあまり心配ないものなんでしょうかね。
早くも現段階の「後任候補」が噂されていますが、まだ早いでしょう。
5年もあれば、もっと候補の顔ぶれだって変わるでしょうからね。

ところで、この声明でラトルがザ・ビートルズの曲を使って説明していたとのことです。

「In 2018 I will be nearly 64 years old. As a Liverpool boy,
it is impossible not to think of the Beatles’ question,
‘Will you still need me.., when I’m 64?’ (略)」
(ベルリンフィル公式HPより引用)
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ザ・ビートルズの8枚目のアルバム「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」の
9曲目 「When I'm Sixty Four」のタイトルだけをもじったらしい、と思ったのですが、
どうやら詩の一部の「Will you still need me」も含めてなんですね。
同じLiverpool出身に絡めていることからしても、実にシャレています。
下のYouTubeでご確認ください(YouTubeの画面で再生されます)。



さてさて、いずれやってくる64歳。
小生の64歳はこの詩の世界のように牧歌的なのかな?
今はあまり楽観できそうもないのが、なんとも(吐息)
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by capricciosam | 2013-01-14 17:05 | 時の移ろい | Comments(0)

おめでとうございます。@2013

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

例年はもう少し後に記事を書いていたのですが、
昨年のラスト記事も書けなかったので、
今年は少し前倒し気味に年末年始のアレコレを書いてみます。

29日は良い天気。
予約していた車のリコール修理のためディーラーに向かいました。
到着して駐車場に止めた途端、携帯が鳴るので、見るとカミサンから。
親族で不幸があったとのこと。
それで、修理を終えて帰宅してから、急遽葬儀に向かうことに。

高速道路は50kmに速度制限されていて、一部凍結もあったのですが、
案外走行しやすく、概ね予定通りに到着し、すぐに通夜に出席。
翌日の告別式にも参列し、繰り上げ法要を終えて戻ることに。
しかし、時ならぬ暖気のせいで高速道路は、ずっと雨中ドライブ。
お陰で路面に雪はなかったのですが、速度制限は相変わらず。不思議。
ICを降りてから、デパ地下に寄って年越し用の総菜を買い求めましたが、
大混雑なので、買い物を早々に終えて帰宅しました。
戻ってみると、家の前は案の定シャーペット状態。
除雪車が出動していたものの、削り取りが浅く、駐車するのも一苦労。

31日は寒気が入って良い天気。
昨夜のシャーベットが凍って、路面はツルツル。まるでスケートリンク状態。
昼過ぎから年越しを始めましたが、夕方くらいまでは記憶があるものの、
明け方気がつくと、居間でふとんをかぶってごろ寝していました。
カミサンに聴くと、酔いつぶれて、起き上がれなかったとのこと。
やれやれ、やっちまったよ。

元旦はすがすがしい朝を迎えたのですが、何もする気が起きません。
それでも、なんとか雑煮を食べて、午後母の家に。
おせちを食べていたら、睡魔がきてちょいとゴロ寝。床暖房なので気持ち良い。
帰宅してからはTVを見て、早々に就寝しました。

と言うわけで、酒池に溺れた年越しと元旦となってしまいました。
例年似たようなものですが、にしても今回はやや度が過ぎました。

「先が思いやられる。」

これと同じ不安を抱くのが、自民党新政権の経済運営。
民主党政権が期待はずれに終わっただけに期待したいところですが、
巷間伝えられるのが、インフレ目標を2%に設定し、日銀の金融緩和と
赤字国債による公共事業で景気を浮揚させデフレ脱却をしようとの方針です。

新政権誕生後、これに関する記事をいくつか読みましたが、あまり肯定的なものはありません。
例え景気が上向いても一時的なもので、持続する保障はなく、結局デフレ脱却に失敗し、
財政の赤字だけが確実に増えて、将来の国家財政破綻に近づくリスクが高まるだけだ、
との指摘が多いようです。おまけに、ハイパーインフレ到来の恐れ、とも。
収入の低下する老後にまた一歩近づいた身としては、
こんな見方ははずれてくれることを祈るばかりです。

特に、新政権は無理や無駄が温存されている構造自体を改革しようという意欲を
前面に打ち出していない分、無理や無駄が跋扈した古い政治が
リバイバルされかねない危惧を抱かざるを得ません。
1990年代からの「失われた20年」で繰り返された景気浮揚失敗と財政赤字の積み増しの
大半の責を負うべき自民党だけに、そういった見方が良い意味ではずれてもらいたいものです。
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by capricciosam | 2013-01-02 07:50 | 時の移ろい | Comments(0)

さようなら、中村勘三郎さん

今朝起き出して、まだぼんやりとしている状態でTVをながめていたら、
速報が飛び込んできた。何事!?と思ったら、ベラボーな訃報だった。

「古典から新作まで幅広く活躍し、人気を集めた歌舞伎俳優の中村勘三郎
(本名波野哲明=なみの・のりあき)さんが5日午前2時33分、
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のため東京都文京区の病院で死去した。57歳だった。」
(以上、時事通信12/5付けより引用)

一気に醒めたのは言うまでもない。
ご遺族の方が報道各社に宛てた文章が写し出されていたのですが、
そこには「癌晴って」の見慣れぬ文字が。誤字かと思ったのですが、

「妻の波野好江さん、息子の勘九郎、七之助の連名で出された死去を知らせる
「皆様へ」と題した文章に、闘病生活を「癌晴って参りました」というくだりがある。
一見すると誤字に思えてしまうが、これは勘三郎さんの造語と言われる。
「癌を晴らす」「癌がなくなって晴れ晴れ」するために“頑張る”といった意味のようだ。」
(東スポ12/5付けより引用)

そうだったんですね。
食道ガンの手術は成功したというのに、肺炎という伏兵にやられるとはなぁ…。

ここ数年、入退院を繰り返していたようですが、よもや不帰の人となろうとは想定外です。
個人的には、2008年に浅草寺境内の平成中村座で実演を観たっきりです。
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法界坊。あの破戒僧をもう一度観たいと思っていましたが、残念です。
当意即妙なサービス精神に溢れながらも真っ当な芸を演じきるという
その姿にいっぺんにファンとなりました。
実にうまい役者さんでしたね。
しかし、芸道の長さを考えると、57歳なんて、まだまだ道半ば。
60代、70代と年を経て円熟していくであろう勘三郎丈の芸を観ること能わず、
となったことは、歌舞伎界のためにもつくづく惜しいと思います。

中村勘三郎さんのご冥福を心からお祈りいたします。
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by capricciosam | 2012-12-05 23:53 | 時の移ろい | Comments(2)

来年のPMF

3連休の初日ですが、あいにく今日も雪が舞う天気のため、
まだ完了してない庭仕事もできず仕舞い。
内心このまま根雪になったら、ちょっとまずいなぁ、とは思っているのですが、
これは休日に晴れてくれないことにはどうしようもありません。

それで、午前中におばの見舞いに出かけて帰宅してからは、
たまった新聞の整理をしてのんびりと過ごしていました。
普段は見出し中心に眺める程度が関の山なので、休日にまとまって読みますが、
改めて記事を読んでみると、今度の衆議院選挙は後世において、
ひとつの分岐点だったと評価されるような気がしてなりません。
真剣に考えれば実に選択が悩ましい、そんな選挙になりそうな雰囲気ですね。
混迷の度を深める日本社会が良い方向に向かうきっかけとなれば良いのですが…

ところで、来年のPMFの概要が組織委員会から発表されました。
ファビオ・ルイジが3年務めた芸術監督の後任は置かずに、
特別首席指揮者がイルジー・コウト、首席指揮者が準・メルクルとなっています。
スケジュールから前半をコウトさん、後半をメルクルさんが分担するようで、
コウトさんが札響を指揮する予定もあるようです。

コウトさんは初登場、メルクルさんは2008年以来でしょうか。
ところで、コウトさんは来年1月に予定されていた来札公演を病気のため中止したようですが、
PMF開始までには健康が回復されていると良いですね。
メルクルさんは、2008年のトゥーランガリア交響曲の好印象がいまだに記憶に残っています。
小生のメシアン体験としては強烈でした。

ソリストの中で注目したのはホルンのラデク・バボラーク。
今年3月のモーツァルトのうまさには酔いしれましたから、
当然期待が高くなるというものです。

教授陣もウィーン・フィルメンバーがかなり再登場してくれそうです。
もう縁がなくなっていくのかな、と思っていただけに、これは嬉しい。

また、今年初めてあったPMF-GALAが再び予定されています。
今年は結構楽しめましたが、「PMF賛歌」がまた歌われるのかな。

いずれにせよ、楽しみです。
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写真のCDを聴きながら書いていました。
昨年6月に安永さんの独奏で聴いて、思わずシートで固まってしまった
「カム・イン!」が収録されています。
ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルテイカの演奏は夜の静寂にふさわしい。
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by capricciosam | 2012-11-23 23:54 | 音楽 | Comments(0)

11月早々気になったこと

折々の暮らしで気になることも、この頃はブログに書くこともなく過ぎていきます。
もっとも、その「気になること」がちょっとした感想程度なら、
この頃はツィートを利用している頻度が高くなりました。

まぁ、自分の中では使い分けている、とは思っているのですが、
一方でブログの記事更新数が低下傾向の中では、
こんな都合の良い言い訳もかなり怪しいものだ、と自嘲気味です。
やはり、数行でも記事を書いて更新していかないと、ブログ自体に活気は生まれません。

そんな訳で、今日は感想をいくつか書いてみます。

「東京・銀座の文壇バー「おそめ」のマダムとして知られた上羽秀(うえば・ひで)さんが
10月1日、急性呼吸器不全で死去していたことがわかった。89歳。
葬儀は近親者だけで行った。」
(以上、読売新聞11/5付けより引用)

この訃報に接して、数年前に読んだ「おそめ」(新潮文庫)を思い出し、
本棚の奥からひっぱだしてパラパラと読んでみた(当時の感想はこちら)。
すると、読み終えての感想がメモしてあった。

「上羽秀とおそめという、2つの人生が交錯する中での波乱はあれど、
ぶれない生き方の根底にあったのは、ひたすら「好きなもの」「好きなこと」を
追求した姿勢だったのだろう。」

良くも悪くも自分の心に対して忠実だったのでしょうね。
本では京都の奥まった住宅地で晩年を過ごされているとの記述だったのですが、
少しでも心安らかに余生を過ごされていたのなら幸いです。合掌。

そう言えば、読書の感想が記事として滞っていますね。
目の前には、少なくとも10冊以上が積ん読状態になっています(汗)
少し遅ればせですが、「読書の秋」をしてみますか。

さて、野田政権も支持率が低迷する中、まだ続いています。
こんどの改造内閣では「二人の田中が危ない」というような週刊誌の見出しを
見たように記憶しているのですが、その一人の法務大臣は本格稼働前に辞職。
そして前任者が復帰ですか。そんなことなら、再任すれば良かったのに。
しかし、民主党政権では地味な法務大臣が何かと脚光を浴びますな。
意図して登用しているのか、意図せずに登用しているのか。

もう一人の文科大臣ですが、4年制大学への申請を巡ってひと騒動です。
就任時から期待していない一人としては、少し見直しています。

小泉改革以降の規制緩和で少子化が続く中、大学数は逆に増え続けており、
乱造された大学の中には、学生の質の低下や経営危機も見られる。
だからこそ、数を増やすよりも質の向上を図るべきだ。
という大臣の主張にはうなづけるものがあるのですが、
だからといって開設準備が進み、受験生も志願しようとしているこの時期に、
3大学を見せしめのように認可しないというのは、素人には理解できない。

「田中文科相は会見で「大学設置認可の在り方に問題がある」「認可は大臣の権限」
などと強調、会見をいったん終えた。しかし、「誤解を与えた」として、すぐに会見場に戻り、
新しい基準で検討する考えを表明。3大学の来春開校について
「みんなの知恵を借りながらやっていきたい」と述べた。」
(時事通信11/6付けより引用)

3大学が訴える構えを見せたり、野党の追及が必至なので少し軌道修正してくるのかな。
問題意識が必ずしも外れてるとは思わないだけに、
筋論だけでは影響の大きすぎる面があることは考慮できなかったものか。
もう少し丁寧に梶を切れなかったものか、と残念に思います。

(と、ここまで書いて昨夜は睡魔のためダウン。続きを翌日の夜に書いてます。)

一夜明けたら、急転直下。
結局、3大学を認可するそうです。
なんとも、キツネにでもつままれたような話となりました。
自民党の安部総裁曰く

「田中氏の破壊願望に基づく全くの思いつきだ。」

不勉強極まりない前防衛大臣の夫といい、どちらもベテラン議員らしいのですが、
日本の政治家のレベルの「高さ」には、ただただ驚くばかりです。

話変わって、今日は立冬なのですが、一日中雪ならぬ雨が降っていました。
寒いし、濡れるしで少々うんざり気味です。
でも、2日に渡って書くことになったお陰で、次のような記事が目に止まりました。

「道は6日、道内の集落の8割以上に薬局やガソリンスタンド、現金自動預払機(ATM)がなく、
集落対策として市町村の多くが、高齢者支援や交通手段の確保が必要と考えている
との調査結果を公表した。 」
(以上、北海道新聞11/7より引用)

道内177市町村に対して北海道が行なったアンケート結果だそうですが、
この「集落」とは「市街地を除き一定のエリアに数戸以上がまとまって暮らす地域」を
独自に道が定義したものだそうです。
その結果道内には合計3757の集落があり、

・薬局がない集落……………………………………95%(9%)
・ガソリンスタンドがない集落…………………………89%(2%)
・金融機関・ATMがない集落…………………………82%(1%) 

( )内はそれぞれ最も近い施設まで20km以上離れている割合です。
 
道内の郡部を少し走ると割とすぐ実感できる結果なので、そう驚いてはいないのですが、
課題は、現にそういう集落があり、そこに人(主に高齢者)が住んでいることです。
アンケートでは今後必要な対策として、

・高齢者支援(安否確認、除雪)………………………88%
・交通手段の確保(予約制バス、乗り合いタクシー)…80%
・産業・担い手対策(就業支援、後継者育成)…………72%

が挙げられたそうです。
確かに、市町村としては住民の生命を守り、一方で行政コストの負担を考えると
放置できない問題だと思いますが、妙案がないのが現状ではないでしょうか。
そこで小生が注目しているのが、夕張市の目指す「コンパクトシティ構想」です。
実現に向けて一歩を踏み出したようですが、これが課題解決に向けた
ひとつのモデルであることは間違いないと思います。

「コンパクトシテイ」についてはこちらを参考にしてください。
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この写真のCDを聴きながら書いていました。
モーツァルトイヤーの年に買ったのですが、
内田光子さんのしっかりした芯のあるタッチが、また素敵です。
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by capricciosam | 2012-11-06 23:51 | 時の移ろい | Comments(0)

函館てくてく余聞

台風16号の動きが少し気になる連休中日。
北海道への接近は19日頃なのですが、まだ蒸し暑さがスッキリとはとれないですね。

もう函館バル街から一週間経ちました。
昨日も親戚が遊びに来たので「楽しいよ」と宣伝しておきましたが、
定番のイベントでもあまりリピートしたいとは思わない口なのに、小生としては珍しいことです。
今秋の参加店は69店。どうガンバッタって一夜で回りきれないなのですから、
こりゃ何年かに分割して楽しむ他はないというものです。
ホント、ぜひまた行きたいです。

ところで、当日は昼頃には函館に到着したので、昔何度か食べた大門そばの食堂で、
懐かしい定食でお昼を済ませました。
お店に一歩足を踏み入れると、記憶の中にある昭和のただずまいがそのまま。
まるで時間が止まったようで嬉しかったのですが、よく手入れされた清潔感は同じ。
その変わらぬ姿勢に感謝したいくらいです。
でも、店内から見える外の景色が当時と明らかに違います。
当時道路向かいにあったお店がなくなって、更地になっていて、なんと柳小路が見えます。
何年前かに帯広に行った時と同じで、地方都市の疲弊は止むことはない感じです。
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食べた話ついでに、食の話をもうひとつ。
函館の御当地バーガーの「ラッキーピエロ」についに足を踏み入れました。
全国的にはかなり有名な「ラッピ」らしいのですが、
そこはおじさんだけに「ハセスト」の焼き鳥弁当は食べていたのですが、こちらは初めて。
人気ナンバーワンという「チャイニーズチキンバーガー」350円を食しました。
味もいけましたが、そのボリュームにはびっくり。
マックやケンタと比べてファスト性はありませんが、そんなの全然気になりません。
函館の人は幸せだな、と素直に思いました。
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おっと、札幌ドームのソフトバンクとの3連戦最終日の今日は負けたようですね。
7月に観に行った試合であっぱれな投げっぷりをしたホークス武田投手に対して、
ファイターズは最近絶好調の中村投手という好カード。
いいですね若手が躍動するのは。
とは言っても、ダルビッシュが抜けた戦力ダウンの中、ペナントレース終盤でも
首位争いをして健闘しているな、というのが一ファンとしては正直な感想です。
栗山監督の采配に選手が実によく応えていると思います。
明日は先発ローテーションの谷間なのて゜、一体誰が投げるんだろうと思っていたら
予告先発は森内投手でした。最近中継ぎでは結果が出ていませんが、
明日は期待して、今シーズン最後の応援に行ってきます。

ところで、ダルビッシュのグローブに北海道が刺繍されていたんですね。
本人がツィッターで8/26に画像含めてツィートしていたようです。
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嬉しいですねぇ~、ダルの登板のたびにいやでも目につくというものです。
北海道への愛着と同時に、北海道へのエールのようにも感じました。
益々ダルの活躍を期待せずにはいられません。
ガンバレ!ダルビッシュ!!
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by capricciosam | 2012-09-16 18:03 | 時の移ろい | Comments(0)

わくわくする大会だったねぇ~

窓から夜風が入ってくるんですが、冷たくて気持ち良いです。
というのは、日中降り続いた雨のせいで、室内がムシムシしているからなんですね。
お盆初日だとうのに、あいにくな天気です。
でも、墓参りは母とカミサンに任せ、小生は仕事でした。

とうとうロンドンオリンピックも終わってしまいました。
これまで何回も見てきたオリンピックですが、初日を除いて毎日メダル獲得が
報じられたことなんて記憶にありません。
だから、毎日、朝起きると結果が楽しみでしょうがなかったですね。
日本選手の活躍に感動し、拍手を送る毎日でした。

その結果、金7銀14銅17の合計38個のメダルは日本としては過去最高の獲得数。
アッパレ!アッパレ!!大アッパレ!!!です。
もちろん、予選敗退やあと一歩でメダルに手が届かなかった選手や競技もありました。
でも、そういう皆さん含めて、とりあえずはお疲れ様でした。
そして、真剣に戦う姿を、ありがとう、です。
オリンピックに辿り着くまでの努力は到底凡人の及ぶところではありません。

先日記事でも書いたとおり、今回は夜更かししてまでライブ中継は見ていません。
ただ、就寝前に中継された男子サッカー準々決勝、女子バレー3位決定戦、そして
男子マラソンだけは、ライブで見ることができました。
特に、隣国の指導者の無思慮な振る舞いの直後で、かつ男子サッカーが敗れた後
だっただけに、女子バレーはやや熱くなって応援している自分がいましたね。
こんな時こそ一国民としても冷静になることが必要なのでしょうが、
国家の指導者たるものの振る舞いの与える影響ということをも考えさせられました。
指導者たるもの、軽挙妄動と誹られるようなふるまいは厳に避けるべきです。
特に、外交に関わるものについては、ましてや平和の祭典の渦中になんて。
TPOをわきまえろっー!

そんな状態ですから、ブログの方は記事更新が遅れていましたが、
大会期間中は、ほぼ毎日ツィートしていました。
今更ながら、短文投稿のTwitterの良さを感じています。
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この記事を書きながら聴いているのは写真のCD。
ロンドン、英国と来て、エルガーという実にベタな選択です、ハイ。
特に、弦楽セレナードは素敵ですね。
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by capricciosam | 2012-08-13 23:13 | 時の移ろい | Comments(0)