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喝と不安

連日の寒波で、すっかり冷蔵庫の中で暮らしているような気分ですが、
昨日はお昼頃から雪が降り止まず、今日は朝から除雪です。
除雪で積み上がった雪山も、一番高いところは一階天井ぐらいまでいったようです。
まったく、よく降ります。

しかも、今日はシーズン中に最低一回はやる物置の屋根の雪降ろしも。
小さい頃から屋根の上に上がるのはそんなに嫌いではないので、
少し浮き浮き気分だったりして。ただ、例年より少し早いような気がします。
しかも、雪の厚みもいつもよりありそうな感じ。
おまけに、夕方には屋根からの落雪の後始末ですから、疲れます。はぁ~

ところで、ダルビッシュの退団会見です。
要は、打者との勝負をしたいにもかかわらず、打者から弱音を吐かれるのを聞くと、
フェアな勝負をしていないのではないか、という葛藤が生じ、モチベーションを保つのが
難しくなっていた。その解決策として戦う場を変えざるを得なかった。
それに、メジャーでの日本選手の評価が下がっているのも嫌だった。

なるほどなぁ~、高みを極めたと気がついて天狗になってもおかしくないのに、
その境遇に安住せずに、さらなる高みを求めていくんだから、大したものです。

それにしても、問題はパ・リーグの打者たちです。
確かに、そう簡単に打てないでしょうが、「投げないでくれ」とか「打てない」なんて
弱音を簡単に吐いてほしくはなかったですね。
いやしくもプロなんだから、真っ向から打ち崩してやるくらいの気構えじゃないと。
打てそうもないなんて気持ちで打席に立っていたとしたら、例えは悪いが
相撲で言えば「無気力相撲」のようなもんでしょう。
ファンだって寂しいものを感じます。

この辺は、今朝のTVで張本氏が打者に「喝」を入れてくれるものと思っていたのですが、
ファンを集めての退団会見自体を否定しただけで、この点含めて一切スルー。
「えーっ、どうして喝をいれないんだ!?素人でも気がつく点なのに‥」
まぁ、単に見解が異なっているのでしょうが、
こういう時こそパ・リーグ打者に「大喝」を入れてご意見番としての役割を
果たしてもらいたかった、と残念な気持ちです。
まぁ、会見そのものを否定していたから、内容についてはコメントせず、という態度
だったのかもしれませんが、にしても恣意的というか、物足りない。

<結局睡魔が勝ち、続きは翌日の夜書いてます>
いつもなら、ガンバッテ翌朝には仕上げるようにしていたのですが、
除雪による疲労が勝ち、少し早く起きられる、なんてものではありません。
寄る年波こそ正しけれ。詠み人知らず。
なんて、ふざけてないで、記事タイトルの残りの「不安」についてです。

図は毎日新聞1/25付けからの引用です。
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「財務省が25日発表した2011年の貿易統計速報(通関ベース)によると、
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、2兆4927億円の赤字となった。
貿易赤字転落は第2次石油危機後の1980年以来、31年ぶりで、
赤字幅は80年に次ぐ過去2番目の大きさ。」
(以上、朝日新聞1/25付けより引用)

「安住淳財務相は27日、閣議後の会見で、2011年貿易収支が31年ぶりに
赤字となったことについて、傾向か単年度の一時的なものか現時点では
判断できないとの認識を示した。
そのうえで、貿易収支で黒字が出せる体質にもっていくことが重要と語った。」
(以上、朝日新聞1/27付けより引用)

確かに、大震災やタイ洪水等の一時的な影響と考えたいのですが、
なにしろ「失われた20年」を脱出できずにデフレがのさばっている現状では、
悪いシナリオが、どうしても頭をよぎりがち。
ずるずると景気後退して、貿易赤字が定着し、国債が国内で消化できずに、
国債の外国資本依存度が高まり、徐々に国債の利率が高まり、ついに‥ギリシャ化!?

まぁ、こんな連想をするのも将来に向けた現実を直視したビジョンと対策が見えないからで、
不安や閉塞感の大きな要因は景気が一向に回復しないことだとは思うのですが、
政治が決断に欠け、決定し処理していく、というスピードが感じられないことも
不安を一向に解消させてくれない一因なのではないでしょうか。
この点は与野党の国会議員のせいばかりとは言いたくないのですが、
一方で、その体たらくぶりの一端を示したのが、大震災関連会議の議事録が
作成されていなかったこと。唖然とするばかりです。
いくら緊急事態とは言え、前政権はこんなこともできなかったのか、と思うと情けなくなります。
対策としては、公的会議は複数機器で録音することを必須とするしかないのでしょうが、
にしても、国家の統治機構の中枢がまともに機能していないようじゃ、
末端の庶民が不安を解消するなんてことはできる訳がないというものです。
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by capricciosam | 2012-01-29 23:54 | 時の移ろい | Comments(0)

Tシャツの意味

今日は朝から少し湿った雪が降っていました。
朝食を終えて、すぐ雪かきです。
しばれがゆるんだと思ったら、除雪が待っているんだから、当分の間油断なんてできません。

昨日はダルビッシュのレンジャーズ入団会見がありましたが、
あいにく外出していて見られませんでした。
昨夜もニュースを見逃し、とうとう今夜になっても少ししか見ることができません。
まぁ、新聞等には会見のダイジェストも載っていたのですが、
せっかくですから、もう少し会見内容をダルの声で聞きたかったなぁ、
と思って、今夜ようやくMLBのHPで動画を見ることができました。

淡々と、かつ堂々と、時にはユーモアをまじえて答える姿は、
日本にいる時となんら変わらない感じですね。
大した25歳です。
彼の場合は去る寂しさよりも、挑戦して飛躍してもらいたい、
という気持ちが先に起きるから不思議なものです。
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ただ、見方というか、視点というのでしょうか、明らかに考え方の違いだな、
と思ったのが飛行機での移動の際、着ていたTシャツへの質問。

Tシャツには「I will survive」の言葉と大麻を連想させる葉の組み合わせがプリント
されていたのですが、さすがあちらの報道機関は率直でした。
ダルは「日本では意味など関係なく、英語がプリントされていれば着る」
と苦笑して答えていましたが、日本人なら「うん、うん、そうなんだよね」と頷けるのでは。
しかし、米国では社会で問題となっているようなことを連想させるものは、
しっかりとした釈明を求められかねない、ということを想起させました。

まぁ、全米が注目する存在だけに、この件は大目に見る雰囲気もあるとは思うのですが、
一端バッシングが始まると、およそ日本の比ではなくなるのですから油断はできません。
例えば、トヨタ自動車をめぐるバッシングの激しさです。
あの騒ぎで米国におけるトヨタの業績は大きなダメージを受けたにもかかわらず、
一連の騒動ではトヨタには非難されるような非はなかったはずです。
これから、想像も出来ないところから矢が飛んでこなけりゃいいが、と思います。

これで連想したという訳でもないのですが、
今、気になるのはホルムズ海峡封鎖をめぐるきな臭さ。
イランが封鎖するぞ、と脅しをかければ、米英は許さないぞ、と反撃。
一端、紛争になると、父親がイラン人のダルにも、思いも寄らぬ余波というか、
因縁が来なけりゃいいな、と心配。
まあ、単なる心配のし過ぎで終わって欲しいものです。

24日には札幌ドームで三塁内野席をファンに無料開放して会見を行うということですが、
さて、米国の会見で保留した部分はどのような話をするんでしょうね。
その日は、なんとか夜のニュースで聴きたいものです。
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by capricciosam | 2012-01-23 00:21 | 時の移ろい | Comments(0)

NYPの演奏を止めた着信音

しばれる日が続きます。
日中も最高気温がマイナスなんでしょうが、よく冷え込んでいます。
昨日図書館に行ったのですが、館内の温度設定も低いようで、
読んでいるうちに、すっかり冷え込んで帰ってきました。
風邪だけはひかないようにしたいものです。

ところで、NYP演奏会で起きた携帯の着信音が演奏を止めた事件。
詳細は以下のようです。

「交響曲は最後のクライマックスを過ぎて「音楽と静寂が入り混じる」極めて繊細な場面。
タイミングは最悪だったという。(略)
音に気付いた指揮者のアラン・ギルバート氏は手を止めて演奏を中断。
会場には着信音だけが響き渡った。ギルバート氏は持ち主に向かって「終わりましたか?」と
尋ねたが、返事がなかったため「結構です、待ちましょう」と言い、指揮棒を譜面台の上に置いた。
着信音はさらに何度か続いた後、ようやく鳴りやんだという。
苛立った観客からは「1000ドルの罰金だ」「そいつを追い出せ」と叫ぶ声も上がったが、
大半の観客の「シーッ」といさめる声に制された。」
(以上、CNN.co.jp1/13より引用)

クラシックの演奏会前には携帯電話の電源を切るようアナウンスされることが当たり前のように
されており、Kitaraではホール内は強制的に電波が届かないような対策をとっています。
だったら電源まで切らなくても良いじゃないか、と思われる方もいるかもしれない。
以前、Kitaraの演奏会でアラームとおぼしき携帯音が鳴って、ヒヤッとした場面に
遭遇したことがあるだけに、アラームが鳴る可能性も考えると、電源offが無難。
今じゃ、小生も着席したら、すぐに電源offをするのがクセになってしまいました。

クラシック音楽を聴く場合、演奏中の異音は演奏だけでなく、
鑑賞をも妨げる行為となりかねないためなのですが、
報道された内容からは携帯の持ち主の行動も信じがたいものです。

「鳴っていたのはステージ左側の最前列に座っていた高齢の男性の携帯電話だったが、
この男性は身じろぎもせず、マリンバの音の着信音は3~4分あまりも鳴り続けたという。」
(以上、CNN.co.jp1/13より引用)

う~ん、慌てて着信を止めようとするはずだと思うのですが、どうしたことでしょう。

さて、着信音が鳴りやんだところで、演奏会はどうなったのでしょう。

「ギルバート氏は「通常であれば、このような妨害があっても止めない方がいいのですが、
今回はひどすぎました」と断った後に、オーケストラの方を向き、
「118番」と指示して演奏を再開。観客からは拍手が上がった。」
(以上、CNN.co.jp1/13より引用)

まぁ、演奏者、鑑賞者の音楽に集中していた気持ちが断ち切れてしまい、
両者の満足度は低いのかもしれませんが、ある意味印象に残る演奏会にはなった
のではないでしょうか。

この後、指揮者のアラン・ギルバートがTwitterでつぶやいています。

「Something I learned last night: there's a reason
Mahler never wrote for marimba. -AG」

着信音はマリンバだったのですね。しかし、粋だね。

ところで、演奏されていた交響曲とは、マーラーの交響曲第9番です。
聴かれた方はおわかりになると思うのですが、最終楽章のラスト近くのようですから、
まさしく「タイミングは最悪」という点には同感です。
これじぁ、演奏会そのものが台無しじゃないか、と怒りの感情が湧いても
不思議ではありませんね。

この曲を小生が実演で聴いたのは2003年に2回あります。
札響の5月定期と7月のB・ハイティンク指揮のPMFOですが、
札響の演奏会が圧倒的に印象に残りました。
尾高&札響の秀演と相まって、演奏終了後の長い沈黙を保った聴衆にも拍手です。
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<追記1.16>
この一件で、なぜ男性が着信音を消そうとしなかったのか?
不思議だったのですが、続報がありました。

「着信音を鳴らしたのは60代の男性。音が鳴りやむまで、
手に入れたばかりの最新機器にしばらく苦戦した。(略)
自分の携帯電話から着信音が鳴っていると気づくまでにかなりの時間がかかったと述べた。
前日に会社からiPhoneを支給されたばかりで、アラーム機能が設定されていたことを
知らなかったという。」
(以上、AFP BBNews1/15付より引用)

まぁ、手に入れたばかりでは、単になじみもなく、「音も、どこかで鳴っているナ」程度の
他人事だったのかもしれませんが、気がついた時は相当ショックだったようです。
同じくAFP BBNews1/15付より引用してみます。

「その携帯を、自分が持っていたと気づくことがどれほど絶望的な気持ちか、
想像できるでしょう。とてもみじめです。
コンサートの観客やオーケストラのメンバーたちが許してくれることを願います。
すべての観客に謝罪します」と、男性は語った。

事態を理解した時の絶望感の深さは相当なものだったことは十分推察できます。
他の報道では、男性が翌日、指揮者のアラン・ギルバートに電話で謝罪し、
同氏も受け入れた、とのことです。
これを読んで、ホッとしました。

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by capricciosam | 2012-01-15 08:24 | 時の移ろい | Comments(0)

2011年が終わろうとしている

今年もあと一日。
年末休暇に突入したのですが、その前後でカミサンが風邪で3日程寝込んだので、
今週はなにかと家事で慌ただしく過ごしています。

さて、締めくくりになると、やはり今年一年を振り返ってみるのは人の常。
なでしこジャパンのW杯優勝なんて明るい話題もありましたが、国内的には
停滞する政治の影響もあり、生活全般の閉塞感は一層強まったように感じています。
それに、ギリシャの国家破綻の危機が安定していると思われたユーロ圏を襲い、
米国の財政不安とともに世界的に金融不安が沈静化しないことも大きいのですが。
社会生活では、なんと言っても「3.11東日本大震災とそれに伴う原発事故」が強烈でした。
でも、その前の2.22にはニュージーランド地震もあり、秋にはタイの大洪水が起こった
ことを考えると、自然の脅威というものにもっと謙虚にならないと、という警告を受けた
一年だったとも言えるのかもしれません。

今年の漢字は「絆」でしたが、この一字に象徴されるように、
人と人の結びつきは、たとえ日常的には小さく弱いものでも、
非日常的事態に遭遇した時には国なんて概念を越えて地球規模で結びついていくものであり、
またそうでなければならないんじゃないか、と思われて仕方ありません。

大震災が発生してから、沈みがちな人びとの心を奮い立たせようといろんな試みが
ありましたが、その中からとても印象に残った作品を取り上げたいと思います。
坂本九さんの「上を向いて歩こう」を様々な人が歌い上げていくサントリーのCMです。
言葉のメッセージはありませんが、歌と映像だけで励まされた秀逸な作品です。
いろんなバージョンがありましたので、今回は全部貼ってみます。








震災発生から9ヶ月が経とうとしていますが、復興はまだまだ先のようです。
被災しても、被災していなくても国民には忍耐の時がまだまだ続くのは間違いなさそうです。
ガンバロウ!東北!!
ガンバロウ!日本!!

今年一年、駄文にお付き合いくださり、ありがとうございます。
新しき年が良き一年となりますように。 
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by capricciosam | 2011-12-30 23:53 | 時の移ろい | Comments(6)

人智を尽くす

昨夜、そろそろ寝ようかという頃。
変な音が断続的に聞こえるので、耳を澄ますと、屋根から雪が落ちているんですね。
しかも、「ボタッ」こんな音なので、「あ~湿っているな」とすぐ気がつきました。
聞こえる間隔も徐々に短くなって、とうとうザーッと一気に落ちていきました。
雪が湿っていましたから、傾斜した屋根では長く留まっていられないんですね。
「ふーっ、やれやれ重たいだろうな‥」

夜中に除雪が入ったのですが、出入り口は、除雪しないと車も出せません。
それで、朝食もそっちのけで、とりあえず除雪。
案の定、重い。
確かに、北海道でも湿った雪は無くはなかったのですが、
それは春近しの3月頃の雪のイメージで、シーズン始めはあまり記憶ありません。
むしろ、始めはいきなりサラサラの雪が降っていたような感じです。
結局、冷え込みが中途半端で、暖かいからなんでしょうか。
気象の変化というより、温暖化と結びつけるて考えるのは早計かな。

そんな訳で、昼食後は思わず居間でごろ寝です。
目が醒めたら、ちょうど福岡マラソンの終盤の日本人同士のデッドヒートの中継中でした。
市民ランナーの星・川内さんと「箱根の山の神」今井さんの抜きつ抜かれつに、
思わず眠気も即吹っ飛び、見入ってしまいました。
レースは平和台競技場手前で川内さんが今井さんに150mくらいの差をつけて
そのまま見事3位でコールイン。しかも、2時間10分を3秒切る記録を達成。
こりゃ、ロンドン五輪に確実に近づいたでしょう。
アマチュアがセミプロを破るなんて、相当知恵を絞って練習を積み重ねてきた成果でしょう。
アッパレだ!!

逆に、実業団の選手にはショックだったろうな。
特に、今井さんは残念でしたが、マラソンデビュー以来、着実に順位を上げているようですから、
あとの2回のチャンスにぜひ挑戦して勝ち取ってもらいたいものです。
なんたって、往路の箱根の山登りをごぼう抜きした実力があるんですから。
ケッパレ!!(北海道方言で「大いにがんばれ」という程度の意味です。)

しかし、人の力ってやつは凄いもんです。
上杉鷹山ではありませんが、「為せば為る」ですね。
「為せば為る」と言えば、これに関連して話題をひとつ。
下の写真は以前、目にした記事に掲載されていたものなんですが、
ご記憶の方もいらっしゃるでしょうね。
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シュレッダーにかけられた文書の復元ができるか、というものです。
日常でも大変お世話になっていますが、シュレッドされたものを復元するなんて
小生なんか気力も起きませんから、果たしてうまくいくのかなと、ちょっと興味を持ちました。
でも、結果はずっと後になるんだろう、なんて勝手に思っていました。
ところが、今朝こんな記事を見つけて、思わず「オーッ!!」

「シュレッダーにかけられた文書を解読する米国防総省高等研究計画局(DARPA)の
公開コンテストで、同局は2日、米カリフォルニア州のチームが全文書の復元に成功、
賞金5万ドル(約390万円)を獲得したと発表した。競争には約9000チームが参加。
このうち優勝したのは、サンフランシスコの少人数のコンピュータープログラマーらで、
紙片の組み合わせ案を探索するプログラムを開発、提示された組み合わせを
人間が確認していく方法で、5種類の文書、計1万個の紙片を復元した。」
(以上、読売新聞12/4付記事より引用)
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以前の記事が10月末でしたから、約一ヶ月で解決した訳です。
そのスピードにも驚きましたが、しかもコンピューターだけでなく、
人間の力も加味されていたというところが、なんとなく嬉しいじゃありませんか。
もちろん、自然の脅威、放射線のコントロール等の人智の及ばぬ分野は依然たくさんありますが、
それでも技術と知恵で克服してきたことによって現代の物質文明が形成されてきた訳です。
自動車はひとつの代表例でしょうね。

最後に、車のことを。
今年は、車の常識を劇的に変えていく年として記憶されるかもしれないですね。
それは、実用化された市販EV車「リーフ」が日産自動車から販売されたことです。
実際、この頃は街中でも度々目にするようになりましたが、
今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーとRJCカーオブザイヤーの二冠を達成。
まだまた発展(改善)の余地があることは疑いのないところですが、それにしても画期的です。
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by capricciosam | 2011-12-04 23:13 | 時の移ろい | Comments(0)

同じ無死満塁でも

今夜で日本シリーズも5戦目が終わりました。
ここまでは、完全な「外弁慶」と言うのでしょうか、お互いがアウェーで勝ち、
ホームで負けるという珍なる結果です。
なんだかヘンだな、意外だな、というのが、正直な感想です。

しかし、昨日の第4戦と今日の第5戦でなんとも象徴的な「無死満塁」が見られました。
いずれも、先発投手が無死満塁を作ってしまったことは同じです。
第4戦は6回裏の場面。
中日の攻撃に対して、ソフトバンクはホールトンをあきらめ、森福。
結果は後続を三振、レフトフライ、遊ゴロで、しのぐ。
見ていても、小気味よい見事なピッチングでした。

第5戦は8回表。
ソフトバンクの攻撃に対して、中日はチェンに替えて、来季の戦力外通告を受けた河原。
しかし、死球でやらなくてよい1点を献上。
続く打者には2点適時打を打たれ、結局3点を献上することに。
中日の反撃の機運を削いだ形となりました。

「潮目が変わった」
シリーズを終えて振り返った時に、好対照な無死満塁として評価されるのではないでしょうか。

1,2戦の中日有利の形が消えて、ソフトバンク有利の形が浮かび上がったままで
5戦目を終えたような気がします。
残る6,7戦ですが、ソフトバンクはパ・リーグを代表する投手の二人、和田と杉内でしょうから、
早ければ6戦目で勝負が決まりそうな気配ですね。

<追記11.20>
6戦目は和田が誤算で、結局最終の7戦目に決着がもつれこみました。
中日の山井も好投していましたが、3回の無死満塁が痛かった。
ソフトバンクは杉内、ファルケンボーグ、森福、摂津という豪華リレーで勝利し、
外弁慶にも、ようやくピリオドが打たれました。
ソフトバンク、日本一おめでとう。
大震災の影響で開幕が遅れた今シーズンのプロ野球もようやく幕が降りました。
選手、コーチ、監督他関係者の皆さん、お疲れ様。

<追記11.23>
昨夜評論家の高木豊氏が第4戦のあの無死満塁の場面を本シリーズの
流れを変えた決定的場面として選手のインタビューを交えて紹介されていました。
題して「森福の11球」。

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by capricciosam | 2011-11-17 23:26 | 時の移ろい | Comments(0)

ギリシャ悲劇に巻き込まれたくない

ギリシャのパパンドレウ首相の国民投票発言には、小生のような凡夫もさすがに驚いた。
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実施したら、恐らく国民の反発からEUの支援策を反故にしかねず、
12月にも国庫がショートして国家財政が破綻。
連鎖的に経済恐慌が世界中を巻き込んでいく可能性が高い。
それ故、独仏首脳の説得が功を奏して、とりあえず国民投票は回避されたようだ。
しかし、ギリシャ政治が依然安定する見通しがないことから予断は許されない。
ギリシャから見たら、いわゆる「極東」の、それも「在」に位置する住民とて
経済がグローバル化している以上、遠い国の騒動だから縁がないとはいってられない。
タイの洪水被害で日系企業の生産に影響がでていることも然り。

でも、そもそもどうしてギリシャの国家財政が危機になったのか。
そう思って検索していたら、次のような記事を見つけた。
北大の宮本教授が書かれたものだ。

「ギリシャの債務危機を契機とする金融不安が世界を覆う。
これを福祉国家の破綻のように論じるのは間違いだ。
むしろ問題は、ギリシャ型社会保障が今日の社会保障に求められる役割を
ほとんど果たしていない、という点にある。
年金給付ばかりを膨らませ、現役世代の支援が決定的に弱いのだ。
ギリシャは社会保障支出の66%が年金給付という突出した「年金国家」である。
2020年には年金給付がGDPの20%を超えると予想される。
早期退職年金が600近い職種に認められていて
男性は55歳、女性は50歳で年金生活に入ることができる。(略)
年金制度は政治家が業界への利益誘導をおこなう道具になっている。
他方で現役世代の就労支援や保育サービスは弱く、25歳までの失業率は35%を超え、
女性の労働力率は43%にとどまる。これでは経済はもたない。」
(以上、毎日新聞10/28より引用)

えっ、55歳で年金もらえるの!?
病弱でもなければ、まだ働ける歳でしょう。
これじゃ、働くのが馬鹿馬鹿しくなっちゃうよ。
それにあと10年もしたら年金給付がGDPの20%近く。
いくらなんでも大盤振る舞い過ぎるんじゃないの。

記事では続けて、同じEUでもギリシャのような「雇用なき社会保障」と対比させて、
北欧の好調ぶりの要因を「現役世代の雇用を支え能力を高める社会保障」が
経済を浮揚させる力とになっていると指摘する。
そして、「雇用支援の社会保障」の機能強化こそが日本のとるべき道である、
と結んでいる。

なるほど、若者含む現役世代の雇用を支援する社会保障政策を展開して
いくことが急務なのでしょうね。ウンウン。
しかし、ギリシャでは国民への過剰サービスをする放漫財政がまかり通っていた割に
年代には偏りがあり、若者には厳しかったようです。
この点はギリシャだけではなく、日本を含めた世界的な傾向で、
アメリカの「occupy WallStreet」の拡がりにも通じるもののでしょう。
富の偏在傾向が強まるのに、国家財政が苦しく、経済的弱者への救済が十分ではない。
日本とて1000兆円になろうとする財政赤字を抜本的に解決することができず、
G20では野田首相が「2010年代半ばでの消費税の10%」を国際公約してきた。
大震災もあり、負担はわかるものの、増税の一方で官僚の天下りに代表される
ムダの削減は一体どの程度進んだのか?
支出を抑える抜本的な仕組みの改革はどうなったのか?
実行がいつまで経っても具体的に見えないのでは、忍耐にも限度があろうと言うものです。
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by capricciosam | 2011-11-05 08:40 | 時の移ろい | Comments(2)

CSの戦い済んで

西武が3位に滑り込んできた時にイヤな予感がしていました。
どん底からはい上がってきた西武に対して終盤大失速したファイターズでは
単に3位対2位の戦いでは済まされないものがあったようで、
ファイターズは2連敗という最悪の結果でCSを終えました。
ここぞというチャンスに得点できるか、否か。
短期決戦ゆえ、やはり終盤の勢いの差が出た感じですね。

しかし、結果論ですが、昨日のダルといい、今日の武田勝といい、
何故好投していた先発にギリギリまで投げさせなかったのか。
それぞれ1失点はしたものの、継投した投手が打たれて逆転されるという展開を
2日続けて見せられると、素人でもベンチの采配に頭をかしげたくなります。
もちろん、CSの第2ステージを見据えてというのはわかるのですが、
一戦ずつを勝たなければ第2ステージなんて到達できない訳で、
この辺の妙なものわかりの良さが良くも悪くも今年のファイターズを象徴
しちゃった感じですね。

梨田監督も、ヒルマン監督の後で大変だったでしょうが、
結局4年間で3位、優勝、4位、2位と、Aクラス3回ですから、
成績としては申し分なかったのではないでしょうか。
阪神監督の線も消えたから、退任表明の「別な角度から野球を見てみたい」が
実現するのかな。お疲れ様でした。

それから、ファイターズはドラフト会議では注目の的でしたね。
7位のソフトボール部の大島匠選手は、群馬県出身で早稲田大学ですから、
なにやら佑ちゃんに似ています。何年後かに大化けしてくれることを期待しましょう。
ですが、なんと言っても1位指名です。
強行指名した東海大学の菅野選手は挨拶に訪れたスカウトに授業を理由に
会わずじまいだし、祖父の東海大学顧問は人権蹂躙と言ったり、一浪を示唆したり
ですから、2006年の長野同様袖にされる可能性は大きいのかな、と心配です。
長野を思い出して、なにやら巨人との因縁を感じるのは考えすぎかな!?
確かに、事前に指名挨拶がなかったことは礼を失するとは思うものの、
別に球団に義務づけされたものではないし、ルール上は指名する自由はある訳です。
確かに、ドラフトという好きな球団を選ぶことができない制度については
完全に是とはしませんが、プロ野球でやる、という見地に立てば
どこでやろうと問題はないはずではないのでしょうか。
実際、どこでもOKと表明して進んだ選手のほうが大成しているように思うのですが。

楽天のマー君のツィートから、引用させてもらいます。
「t_masahiro18」はマー君で、「faridyu」はダルビッシュ選手です。
両名とも、どこでもOKと表明してプロ入りしたはずです。

@t_masahiro18全くもってその通りですよね
RT @faridyu: そもそもそんな「空気」あったらいけないですよね。
全ての人、球団に平等であるべき。
RT @shimon3petoro11: @faridyu ダルビッシュさん!!
記事で、「空気読めない日ハム」とか書かれていますが、どう思いますか?

菅野選手には、巨人じゃないとイヤ、という狭い考えを持たずに、
冷静に判断してくれることを期待したいところです。
そんな考えはファンが持てば良いのであって、プロのプレーヤーが持っても
決して褒められる類のものにはならないように思います。
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by capricciosam | 2011-10-30 23:49 | 時の移ろい | Comments(0)

クマとリンゴ

最近の話題から。

道外の人には「北海道の人はクマを飼っている。」なんて悪い冗談も
本気で受け止められたりした時もあったようですが、これは相当昔の話。
正確な情報も伝わったようで、昨今はとんと聞かなくなりました。
確かに、クマは生息しているのですが、さすがペットにはならないし、
人間の生活圏にはめったに侵入してこないため、
大騒ぎになることも少ないのですが、今年は違いました。
札幌でも山に接する市街地での時ならぬ"クマ出没騒ぎ"。
あの辺りは、札幌でも閑静な住宅街と言っていいのかもしれません。
直接的には山のエサとなる木の実が不作であることが原因らしいのですが、
昨年は豊作で繁殖行為が盛んだったらしく、子グマが増えて、全体の数は増えた
にもかかわらずエサ不足に直面したということが原因のようです。
なんとも皮肉な結果ですが、出没した地区の方にとっては、
そんなことよりも安全の確保が最優先でしょう。
その後の追加目撃情報は聞かれませんが、
根雪になるまでは警戒を解くわけにはいかないでしょうね。
お疲れ様です。

iMac、ipod、iphone、ipad
エポックメイキングな製品の数々。
アップルユーザーではないためか、前CEOのステーブ・ジョブズ氏が亡くなられた
ことで世間が大騒ぎしていることが、正直ピンときませんでした。
その後、彼に関するいろいろな情報を改めて読んでみると、
その発想と行動力の独創ぶりは、群を抜いていたようですね。
いろいろな発言が残されているようですが、
2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチは特に有名のようですね。


stay hungry,stay foolish
どん欲であれ、愚直であれ

骨太かつシンプルな言葉ですが、その含蓄故に時間とともに色褪せることはないのでしょう。
しかし、あと10年でも生きていてくれたら、どんなイノベーションでさらに世の中を
あっと言わせてくれたのでしょうか。そう考えると、惜しい限りです。
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by capricciosam | 2011-10-13 22:52 | 時の移ろい | Comments(0)

あれから半年

3.11東日本大震災から半年になった。

TVでも朝からいろいろ報道されている。
手つかずの瓦礫もまだ大量にあるのにもかかわらず、
雑草が生い茂ってきたせいか、一見すると以前のような日常が戻ったのか、
と錯覚してしまいそうになる。
しかし、被災された街では瓦礫の撤去が依然進行している。
復興なんて段階ですらないことは明らかだ。

この間の政治のもたつきぶりには歯がゆさや怒りを通り越して脱力感すら覚える。
思いつきとしがみつきが取り柄の前首相もようやく去って、
今度は泥臭く仕事をしてくれるはずの内閣に失言大臣が紛れ込んでいたようで、
国会も始まらないうちに、早くも舌禍による辞任だ。
軽はずみ、軽率というより、人間としても軽量級か。
選挙区は違えど、道内選出だけに道民のひとりとして恥ずかしく、
福島県民の方には申し訳なく思う。
苦しんでいる国民を救済するために真摯に働こうという政治家はいないのか。
形だけ、うわべだけじゃないのか、と疑いが先立ってしまうことが悲しい。

しかし、被災地が少しずつではあるが、前に進もうとしていることは
間違いないようで、様々な取り組みを見聞きするにつけ、
我々も決して忘れちゃいかんな、という気持ちを新たにします。
復興にはとてつもない時間を要することは間違いない。
まして、原発事故はオイラが生きている間に収束できるのだろうか。
だからこそ、記憶の風化を押しとどめて、被災しなかった我々も
忘れずに支援の手を様々な形で継続していきたいもの。
例えば、放射線の量が影響を与えない範囲なら、被災地域の食品を食べて支援するのも手。
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昨日のマー君VS佑ちゃん観戦のお供は、福島県二本松市の「奥の松」と
塩釜市の「笹かま」でした。両方とも美味でした(^^)V
こんなこと書いたって、小生もしょっちゅう口にしている訳ではありません。
でも、大震災を心に止めて時々でもやってみることが大事なんだろうと思います。
みんなで少しずつでも結構大きなモノになるでしょうからね。

ガンバロウ、東北!!
ガンバロウ、日本!!
ハナサケニッポン

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by capricciosam | 2011-09-11 23:01 | 時の移ろい | Comments(2)