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おめでとうございます@2014

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、年頭は年末年始のアレコレ(と言ってもパターン化していますが)を
書いていましたが、今年は、なんと元旦に記事を書くということをしております。
それというのも、12月の更新記事はたった2本。
もう、ほぼ更新停止状態間近じゃないか、というくらいの状況です。
別に、書きたいネタがなかった訳ではありませんが、以前にも書いたとおり、
最近は手軽に書けるツィッターにもっぱら重点が置かれてしまったせいだからです。
でも、字数制限内で収まる程度の場合はそれで十分なのですが、
もう少しダラダラ書きたいな、という場合はブログに如かずです、ハイ。

と、言う訳で、年末年始のアレコレをダラダラと。
やはり、31日に飛び込んできたこの訃報には驚きました。

「ミュージシャンの大滝詠一(おおたき・えいいち、本名=大瀧 榮一)さんが
亡くなったことが31日、分かった。岩手県出身、65歳だった。30日に午後7時すぎ、
東京都瑞穂町の自宅で倒れ病院に運ばれたが帰らぬ人となった。
警視庁福生署などによると、大滝さんは当時家族と一緒だった。
119番通報で救急搬送する際には既に心肺停止状態だった。
死因は解離性動脈瘤(りゅう)という。」
(以上、スポニチ12/31より引用)

小生が大滝さんを知ったのは当時の雑誌「ビックリハウス」でしたが、
この段階では音楽はまだ未聴。認識を新たにしたのは、多くの方と同様
「A LONG VACATION」の大ヒットによってでした。
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聴き通して、和製ポップスでもここまでやれるんだという感動に満たされたことを
今でも覚えています。そのくらい、オシャレで、ポップなアルバムでしたね。
また、楽曲もいろいろな方に提供されていますが、一番印象的なのは
小林旭さんの「熱き心に」。歌詞はともかく、メロディはロンバケの一曲でも
違和感を感じない程、大滝さんらしさが溢れていると思います。
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生前関わりのあった多くのミュージャンがその死を悼んでいますが、
大貫妙子さんの追悼コメントが心に残りました。
一部を引用させていただきます。

「(略)アルバムはつくらないのですか? とたずねると いつもきまって
「そんなに どんどんつくっても しょうがないじゃない」
と言いました。 それが 大瀧さんが残した数少ない珠玉のアルバムであり
わたしたちへのメッセージであると思います
そして突然 LONG VACATION の旅へと・・・。(略)」

話は変わって昨夜のことですが、酔いつぶれることもなく、珍しく年越しできました。
もちろん、TVは見ていたのですが、紅白についてはほぼ関心がないため、
BSの辻井伸行さんのドキュメントを途中からみはじめ、N響第九は第四楽章だけ、
というつまみ食い状態です。
その後は、クラシックハイライツ2013をしばらく観ていたのですが、
これも大トリの北島三郎さん出演時には紅白歌合戦に。
(「まつり」は、サブちゃんらしさが溢れ、好きなんですね。)
そして、行く年来る年で唐招提寺の鐘の音を聞いて、東急ジルベスターコンサートの
ラストの一曲に。ワグナーイヤーの掉尾を飾るように
楽劇「ニュルンベルクのマイスタジンガー」より前奏曲が、見事に一秒の狂いもなく
終わるという離れ業を目撃してしまいました。
思わず飯守泰次郎さんと東京フィルの演奏に内心アッパレしていました(笑)
その後はしばらくチャンネルをアチコチしていましたが、睡魔が襲ってきたので就寝。
この辺りはツィートを頻繁にしていましたので、ツィッターをご覧ください。

そして、元旦の今日は、初日の出を見ようなんて不届きだぜ、というくらい
陽が高くなってから起き出して、お雑煮を頂いて、お茶を飲んでまったりしていました。
午後に母のところで甥や姪も加わって今年も無事迎えられたお祝いをしていましたが、
飲み疲れもあってもっぱらコーラを飲んでいました。
そして、ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートも見ずにブログを更新している訳です。

2日は大荒れの予報ですし、恒例の「箱根駅伝(往路)」もありますから、
多分TVの前に居座っているはずです、恐らく(笑)

毎年大して変化のない年末年始ですが、もう少しブログの更新も心がけていきたいと
思っていますので、思い出した時にでもまたおいでください。
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by capricciosam | 2014-01-01 21:04 | 時の移ろい | Comments(0)

おかげさまで9周年

拙ブログもおかげさまで9周年を迎えることができ10年目に突入しました。
この間、訪れていただいた方には感謝申し上げます。
更新も停滞気味ですが、最近は過去記事へのアクセスが多いようです。
折々に書いた感想ですので、今となっては当時とはまた違う思いもない訳じゃないな、
というのも中にはありますが、記録としてご笑覧いただければ幸いです。
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さて、今朝はツィートしたとおり「今日はモーツァルトの命日だったな。」と思い出し、
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を聴いていました。
モーツァルトの印象としては長調の曲から受けるもので形づくられることが
一般的なのかもしれませんが、小生はどちらかというと彼の短調の作品に惹かれる方で
この曲自体の劇的な雰囲気が好きですね。
写真のクリフォード・カーゾンの暖かで落ち着いた音色はなかなか魅力的。
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ところで、先にCDをスタートさせてからPCを立ち上げたのですが、
どういう訳かPCが暴走状態に陥ってしまい、結局画面を見ながらも何もできずに
ひたすら耳を澄ましていました。

それから、今日は中村勘三郎さんの命日でもありました。
夜、ツィートのTLを眺めていたら、

【今日の勘三郎さんは天国でモーツァルトと二人で「俺たち今日命日だってね!
いやぁめでてぇめででぇ!まあ飲みなよ。」ってお酒でも酌み交わしてる気がする】
(以上、Divaさんのツィートから引用しました)

というのが、目に止まり思い出した訳です。
このツィートはうまいねぇ。凄く感じがでている。
しかし、情けないねぇ~、こんな記事まで書いていたっていうのに。
でも、今日を境にもう忘れません。えー、忘れませんとも。

忘れないと言えば、

「自民、公明両党は5日の参院国家安全保障特別委員会で、国家機密の漏えいに
厳罰を科す特定秘密保護法案の採決を強行し、与党の賛成多数で可決した。」
(以上、毎日新聞12/5より引用)

権力が暴走しかねない危険性を孕んだ法案が立法化されようとしていることも
忘れてはいけません。これから現れる権力者が皆良識のある方々ばかりという保障は
何もない訳で、悪用されると一般社会へも影響が及びかねないことが恐い。
国家機密の存在を前提にしても、与党は不安の声に耳を傾けて、
もっと丁寧に修正を重ねても良いのではないか。
例えば、少なくとも行政府から独立した司法を含む第三者機関が設置されてチェック機能を
果たすとか、後年の例外なき情報公開(しかも60年なんて長すぎるんじゃないか?)が
セットになっていること。
きちんと秘密指定の妥当性を検証するシステムが構築されていないことでは
不備との指摘は避けられないのではないか。
例え時間をかけて審議したにしても、納得できない声が止まないうちに
強引に進めて将来に禍根を残すのはいかがなものか、と思う。

タイミング的に少しアレコレ書きましたが、これからも思いつくままに
書いていくつもりです。またお立ち寄りください。
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by capricciosam | 2013-12-05 23:21 | 時の移ろい | Comments(0)

新語・流行語も長い歴史があるんだね

本格的な初雪を迎え冬到来を実感する季節となりました。
小生が「あ~、冬だな。とうとう来たんだな。」と、諦観と驚きをもって感じる時は、
やはり雪が降り積もった、視界一面の雪景色です。
例えば、朝カーテンを開けて、窓外が一面真っ白の景色が目に飛び込んでくる時。
こんな時は大体夜が冷え込んで、「ひょっとしたら雪が降るかも」なんてチラッと考えて
就寝することが多いのですが、これは順当なほうで心の準備もいくらかあります。
従って、「そうか、とうとう来たんだね。」程度の驚き。
でも、そんな気配もなく就寝して、雪景色を見た時には、そりゃもっと驚きます。
不意打ちを食らうと衝撃の程度は数段パワーアップしますもんね。
そんな訳で、こうい景色を目にすれば、冬への覚悟ができると言うモノです。
一目で納得、そんな感じです。

そんな初冬の気配のこの頃ですが、次の記事が目にとまりました。

「ユーキャン新語・流行語大賞が前身の賞の創設から今年で30年になるのを記念し、
主催者が13日、これまで受賞した言葉の中からトップテンを選んで発表した。(略)
1984年の前身の賞創設以降、受賞した337語から99語に絞り、
読者300人にアンケートして決めた。順位は付けていない。」
(以上、スポニチ11/14付けより引用)

「ほ~、そんなになるんだね。」

そのトップテンですが、年代順には次の様な新語、流行語があげられていました。

◎85年「キャバクラ」
これは今でも使われているので、定着したということですね。

◎86年「亭主元気で留守がいい」
存在感希薄な夫なので、特に単身赴任の時は自らが言ってました、ハイ。

◎89年「セクシャル・ハラスメント」
ずいぶん前に話題になっていたんですね。今じゃ短縮した「セクハラ」で十分通用。
「携帯電話」が「ケータイ」となったような感じでしょうか。 
この言葉も年がら年中、目にするようになりましたが、その分事態は深刻化している
ということですね。

◎90年「オヤジギャル」
言葉の組み合わせのミスマッチ感がなんとも印象的でした。
でも、「ギャル」という言葉も今じゃほとんど耳にしませんね。

◎93年「サポーター」
サッカーファンから出た言葉なのでしょうが、「支援者」というより余程言いやすいかも。

◎94年「同情するならカネをくれ」
ドラマはみていませんが、安達祐実さんの有名なセリフでしたね。
一見何とも殺伐とした感じなのですが、いつの時代も起きてくる問題を提示していると思います。

◎95年「がんばろうKOBE」
阪神淡路大震災後の神戸復興の合言葉で、プロ野球オリックスの選手がつけていた
のを覚えています。そう言えば、この時はイチローがまだ大リーガーになる前でした。
今は楽天の選手による「がんばろう東北」ですが、東北の場合は原発事故による
放射線被害もからみゴールがなかなか見えないので深刻度も増しています。

◎95年「安全神話」
これは原子力発電所ぐらいかな、と思っていたら、JR北海道、食肉偽装表示と続き、
信頼性が揺らぎ、ホントに安全なのか、と疑念が解消されるヒマがありません。
福島第一原発事故以来、「根拠なき安全神話」には厳しい視線が注がれるように
なったんではないでしょうか。
元々は下記のような選出理由だそうです。

「阪神・淡路大震災、オウム事件などが続発した1995年、行政でも民間でも
“セキュリティ・システム”が何一つ機能していないことが明らかになった。
日本は「安全」との「神話」に寄りかかっていたことが原因で、抜本的な対策を
早急に立てることが求められている。」
(以上、新語・流行語大賞HPから引用)

「抜本的な対策」必要なことですが、20年近く経過しました。
果たして、講じられてきたんでしょうか。

◎96年「自分で自分をほめたい」
アトランタ五輪女子マラソンでメダルを穫った有森裕子さんの発した名言。
「自分で自分をほめる」という従来は、はしたない的感覚のネガティブなイメージを
彼女の苦闘して勝ち得た姿が軽やかに覆した感があります。
もっとも、今じゃ努力しても報われない場面を報道等で多く目にすると、
この言葉には自分を肯定的にとらえ、支える側面があるな、と改めて思います。
もっとも独りよがりにこれを乱用されるとこまるのですが。

◎06年「格差社会」
これは深刻化していくばかりのようで、できれば長きにわたって定着してくれるな、
と思ってしまいます。

改めて眺めてみると、どの言葉も当時の世相を反映した言葉だったな、と思いますが、
このほかにもトップテンにふさわしいと思える新語・流行語もあるのでしょうね。
対象が300人のアンケート結果ですから、難しいことは言いっこなしにしましょう。

12月2日には今年の発表が予定されているようです。
「アベノミクス」、「じぇじぇじぇ」、「今でしょ!」、「倍返し」、「お・も・て・な・し」、
「汚染水」あたりはリストアップされるてくるのかな。
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この記事を書きながら聴いていたのは写真のCD。
シナトラが80歳を迎えるに当たってリリースされたアルバムで、
70歳代のライブが集められています。
最後の「My Way」はパバロッティとのデュエット。
これはライブではなく、シナトラが先録りして後からパバロッティが録音したもの。珍しい。

<追記11.16>
スマホで見たらスペースをとったところが影響してエライ読みにくいので文頭を先詰めに修正。
そう言えば、新語・流行語の候補としては「TPP」も忘れちゃいけません。
最近米国がエゴ丸出しで日本の関税全廃を突きつけてきていますが、
参加に当たって先払いした自動車関税の件もあるので譲歩する必要なんてありません。


<追記12.3>
トップテンは「アベノミクス」、「今でしょ!」、「お・も・て・な・し」、「ご当地キャラ」、
「じぇじぇじぇ」、「特定秘密保護法」、「倍返し」、「PM2・5」、「ブラック企業」、
「ヘイトスピーチ」でしたが、昨日発表され、大賞には次の4つが選ばれました。

「じぇじぇじぇ」、「今でしょ!」、「倍返し」、「お・も・て・な・し」

他の用語が選ばれなかったというよりは、これらが抜きんでて
他がつけいる余地がなかったという感じですね。

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by capricciosam | 2013-11-14 23:16 | 時の移ろい | Comments(0)

さようなら、岩谷時子さん

やや旧聞に属するが、やはり書いておきたい。
これまで色々な歌謡曲に親しみましたが、岩谷さんの詩の世界は
清潔でおしゃれな雰囲気が感じられて、格別なものでした。
きっと小生の世代よりは上の世代の方が慣れ親しんだとは思うのですが、
ませた小生も岩谷さんの詩には随分惹き付けられたものです。
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越路吹雪さんとの一心同体のような歩みは特に有名ですが、
「愛の賛歌」の訳詞やザ・ピーナツ、加山雄三さんの数々のヒット曲の作詞。
中でも、岩谷さんの詩の中で印象的だったのは岸洋子さんの「夜明けの歌」。
岸さんの落ち着いた声でゆったりと歌われた、この曲は
詩と曲がマッチした名曲のひとつだと思います。

最近はまったくお名前を耳にすることはなかったのですが、97歳とは随分長命でした。
どうぞ、安らかにお眠りください。
岩谷時子さんのご冥福をお祈りいたします。
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by capricciosam | 2013-11-01 23:58 | 時の移ろい | Comments(0)

オケの応援合戦@ワールドシリーズ2013

秋も深まり、近所や街中のイチョウもきれいに色づきました。
イチョウが色づくと秋も終盤に近づいたな、といつも感じます。
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さて、日本シリーズ第5戦は星野監督じゃないけれど、「しびれる」試合でした。
辛島が押さえ、勝ち投手の権利を手にして5回で降板。
6回からは中4日で則本が登板しました。3人を三振で押さえる場面もあり、
第1戦の投げっぷりと重なって見ていたのですが、
9回裏にはついに同点に追いつかれ、今年のシリーズ初の延長に。
並の投手ならここで落胆し、降板しかねないのですが、彼のメンタルは強い、強い。
10回表楽天が2点を追加すると、その裏を押さえて見事勝利です。
恐るべき強心臓。度胸の良い新人ですね、まったく。
これで楽天が王手をかけてホームの仙台に戻ります。
明日の第6戦の先発はマー君VS菅野で、これは予想どおりなのですが、
見所はマー君VS巨人打線ですね。
マー君が再び押さえ込むのではないか、と期待して楽しんでます。
頑張れ!マー君!!
頑張れ!イーグルス!!

一方、米国では一足先にメジャーの結果が出ました。
日本シリーズと違って、新聞やニュース程度しか見てませんが、
上原浩治、田沢純一両投手が所属するボストン・レッドソックスが、
セントルイス・カージナルスを破り、なんと本拠地で95年ぶりに優勝を決めました。
案外、本拠地で決めるというのは難しいものなんですね。
最終回マウンドに立っていたのは上原投手。
歓喜の輪の中で人差し指を立ててナンバー・ワンをしていたのが印象的でした。
連投ですからね、お疲れ様でした。
ゆっくり休んで来シーズンに向けて疲れをとってください。

ところで、両チームのホームには米国でも有数のオーケストラがあります。
ボストン交響楽団とセントルイス交響楽団です。
各々のオケの管楽器メンバーが、それぞれの地元チームを応援する動画なのですが、
なかなかどうして、張り合いぶりは雰囲気たっぷりです。
日本なら、さしづめ読売日響対仙台フィルといったところでしょうか。

短期間に話をまとめ、作り上げたのでしょうが、良い感じで盛り上げていて、うまいものです。
ところどころ音のつなぎが悪くなるのは、ご愛敬というもので、企画自体は良かったですね。
そして、ボストン側には、なんと小澤征爾さんが飛び出してきて、ビックリ。
以前観た音楽監督時代のドキュメントにも、フェンウェイパークで応援している姿が
ありましたから、ファン歴は相当長いのでしょう。


「ボストン交響楽団の音楽監督を長年務め、熱狂的なレッドソックスファンで知られる
世界的指揮者の小澤征爾氏(78)が第1、2戦に続いて、ネット裏のVIP席で観戦した。
第1戦の試合前に上原、田沢の日本人コンビと対面。この日も「彼らに会えて、本当によかった。
いい思い出になった」と話していたそうで、歓喜の瞬間に立ち会い、感慨深げだったという」
(以上、10/30スポニチより引用)

多忙な方だから、これを録画したあとは結果を見ずに帰国したのかな、と思っていたのですが、
なんと、なんと滞在して結果まで目撃したとは恐れ入りました。筋金入りですなぁ~。

<蛇足>
優勝したレッドソックスは前年はア・リーグの最下位。
この結果に、来年のファイターズ優勝も可能性はない訳ではないな、と
強く思うファンがここに約1名おります、ハイ。
えっ、条件や環境が違う?!そのままあてはまる訳がない?!
いいじゃないですか、都合良く考えたいのがファン心理というものですよ(笑)
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by capricciosam | 2013-10-31 23:34 | 時の移ろい | Comments(0)

第7回北海道現代具象展@千歳市民ギャラリー2013

空の色、木々の紅葉、そして初霜。
日々の生活に追われながら、秋が深まっていくのを感じています。

近頃、拙ブログもたまに演奏会などに出かけた折に感想を書くくらいで、
心に浮かぶよしなしごとは、もっぱらtwitterでつぶやく程度になってしまいました。

生来まとまって書く習慣は持ち合わせていなかったな、とは思うものの、
この差は、やはり書く手段としてのツールの手軽さの差でしょうね。
ブログはもっぱらデスクトップPCで書いているので、書こうと思えば、
その部屋への移動が必要ですが、ツイートは身近にスマホさえあれば場所を選びません。
例えるなら、固定電話と携帯電話の違いとでも言うのでしょうか。
携帯電話が当たり前という若い方と違って、黒電話でダイヤルをジーコジーコした
世代としては、この違いは大層な違いだということが身にしみて実感できます。

「やはり手軽さは大事な要素です」

それでも、ブログは一応気力が萎えるだろう晩年までやろうと考えていますから、
内容が単調化して、指向が収斂されていくような老人化にはまだ抵抗したいんですね。
実際まだそんな歳ではありませんから、ハイ。

そこで、今夜は久しぶりにPCに向かって近況を兼ねて昨日のことなどを書き散らしてみます。
(でも、相変わらず大したことは書けません。)
昨日は、ちょいと足を伸ばして久しぶりに千歳市まで出かけてきました。
お目当ては、ネツトで偶然知った「第7回北海道現代具象展」です。
昨年記事に書いた第5回で最終回と思っていたので意外だったことも大きいのですが、
やはり第5回が楽しく鑑賞できたという印象があったからなんですね。
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場所は千歳市民ギャラリー。
玄関を入ると、正面に招待作家の笠井誠一さんと野田弘志さんの二点が展示されていました。
笠井さんの平面と立体の混在するシンプルさに凝縮された静物画と野田さんのリアルな裸婦像。
入ってまず、裸婦像にびっくりしたところで、人を食ったような静物画で落ち着く、
といった按配だったでしょうか。
野田さんの作品はタイトルから昨年展示されていた作品と同じようです。

第5回では作家のみなさんが2点ずつ出品されていましたが、今回はほぼ一点。
その分こじんまりとした展覧会でしたが、内容的には第5回同様楽しく鑑賞しました。
なかでも、廣戸絵美(2点出品していたが、廊下を描いた作品の方)、伊藤光悦、茶谷雄司、
福井路可の各氏の作品が印象に残りました。
千歳市での展示は今日で終了し、以下の予定で道内を巡回します。

・深川市アートホール東州館 11/1~11/15
・室蘭市民美術館 11/27~12/1
・札幌時計台ギャラリー 12/2~12/7
・苫小牧市美術博物館 12/10~12/23
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ギャラリーを出てから「森もと」本店に寄ってパンを買い、
その後カミサンのリクエストで空港近くのアウトレットモールに行ってみました。
一時目立った空きスペースはそれ程目につかなくなったし、
結構混雑していましたから、それなりの賑わいを感じました。
でも、よく見ると開業当初あった有名ブランドも結構減ったなという印象が残りました。
やはり、北広島市にある競合他社の影響なのでしょうか。
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by capricciosam | 2013-10-20 23:39 | 展覧会 | Comments(0)

2020年東京オリンピック開催が決まった日に

今朝は6時過ぎに目が醒めたのですが、既に東京開催が決まったあとでした。
投票経過はすでに報道されているように一回目の投票で東京が最多票を獲得したものの、
有力な対抗馬と見られていたマドリードがイスタンブールと同数となり、
両者で決戦投票をしたところマドリードが敗れる波乱。
決戦投票では東京がイスタンブールを圧倒したとのこと。
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歓喜に沸く報道ばかり見ていると、こちらもついつい嬉しくなってしまうのは
同じ日本人としての根っこの部分なんでしょうね。
と同時に、ことの重大さに期待と同時に不安も頭をもたげてくるのは
世間を生きてきて身に付いたものからなのでしょう。
そうなんですね、無邪気に喜ぶには歳をとりすぎました。

国内でもオリンピック誘致による経済効果やひとつにまとまる象徴として必要という
意見ばかりではなく、遅々として進まない震災復興や原発事故処理に使うべきではないのか、
という反対意見も根強い訳です。過去に1964年東京五輪、1970年大阪万博といった
巨大プロジェクトでインフラ整備が進み、経済成長を促進してきた側面があるようですから、
再度招致に熱心になるのも道理ですが、一方で、被災地を中心とした東北が
きちんと復興してからでも遅くないじゃないか、と反対の声があるのも事実です。
国を挙げての一大事業故に、賛否の意見対立も激しくなります。

それに今回は招致決定直前に福島第第1原発の膨大な汚染水の漏れ発覚が加わり
連日海外メディアが取り上げて、放射線事故への関心が急速に高まりました。
海に漏れるということは世界の海洋に深刻なダメージを与えかねない訳ですから、
海外の関心が高くなるのも当たり前というものです。
国内だって、震災後すぐなら、被災地産のものを食べて応援というキャンペーンに
賛同できる部分はなくはなかったと思うのですが、この大量の汚染水漏れの報道以降は
「水産物は当面パスだな」という気分に傾いた人も多いのではないでしょうか。
しかも、漏れていると推定されている量が毎日何百tでは、専門的知識に乏しい一般の人なら
「こりゃだめだ」と思うのが普通の反応ではないでしょうか。
おまけに地下水の遮断工事自体はこれからなんですから、絶望的気分が高まろうというものです。

その上事故処理主体は依然東電で、国が前にでる気配は先日追加支援を決めた時に
ようやっと表明された程度です。それもIOC総会の数日前ではなかったでしょうか。
しかし、ここでも具体的な安心材料を国民に提示してくれた訳ではありません。

ところが、驚くべき発言を彼の地にいる安部首相の口から聞くことになる訳です。

「東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて、安倍首相は「問題はない」と繰り返し、
政府として責任を持って解決する姿勢を強調した。 「(汚染水は)原発の港湾内の
0・3平方キロ・メートルの範囲内で完全にブロックされている。数値は、最大でも
WHO(世界保健機関)の水質ガイドラインの500分の1だ。日本の食品や飲料水の基準は
世界で最も厳しい。現在も将来もまったく問題ない。
抜本解決に向けたプログラムに責任を持って着手している」
(以上、読売9/8より引用)

あらら、言っちゃった。しかも、世界に向けて。
しかもしかも、これまで国内では明言しなかったことを。

「問題はない」、「完全にブロックされている」、「現在も将来もまったく問題ない」

しかし、ホントに「under controll」と断言できるのでしょうか。

「「状況はコントロールされている」。安倍晋三首相は、国際オリンピック委員会
(IOC)総会で、東京電力福島第1原発事故の汚染水漏れについて、こう明言した。
しかし、福島の漁業関係者や識者らからは「あきれた」「違和感がある」と
批判や疑問の声が上がった。」
(以上、道新9/8より引用)

一国の首相の言葉は重い。
これと同じことを福島県内でも発言できる自信はあるのでしょうね、きっと。
国内外の不安の声や決定後も注視していくであろう海外メディアの疑念を払拭する
解決策は、実際に汚染水の漏れを止めることです。しかも、一刻も早く。
under controll だそうですから、そんなに難しいことではないんでしょう?
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by capricciosam | 2013-09-08 23:52 | 時の移ろい | Comments(0)

PMF2013を振り返って-partⅡ

前記事でも書いたように会期中の演奏会ではスマホによるツイートを行なっていました。
感想をつぶやくにしてもそれ程時間もかからず、その位手軽にできるものなんですね。
また、つぶやき出すと、他の方がどんなつぶやきをしているのかも興味が湧きます。
そこで、会期中はPMF組織委員会の公式ツイッターと思われる「PMF-PR」のつぶやきに
注目していました。「朝からリハーサル」などと舞台裏を紹介するつぶやきには
演奏会への期待が高められるなど、とても楽しみにしていました。

また、twitterでは「リツイート」といって、他の方のつぶやきをそのまま自分のtwitterで
紹介できる機能があり、「PMF-PR」も折に触れリツイートさせていただいていたのですが、
少し残念だったのは発信にムラがある点でした。

前半は7/14まではほぼ毎日のようにつぶやかれているのですが、
それ以降は7/21に一回つぶやいたっきりで、札幌終盤の7/28までありません。
後半の準・メルクルさんやPMFアメリカ指導陣の演奏会情報などは皆無です。
特に、残念だったのはメルクルさんが札響を指揮する演奏会情報が
さっぱりつぶやかれなかったことです。地元オケとのめったにない組合せなのに、何故?

もちろん、つぶやかなくても別段集客には影響はないのかもしれませんし、
ツイートを担当されている方の業務負担の問題もあるとは思います。
ただ、スマホ等の普及とともに手軽な発信受信が一般化していくと、
結構新たなファン層の開拓に貢献する部分も少なからず期待できるのではないか、
と思う(恐らく経済的効果としては測定不能でしょうが)ので、
少なくとも期間中は単なる演奏会告知だけの発信だけでもあまり途切れずに
続けていただければ、と期待したいところです。
また、仮にスタッフの手がまわらないなら、会期中はツイートのみのボランティアスタッフ
を募集して対応してみては如何でしょうか。
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それに関連して、全国の主要なプロオーケストラの利用状況はどうなっているんだろうと
気になって調べてみました。調査日は8/10、調査対象は札響から九響までのHPを有する
全国主要オケ21団体です。
調査ポイントは①FACEBOOK、②twitter、③ブログ、④動画、⑤ENGLISH、
⑥文字サイズ変更ですが、⑤は国際化、⑥は高齢化に対応しているかという点での
ついで調査です。調査の視点はHPのトップページに、明らかに明示してあることです。

①FACEBOOK、②twitterはどちらもほぼ半数が利用していました。
一方、③ブログ、④動画は30%程度の利用で留まっています。
やはり、③の利用は伸び悩み、①、②の利用にシフトしているのは、
発信手段の手軽さという点からなのでしょうね。
また、④の普及は発信までの手軽さが乏しいせいか、少ないですね。
①~④が揃っていたのは、神奈川フィル(③は公式ではなく、スタッフブログ)のみでした。
①、②だけなら、都響、東響、関西フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、名フィル、
山響、広響の7つありました。調査数の約30%です。
①、②どちらかなら、前述したように約50%です。
逆に、①②ともになかったのが、N響、東フィル、読売日響、兵庫管、京都市響、札響、
群響、九響の8つ、約40%です。強固なファン層に支えられているのか、
利用価値なしとみているのか、そこまで手が回らないのか、事情は不明です。
以上から①、②については、その利用目的は様々なのでしょうが、
情報を発信する手軽な手段のひとつとして浸透してきているように思われます。

最後に、⑤は約50%が対応していましたが、⑥は約10%の対応にとどまりました。
⑤は外国人指揮者やソリストに自分のオケを知ってもらう場合など利用価値はある
と思ったのですが、この点は案外対応が進んでいるようでした。
⑥が低いのは、高齢者の情報通信機器利用頻度が少ないためでしょうか。
しかし、ファン層もいずれは高齢化していく訳で、対応しておいても無駄ではない
ように思いますが、どんなものでしょうね。
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by capricciosam | 2013-08-15 07:33 | 時の移ろい | Comments(0)

PMF2013を振り返って

7月にPMF2013演奏会中心に記事を更新し続けた反動なのか、
それとも、この暑さ続きでぐったりしていたせいなのか、
記事更新をさぼっていたら、8月も半ば。

「日本列島は13日も猛暑に見舞われ、高知県四万十市では午後1時過ぎ、
40・0度を記録した。気象庁によると、4日連続で40度以上を観測したのは
国内で初めて。同市では12日、国内の観測史上最高となる41・0度を記録していた。」
(以上、読売8/13より引用)

日本も亜熱帯どころか、熱帯じゃないのなんて街角の声が放送されていましたが、
道外の皆様には酷暑お見舞い申し上げます。
北海道も最高気温が30℃近い日々で、道産子としてはグロッキー気味なのですが、
湿度の低さと夜になると一転して涼風となることで持ちこたえている感じです、ハイ。
お盆を迎えると秋風を感じることが多かったのですが、今年はもう少し後のようですね。

ところで、PMF期間中はtwitterをもっぱら利用しておりましたので、
そちらでの発信が多かったのですが、やはり手軽さが良いですね。
この記事はPCに向かって作成しているのですが、スマホのようなモバイルデバイスによる
発信手段としては、やはりtwiiterが手軽で、優位さがありますね。
でも、なにかまとまってダラダラと記事にしておきたい時のブログの魅力も捨て難く、
当分両方併用でいく方針です。
ですので、ブログ記事が更新されていない場合は、twitterものぞいてみてください。
きっと何かつぶやいていたり、リツイートしています。

さて、PMF2013を少し振り返っておきたいのですが、今年は芸術監督を置かずに
首席指揮者と客演指揮者が会期の半分ずつを受け持つ2人体制でした。
芸術監督の不在は、これはある程度予想されたことだったのですが、
ピンチヒッターの客演指揮者アレクサンドル・ヴェデルニコフさんも健闘されていました。
ウィーン・フィル等の腕っこきが支えているとはいえ、2回ともなかなか聴き応えがありました。
後半の準・メルクルさんは、さらにPMF生のレベルを仕上げていかれ、
結果的には見事なサウンドで圧倒されました。

準・メルクルさんに関しては、2013年4月1日付で国立音楽大学の招聘教授に就任され、
7月に来日し、7月16日同大の定期演奏会でマーラーの「復活」を指揮されてから、
PMF2013に参加されたという日程だったようです。
そのため、7/19のPMFオーケストラ演奏会の練習が一日しかとれなかったという
強行スケジュールもあったようですが、なかなかどうして結果は先に記したとおりです。
そこで、指導者としての手腕に期待を込めてなのですが、来年も国立音大の予定が
変わらないなら、準・メルクルさんの続投もありかな、なんて想像するのですが、
果たしてどんなものでしょう。

それから、2回目を迎えたPMF-GALAですが、当日券も完売という盛況ぶり。
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開場時間には、大ホール反対側の小ホール踊り場からトランペットパートの皆さんによる
ファンファーレが鳴り響いて開場です。これで、驚きつつも気分的には嬉しいのですが、
さらに入場してみると、ホワイエのクローク横のスペースでトロンボーンパートの
アンサンブルが演奏を始め、終えると、最後は階段横に陣取ったクラリネット等の
五重奏が演奏をするという、楽しいプレコンサートの連続で気分を盛り上げてくれました。
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昨年もプレコンサートはあったのですが、今年のほうが演出としては良いですね。

休憩のたびに席を立ってツィートしていたのですが、その折にみるホワイエや
カフェ・バーコーナーも大勢の方がくつろいでいるようにお見受けしました。
2回目を迎えて聴く側も少し「楽しむ」雰囲気が出てきたように感じました。
教育音楽「祭」ですから、GALAのような趣向はさらに定着してもらいたいところです。
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by capricciosam | 2013-08-14 15:30 | 時の移ろい | Comments(0)

鬼采配と言うけど

今年のセパ交流戦最終試合は昨夜の日本ハムVS広島。
注目は大谷選手がひとつの試合で投手と選手で先発出場することで、
オーダーが発表されると打順は、なんと5番でした。
まあ、二塁打中心に3割を記録しているから、それ程驚くほどのことではないか‥

しかし、残念ながらTV中継がないため、ラジオに耳を傾けていました。
結果は

「打者としては50点。投手としては30点」。
(以上、道新6/19より引用)

と、大谷選手本人が答えているように決して満足すべきものではなかったですね。
聴いていても、制球力と依然ランナーを背負ってからの投球が課題だな、と感じました。

昨夜のニュース番組で、桑田真澄さんは大谷選手について

「野手投げですね。スピードがあっても角度がないため、バッターはこわくない。」

と、率直な評価を下していました。
ま、今の彼は確かにそうなんでしょうね。
それ故、投手だけ、打者だけという専念論が飛び出してくるのでしょう。
しかし、秘めたる可能性の高さはくすんだ訳ではないので、
前代未聞の二刀流をどこまで高められるか、という興味はいちファンとしてはつきません。
前例がない困難な道だからこそ、克服してくれたらこれに優る喜びはないですね。

さて、印象に残ったのは栗山監督の「鬼采配」。
4回を終えて勝ち越し。あと一回投げたら勝ち投手の権利が、というところで
投手から外野への変更を指示。
試合後のインタビューで

「勝たせてやりたかったが、あんな内容で勝ってはダメ。
『大谷選手』は頑張ったけど『大谷投手』には厳しくした」(略)
指揮官にとってはチームの勝利が最優先だった。
「借金を5に減らすのが、きょうの使命。何があっても勝つと決めていた。
悪ければ、一回でも代えるつもりだった」
(以上、サンスポ6/19より引用)

そして、
「これを一生、忘れるな。俺も一生、忘れない」。
試合後、二刀流ルーキーを呼び出して告げた。
(以上、日刊スポーツ6/19より引用)

このインタビュー場面はたまたまTVで見たのですが、栗山監督を見直しました。
個人の勝利よりもチームの勝利が優先されるプロの厳しさを
過激な表現で端的に伝えているフェアな態度はりっぱです。
しかも選手ときちんとコミュニケーションをとってケアしています。
大谷選手は良いリーダーの下についたと思いますね。
それに引き替え、加藤某のリーダーとしての資質たるや‥
おっと、話が落ちそうなので今夜はこの辺でやめましょう。
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ところで、この記事を書きながら聴いていたのは写真のCD。
映画「タイタニック」公開から何年になるのでしょう。
セリーヌののびやかな声は今聴いても素敵ですね。
また、「ALL THE WAY」ではフランク・シナトラとデュエットしているのですが、
うまくミックスしてありますね。違和感なく楽しめました。
ずっと以前の記事で紹介したナタリー・コールが亡父のナット・キング・コールと
共演した「アンフォゲッタブル」を思い出しました。
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by capricciosam | 2013-06-19 23:54 | 時の移ろい | Comments(0)