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ある名門オケの破産

今朝、カーテンをあけたら雪が横なぐりに降っている。
そんな寒い日でしたが、午前中はおばの見舞いに。
そして、午後1時からはTVの前に居座って、野球観戦です。
そりゃ、もう、あなた、佑ちゃんの公式戦初先発ですからね。
打線の援護もあり、5回4失点、92球、6安打、2三振、無四球で、見事初勝利。
しかし、喜びつつも、ちょいと欲がでます。
同日早大ドラ1トリオの一人福井投手が7回6安打2失点で初勝利、
先日投げた巨人の沢村投手も7回2失点。
イニング数と失点では二人に見劣りします。
なので、さらなる修正をして、ファンが安心して見ていられる先発に
成長してもらいたいものです。

なんて記事で終わるつもりだったのですが、とんでもないニュースを
目にしたので、こっちが本題になってしまいました。

「全米有数のオーケストラの一つ、フィラデルフィア管弦楽団が16日、米連邦破産法
11章(日本の民事再生法に相当)の適用を申請すると発表し、事実上経営破綻した。
AP通信によると、米主要オーケストラの破綻は初。当面、予定されている公演は続けるという。
(略)近年は切符の販売や寄付が落ち込む一方で運営費がかさみ、慢性的な赤字体質
となっていた。同楽団は声明で「我々はフィラデルフィアの象徴であり、国際的な財産でもある。
コンサートに来て楽団を支えてほしい」とファンらに呼びかけている。
(以上、読売新聞より引用)

BIG5の一角ですよ。
う~ん、俄には信じられない。
分厚い財政基盤を持っていたはずでは?
日本でも、オケの運営は苦しい、と巷間言われて久しい。
例えば、約10年前に経営危機に陥った札響。
公開されている資料によれば、年間収入は約5億円(H21年度)。
一方のフィラデルフィア管は約24億円(H21年度)。
単純に考えると、札響の5倍もあるから大丈夫そうな感じがします。
ところが、H20年は約44億円あったそうなので、そりゃぁ、半減したら苦しい。

やはり、オケのサウンドを愛でる人は、チケットを買って支えるくらいしか
手はないのでしょうが、それ以外には公的にも私的にも支援が欠かせませんね。
でも、公的には慢性的な財政赤字。
私的にはデフレ経済下による景気低迷。
なかなか前途は険しい感じがしますが、心身の栄養となる音楽の力を絶やさぬためにも、
愛でる一人として、これからも財布と相談して足を運ぼうと思います。
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また、フィラデルフィア管弦楽団の演奏は一度だけ聴いたことがあります。
1993年5月14日、北海道厚生年金会館でした。
指揮は同年9月に新音楽監督に就任予定のウォルフガング・サヴァリッシュさん。
確か、日本ツアーの一回目だったと思うのですが、
メインのドヴォルザーク「新世界」の冒頭で管が出遅れるという信じがたい凡ミスがでた
のがなんとも印象深く、いまだに忘れられません。
総じてうまいなぁとは思ったものの、いわゆる期待していた「フィラデルフィア・サウンド」
らしさは感じずに終わってしまったという記憶があります。
一級のサウンドだとは思うものの、優等生的なおもしろくなさ、とでも言うのでしょうか。
当時、EMIもプッシュしてセールスをしていたこのコンビですが、
素人なりにミスマッチを心配していました。
当時はクラシックCDが売れなくなってきた時代でしたが、
数年後に、このコンビによる「新世界」が廉価シリーズで売り出された
ことには、とても驚いたものでした。
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by capricciosam | 2011-04-17 22:26 | 時の移ろい | Comments(2)

来日してくれて、ありがとう

大震災が発生して、まもなく一ヶ月になろうとしている。
依然、多くの行方不明者がおり、多くの被災者も避難されている。
被災された皆さんの疲労からくる心身の健康への影響が心配されるが、
なんとかがんばってもらいたいものだと祈らずにはいられない。

その上、原発が不安定なまま、放射能漏れを引き起こしていることが
国外にも暗い影を落としていることは否定できない。
なにしろ外国からの観光客の来日がかなり減ったらしい。
外国人に依存する割合が高くなってきた北海道観光にも影響はあるだろうな。
小生も外国人の立場なら、放射能漏れを起こしている福島第一原発が
安定化するまでは日本に近寄りたくもないし、国内にいたのなら
一刻も早く国外に脱出したい、という気持ちになる。
厄災からできるだけ遠くに逃げたいのは人情というものだ。
だから、福島第一原発が爆発してから、蜘蛛の子を散らすように
国外に脱出したり、入国をキャンセルした外国人に対しては
これっぽっちも恨みがましいことは言うつもりはない。
(えー、えー、そのうち、きっと落ち着きますよ。)
(どうぞ、原発が安定してからいらしてください。)

そういう心情が理解できると思っているだけに、そんな中でも
あえて来日してくれる人たちには実にありがたいなぁ、と感謝したくなる。
(こまっている時の友は真の友、だったっけ!?)

4月札響定期演奏会を指揮されるラドミル・エリシュカさんは、
4/6に無事来日されたようで、九響演奏会の後来札されるようです。

「札響をはじめ日本の数々のオーケストラに客演を重ねてきた私にとって、
日本という国の美しさや、礼儀正しく心温かい日本の人々は、
もはや切り離すことのできない大切なものとして、常に私の心にあります。
ですから、今回の「スターバト・マーテル」は、東日本大震災という
未曾有の大災害の中、犠牲となられた方々へ捧げたいと思います。
聴いてくださる皆さまとともに。」
(以上、札響HPより引用)
覚悟の程が伺われるコメントですね。

また、読響常任指揮者シルヴァン・カンブルランさんは、

「この震災による被害に、世界中の人が心を痛めています。
そのような状況で、私は今、この日本にいることを嬉しく思っています。
こんな状況だからこそ、芸術は必要とされるはずです。
何か、私に助けになることができればと思います。」
(以上、読響HPより引用)
実は、カルブランさん、who?なのですが、そんなことより心意気が嬉しいやね。

最後に、地震が発生した時フィレンツェ歌劇場日本公演で来日中だったのに、
公演が急遽中止となって一旦帰国したものの、単身来日して指揮をする
ズービン・メータさんは、

「フィレンツェ歌劇場日本公演を無念にも途中で切り上げなければ
ならなくなって以来、この偉大な国、日本を襲った未曾有の悲劇の後に、
何かこの国の素晴らしい人々を助けられることがないかと考えておりました。」
(以上、東京・春・音楽祭HPより引用)
ブラボー!メータ指揮N響第九演奏会は4/10に行われます。
写真はメータが唯一指揮した第九のライブCDで、これを聴きながら記事を書いています。
明日は聴きになんて行けないので、雰囲気だけでも先取りです。
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<蛇足>
しかし、よく考えると、三人とも高齢ですなぁ。
やはり、年寄りは気骨がある。
いや、気骨のある年寄り、なのかな!?
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by capricciosam | 2011-04-09 23:03 | 音楽 | Comments(0)

ちゃんと学んでいる@VSロッテ・練習試合

昨日は佑ちゃんの国内プロデビュー戦でした。
しかも、相手は下克上優勝したロッテです。
お互いペースの上がらないうちのオープン戦とはいえ、大丈夫だろうか。
メッタ打ちされちゃったりしたら‥‥
気になって、ネットからテキストで情報を入手して中継を楽しんでいました。

登板終了後すぐつぶろぐにも書いたのですが、
結果は4人目として6回に登板して、ヒット1本、四球1つで、
得点圏にランナーを背負うという、あわや失点の可能性もあったのですが、
小谷野のファインプレーもあり、打者5人を無失点で切り抜けました。
ちょっと、ハラハラしました。
決して万全とはいえない感じでしたが、
常日頃「(プロに)打たれたい。そこで学びたい。」
という謙虚な姿勢を持っている彼です。
次のコメントを発見して納得しました。

「ゼロに抑えられて自信になった。そこが一番」。
理由は決め球のスライダーの封印。直球主体で結果を残し
「スライダーを投げれば抑えられるという思いがあったが、
ズルはしたくなかった。直球で抑えられたのは後々、楽になる」
(以上、産経新聞より引用)

やはり大したものです。
次の登板は3/2札幌ドームでの対ヤクルト戦らしいですね。
2/28には沖縄から道内入りですが、今朝も道内は冷え込んでいます。
温度差は20℃くらいあるのでしょうか。
体調を崩さずガンバッテもらいたいです。

写真は記事を書きながら聴いてるCDです。
最近、ヘビ・ロテ化しています、ハイ。
サラ・ヴォーンは「ラヴァーズ・コンチェルト」が有名ですが、メロディは
J・S・バッハのクラヴィア曲のひとつを拝借したらしいとは知りませんでした。
スタンダード・ナンバーもゴキゲンです。
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by capricciosam | 2011-02-27 07:45 | 時の移ろい | Comments(2)

つづれおり

風邪が治りきらないまま一週間経とうとしています。
薬もなくなったというのに、ホントいい加減治ろうよ、自分。
少しイラ立ち気味ですね。いかん、いかん。
しかし、歳ですね、スカッと治らない‥
なんてボヤキからはじめてしまい、失礼しました。

少し寒気の残る身でしたが、夕食後録画しておいたライブを観ていました。
キャロル・キングとジェームス・テイラー。
正直に言うと、私的にはキャロル・キングしか関心はありません。
そんなに大ァンという訳でもないのですが、
名盤「つづれおり」の印象が強烈なんですね。
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お約束のあの曲、この曲。
迫力たっぷりに、時にはしっとりと歌い上げる姿には歳なんて感じません。
「うまいなぁ~」
残念ながら、ジェームス・テイラーに関しては知識ゼロなのですが、
「君の友だち」が彼女が提供して競作になっていたとは
今頃になって知りました。
彼の歌い方も味がありましたね。

さて、風邪のせいとはいえ、記事更新もずいぶんサボっていました。
でも、書くのに比べたら他人様の書いたものを覗くのは楽。
中でも、新たにリンクに追加した道南の「せたな観光協会のブログ」
観光協会にお勤めのSTNのむつみさんが書く「せたな愛」に満ちた記事が
楽しくて、だるい身体のことも一瞬忘れるくらい。
それで、ちょくちょく覗いてました。
住めば都とはよく言うのですが、彼女の記事にこれでもか、とばかりに
紹介されるせたなの食材の豊さには、グルメではない小生でも、
心動かされるものがあります。
「こんなのふんだんに食べられるなんて良いところだなぁ~」
せたな町は、旧瀬棚町、旧北檜山町、旧大成町の3町が平成17年に合併して
誕生した町です。
先日放送された「ダーツの旅」では瀬棚区が取り上げられたのですが、
過去に北檜山区、大成区も放送されていたことから、なんと旧3町が
全て放送された、という珍しい記録を達成してしまいました。パチパチ。
そんなせたな町ですが、ここ数年夏の観光ポスターはなかなかユニークで
毎年注目しています。
さて、今夏はどんな趣向やら。今から楽しみです。
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by capricciosam | 2011-02-18 23:57 | 時の移ろい | Comments(4)

何を聴こうかな

晴れて穏やかな一日でしたが、もうすぐ暮れようとしています。

昨夜は久しぶりにお気に入りCDを聴きまくって就寝したせいなのか、
熟睡状態だったようで、気分的にはすっきりしています。
毎日こういきたいものですが、加齢のせいか眠りが短かったり、
浅かったりといった日が多いのは、ちょっとこまりものです。

ところで、拙ブログに寄せられたコメントから関連して
ひとつ記事を書いてみます。
(与作の女房さん、いつもコメントありがとうございます。謝)

年初に、今年一年は「アレを聴きに行こう」「コレを聴きに行こう」と
計画を立てるのも楽しみなのですが、今年に関しては
今のところ、これといった演奏会が見つからないのですね、これが。
特に、Kitara開館から続いていた有名外来オケの来演が、
近年急減したのは、さびしい限りです。
国内の景気回復が望めない中では、興行する側も
そうそうリスクをとる訳にはいかないのでしょう。
もっとも、昨秋某外来オケが予告されていたドヴォルザークの交響曲第9番を
演奏せずに、第8番を演奏して、演奏終了後聴衆から抗議をうけたなんて珍事も
あったりしたようですから、一概に外来オケならなんでも可という訳には
いかないのでしょうし‥

道内に目を転じると、まずはルイジ2年目のPMF。
マーラー中心に組み立てられるようですが、
マーラーといえば昨年が生誕150年で、今年が没後100年ですか。
まあ、メモリアルイヤーが続く訳ですし、これはこれで良いのか、と。
しかし、PMFはマーラーを取り上げることが多いなぁ‥

次に、札響。
今年は50周年記念でベートーヴェン交響曲全曲演奏会を定期で
取り上げるようですね。指揮は尾高監督。
2002年にも尾高さん指揮でやられたことがありましたが、
あの時は札響が財政危機で楽団の存亡がかかっている中での演奏会
だったように記憶しています。
しかも定期は一日公演でしたから、まさしく一期一会の燃焼度だったようで、
回を追う事に評判となり、ついに最終公演となった第九の時には、
小生も紛れ込んで聴いていました。
あれから9年。
さらなる充実した響が聴かれるのでしょうか。期待したいものです。
写真はその時ライブ録音されたCDです。
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<追記1.24>
上記の文は「オーケストラによる演奏会」というつもりでしたが、
この辺があいまいでしたね。失礼しました。
ソリストなら2月にペレーニ、5月にムターやピリスという
大物の来札があるのを忘れていました。

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by capricciosam | 2011-01-22 16:52 | 時の移ろい | Comments(2)

手術の時のBGM

寒波の影響でどか雪。
お陰で除雪の日々、まるで除雪筋トレの有様。
それでも、今日は比較的少なかったのでさっさと終わらせました。
日中は晴れていたので、久しぶりにカミサンのお供で買い物に。
道路のあちこちに雪山ができているので、普段より一層スピードダウン。
しかも、道路幅は狭まるし、横切る時は見通しがきかず、
危ないったらありゃしない。
やはり、短期間に大量に降られると支障ありますね。

話は変わって、紅白で術後の健在ぶりを示した桑田佳祐さんですが、
奥さんの原由子さんがエッセーを寄稿されているのを見つけました。

「(略)そして……音楽があって本当に良かった♪ 
桑田が手術に入る時のBGMはボズ・スキャッグス。
私は、桑田の大好きなビートルズのアルバムを1枚目から順番に聴き、
祈りながら手術が終わるのを待っていたのですが、心配がピークに達した
頃に聴いた「レット・イット・ビー」には救われました。(略)」
(以上、朝日新聞より引用)

手術室に流れていた音楽がボズ・スキャッグス、ということなんでしょうか。
桑田さんのリクエスト?
それとも執刀医の趣味?
桑田さんとボズ、私の中では意外な感じもしない訳ではないのですが、
AORならBGMとしてもうってつけなのかもしれませんね。
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そして、原さんが「レット・イット・ビー」に救われるなんて、ネ。
「音楽の力」ってやつですね。

ところで、同日の「天声人語」は、音楽にまつわる話題が偶々取り上げられている。
でも、音楽の力を肯定しつつも、その効用は万能ではない、と警告する。

「(略)<心がうらぶれたときは 音楽を聞くな>という鮮烈な詩がある。
清岡卓行さんの「耳を通じて」だ。ではどうするか。
〈空気と水と石ころぐらいしかない所へ そっと沈黙を食べに行け!
 遠くから生きるための言葉が谺(こだま)してくるから〉(略)」
(以上、朝日新聞より引用)

確かに、音楽で気を紛らすだけでは無理な時は「音楽の力」だけに
頼らずに、「沈黙を食べに行」くことも必要なことなのでしょうね。
自戒しよう、っと。
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by capricciosam | 2011-01-10 23:14 | 時の移ろい | Comments(6)

一時代を築きし者の退場

作詞家の星野哲郎さんが亡くなられました。
数々の心に残る歌謡曲の作詞をされていらっしゃいます。

「三百六十五歩のマーチ」、「兄弟船」、「男はつらいよ」

どれも昭和を代表する名曲だと思います。
そのうちのひとつ「函館の女」を初めて聞いたのは、
ちょうど田舎から函館の親戚に遊びに行った時でした。
船村徹さんの思わずノリノリになる出だしが印象的で、
北島三郎さんの、のびやかな歌声にも爽快さを感じて、
子供心にもたちまち好きになったものでした。
詩の力、曲の力、歌い手の力。
まさしく三拍子揃った名曲だと思います。

また、小林旭さんの代表的な歌にも星野さん作詞のものがあります。
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「昔の名前で出ています」
この歌も一世を風靡したものです.
以前には「自動車ショー歌」という、ちょっと変わった歌もありました。
これも星野さんの手によるものですが、当時の自動車会社や車名を使った
ちょっとした言葉遊びのような歌詞です。

あの娘をペットにしたくって
ニッサンするのはパッカード
骨のずいまでシボレーで
あとでひじてつクラウンさ

今では消えた会社や車種もあり、高度経済成長期の名残のような歌詞です。
歳のせいか、ノスタルジックになりますね‥

星野哲郎さんのご冥福をお祈りいたします。

ところで、自動車と言えば、こんな記事を目にしました。

「ホンダは乗用車「シビック」の国内向け生産を12月中に打ち切る。
在庫が無くなり次第、国内での販売も終了し、開発中の次期シビックは
すべて海外で販売する。シビックは72年に発売され、ホンダの「顔」
として親しまれてきたが、低燃費の小型車「フィット」や、ファミリー
向けミニバンに人気を奪われ、国内新車市場から姿を消すことになった。
 シビックは05年に発売された現行モデルが8代目。国内向けの
ホンダ車としては最多の累計約300万台を販売した。
 73年当時、世界で最も厳しいとされた米国の排ガス規制
「マスキー法」の規制値をクリアした「CVCCエンジン」を搭載。
「技術のホンダ」を世界に示し、国内最後発の四輪メーカーだった
ホンダの経営基盤を築いた。」
(以上、毎日新聞より引用)
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自家用車を何台か乗り継いできましたが、
シビック、なかでもRSは忘れられない一台です。
当時、中古で廃車同前だったRSを譲ってもらい、
ワクワクしながら木製のステアリングを握ったものでした。
なだめ、なだめ何万Km走ったことでしょう。
俊敏な走りにドライブする楽しさを教えてもらったという
気持ちが未だに残っています。

あれから幾星霜。
販売不振の挙げ句、退場とは‥
時は随分流れたんだね。
ありがとう、シビック。

歌謡曲も、自動車も、商品として「今」という時に
生命が宿るのは宿命なのでしょうが、例え消えたとしても
心の中には思い出として記憶されていくのは間違いありません。
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by capricciosam | 2010-11-18 00:00 | 時の移ろい | Comments(1)

今夜はTWEET IT

年々庭仕事もさぼりがち。
それがどういう訳か、今朝は朝食前にカミサンと二人で
庭でせっせと立ち働いていました。
と、いうのも発達した低気圧が接近して週前半は雪の予報のせいです。
雪が降ると、地面も乾きにくい。
作業もなにかと汚れがちになり、やりにくくなります。

「とうとう初雪か。雪虫、とうとう見なかったなぁ‥」

今年はさぼりにさぼっていたので、庭の雑草も大威張り。
結構時間がかかりましたが、ついでにタイヤ交換も終えて、
なんとか一段落できました。
散歩もしなかったのですが、あちこち出歩いていたら、
良い運動となりました。
近所の公園の木々も紅葉が進んできました。
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ところで、先日バーンスタインの自身によるCD「ウエストサイド物語」
(以下「WSS」という。)のメイキングを放送していました。
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ソリストたちがレニーの自宅で顔合わせしていたり、
録音風景があったりと興味深く見ていました。
やはり、ひとつの作品に仕上げる苦労というのは並々ならぬもので、
頭が下がります。まして代表的自作故のレニーの思いたるや、いかばかりか。
とは思うものの、このCD、実は小生には正直あまりピンとこない。
何故なんだろう、と初めて聴き通した時に考えてみたんですが、
やはりクラシック畑のソリストたちの歌唱が、あまりにも正攻法なんですね。
これはCD故、耳から作品をイメージするために、
彼らの「まっとう」な歌い方がなんともお行儀が良くて、
先に映画で築いたイメージとの違和感を生じさせてしまうためなのでしょう。
舞台となったNYの下町の鬱屈としたテイストを感じるのはやはり映画。
やはりこの作品の一番は映画ですね。
当代一のメンバーだからといって、作品としては必ずしも一級品とはなりえない。
作品としての仕上りというのはなんとも微妙なものだなぁ、と思います。

「WSS」と言えば、下敷きとなったのは「ロミオとジュリエット」
というのは有名ですが、「WSS」を下敷きにしたミュージックビデオで
有名なのはM・ジャクソンの「Beat It」。
アルバム『スリラー』からの第3弾シングルで大ヒットしました。
これをパロったのが、アル・ヤンコビックの「Eat It」。
音もミュージック・ビデオも本物そっくりにパロディ化したのが、
なんともすごく、M・ジャクソン自身も公認したとか。
YouTubeに映像がありました。
埋め込みが許可されていませんので、アドレスを紹介しておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=HyfcOriVKBM

ところが、最近こんなのを発見。
題して「TWEET IT」
ツィッターの流行を背景としたiPhone派とiPad派の対立というパロディ。
時代の今をうまく切り取っているなぁ、と感心。
絵も「Eat It」当時より格段に鮮明です。

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by capricciosam | 2010-10-24 19:40 | 時の移ろい | Comments(0)

遠ざかる昭和

昨日の好天から一転して、今朝から厚い雲が空を覆っている。
夕方にはとうとう降り出した。
まったく、秋の空は油断がならない。

たまった古新聞を整理していたら、改めて訃報が目に飛び込んできた。
先日亡くなった池内淳子さんといえば、
日曜劇場の「女と味噌汁」が思い出される。
芸者のてまり姐さん、である。
目つきの色っぽさとしっかり者が同居したキャラクターは
子供心にも魅力的だったなぁ。
そう言えば、日曜劇場は東芝提供でした。

「光る 光る 東芝
 走る 走る 東芝‥」

こんなCMソングを流していたと思いますが、家電メーカーの
一社提供番組としては松下電器(現パナソニック)の時代劇枠も有名でした。

「明るいナショナル 家中 みんな なんでもナショナル」

このCMソングも、昭和という高度成長期に白物家電中心に
日本の家庭を席捲していた国内メーカーの「勢い」や「意気込み」を
感じさせるものですね。
今じゃ白物家電では中国メーカーが世界一らしいですから、
隔世の感があります。
改革開放政策の成果なのでしょうが、表面の経済的繁栄に目を奪われて、
政治も民主主義の友好国と錯覚してしまいそうです。
しかし、googleの撤退に見られるようにネット検索も自由にできない
一党独裁体制の政治が厳然と存在し、着実に大国化していることを
改めて思い知らされたのが、先の尖閣諸島での中国漁船拿捕事件。
巡視船のビデオも公開されていない段階では、
真相はどこにあるのか未だよくわからないのですが、
表面上は日本外交の敗北にしか見えず残念なことです。
外交はカードの切り合いですから、強いカードを切ったほうが勝ち。
これから対中外交で日本が強いカードを切っていくことが
果たして可能なのでしょうか。
いささか不安なところです。

もう一人は、トニー・カーチスさん。
印象深いのは映画よりもTVの「ダンディ2華麗な冒険」。
実はタイトルも覚えていなかったのですが、とにかくおもしろかった。
これは、ご本人の演技というよりは、故広川太一郎さんの
破天荒な吹き替えのお陰でしょうか。
「いいんでないかい!?」
「~ちゃったりなんかして」
文字では、あのおもしろさは伝わらないとは思うのですが、
今でも駄洒落を交えたあの声が脳裏によみがえります。
吹き替えも一般的には台本どおりに演じるのが原則なのでしょうが、
広川さんは、かなりアドリブを入れて楽しませてくれたようです。
ところで、同じアドリブでも検察が証拠をでっち上げて犯人に仕立て上げる
というアドリブは言語同断なことで、捜査の原則を大きく逸脱する
こんなアドリブはごめんです。
しかし、若手検事が証拠ねつ造に泣いて抗議したという話がある
ようですから、組織的立ち直りを期待したいところです。

谷啓さんといい、昭和に活躍した人が次第に鬼籍に入られる。
時は着実に流れているだけと考えればそれまでなのですが、
感傷的になるのは歳だから?
それとも、秋だから?

この記事を書きながら聴いているCDはザ・ビートルズ。
BBC放送での1963~1965年のライブを集めたモノラル盤です。
1964年は東京オリンピックの年。
まさしく昭和!
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by capricciosam | 2010-10-03 22:33 | 時の移ろい | Comments(0)

9月と言えば

きっと今年もあまたのブログでネタにされているんだろうな、
と毎年思いつつ見送っていた記事が、
「9月と言えば‥」

正確には、
「9月。英語でSeptember。Septemberのつく曲と言えば‥」
なんですが、歌番組なんかでよくあるパターンです(笑)
小生が思いつく曲は竹内まりやとアース・ウィンド・ファイアー。

そんな訳で、今回は竹内まりやさん。
写真は初期のベスト盤。
もちろん「September」も入っています。
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ちょっと鼻にかかる歌声が明るく、ポップな曲調と相まって
デビュー当時から気になるシンガーのお一人だったのですが、
特段LPでは収集せずにいました。
初めて買ったのがCDの「Quiet Life」。
以後、気がつけば手元には、まあまあの数が。
だんなの山下達郎さんより多いかもしれません(笑)

ところで、山下達郎さんの全国ツアーは今夜の仙台で16本目。
足を運んだ8月のニトリ文化ホール公演は4本目だったから、
順調にツアーは進んでいるようです。

札幌で録りだめした「サンデー・ソングブック」納涼夫婦放談。
1週目は聞き逃したのですが、2週目では最後にRSRのことを
触れていました。竹内まりやさんが途中からバックコーラスで
参加したらしいのですが、ラストは「さよなら夏の日」。
このエンディングには、お客さんからも「涙が出るくらい感動した」
という声も多数ありましたが、まりやさんも同様だったようで、
「私も思わず泣きそうになるくらい感動した。」
と、おっしゃっていました。
RSRのパフォーマンス自体も評価は高かったようで、
29年ぶりの野外フェスは大成功だったようですね。

ところで、8.16記事の続きですが、間違いなく書きますが、
いつ更新しようかとツアーの進行状況はフォローしています。
最後に、参考にしているブログをご紹介しておきます。
<10.9追記 本日続きを書き終えました>

☆バックコーラスで参加されている佐々木久美さんのブログ
バックステージの様子が豊富な写真で紹介されています。
特に、終演後のメンパーの皆さんの食事の様子は楽しい。

☆全公演を追っかけていると思われる「マサにゃん」さんのブログ
ファンの間では有名な方のようですが、仕事の合間を縫って
全国を飛び回っているようで、凄い財力と体力だな、とただただ感心。
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by capricciosam | 2010-09-11 07:23 | 音楽 | Comments(0)