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第18回函館西部地区バル街@2012秋

金曜日、高速道路をひた走り、函館へ。
函館には他の目的もあったのですが、最大のものはコレ。

バル街とはなんぞや、参加の方法などは公式HPをご覧下さい。
函館西部地区バル街

当日は函館駅近くにホテルをとったので、まずはぶらぶら歩いて
十字街にある函館市地域交流まちづくりセンター1Fの「バル街i(アイ)」に。
ここで予約したチケットを受け取るのですが、入り口では「函館トリエンナーレ」の
オープニングイベントに出演されるお嬢さんたちが準備中です。
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中の受付の女性は全員浴衣姿。
残暑の中を歩いたので、涼やかさにホッとします。
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バル街に参加するお店の数は69店。
なかには14時からオープンしているお店もあるので、入手したチケットで早々参加という
手もあるのでしょうが、なにせ初参加。
「あの店はここにある」という土地勘がありません。
その上、西部地区は坂の街としても有名です。
酔いが深まってから坂を登るのはキツイ。
まだ陽も高いし、好例の「振る舞いサービス」にも時間はたっぷりある。
と言うわけで、バル街地図片手にお目当ての店の下見にうろうろ歩くことに。
(昨日の記事の写真のうち日中のものはこの時撮ったものです)

そうこうしているうちに、陽も陰りだしてきたので、まず1軒目「久留葉」に入りました。
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ミシュランガイドにビブグルマンとして紹介されたお蕎麦屋さん。
海苔の上にいぶりがっことクリームチーズの和えたピンチョーはいけました。
日本酒(花嵐)もおいしかったのですが、全体のボリュームはありません。
でも、口切りとしてはちょうど良い感じ。
立ち飲みでしたが、本来のお蕎麦も味わいたくなりました。

そして、向かったのはアクロス十字街前の「振る舞いサービス」。
大人気なので混雑必至。18時開始なので約40分前から並びました。
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①パン+生ハム+赤ワインと②パン+クリームチーズ+白ワインの2種類ありますが、
先に①に並び、再び②に並ぶというのが、ベストのようです。
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と、言うのは①で並んでいたら、隣りの若い女性2人連れが教えてくれました。
市内在住の彼女たちでさえ2回目とのこと。案外そんなものなんでしょうね。
①では先に彼女たちがサービスを受けたので、一旦別れたのですが、
①を終えて②に向かうと先ほどの彼女たちがすでに並んでいました。
「おじさん、こっち、こっち。」
と手招きしてくれて、またいっしょに並ぶことに。ありがたい!!
②を受け取って彼女たちとは別れましたが、振る舞いの前にすでに数軒行ってたらしく、
きっと精力的に楽しんだんでしょうね。

楽しみにしていた「振る舞いサービス」も無事受けられたところで、かなり日も傾きました。
気持ちもすっきりとして2軒目は出張バルの「友矢」へ。
バル街には市外のお店も参加しています。
青森市、弘前市、八雲町、江差町、上ノ国町からですが、「友矢」は上ノ国町のお店。
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紅ズワイ蟹、鰊の甘露煮、ふきの煮物に日本酒(久保田)をいただきました。
パックに入っているのはいささか味気ないのですが、ボリュームはあります。

外に出ると、もうすっかり日は暮れてしまいました。
3軒目は西波止場2Fに一日限りオープンの「杉の子」へ。
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昔何回かお邪魔してウィスキーを楽しんだので、もちろんモヒートを頂く。
2種類あったけれど、どちらも飲んだことないので、ママさんのお薦めをいただく。
おいしいピンチョスとともに港の灯りを眺めながらいただくのも乙なモノですが、
やはり柳小路のお店でいただきたく、その旨ママさんに伝えて辞することに。
ちなみに、ここで隣り合ったおじさん二人連れは毎回参加の市民の方。
「いや~、うらやましい」声に出して言ってしまいました(我ながらはしたない、反省)。

酔いも徐々にまわってきて、少し地に足が着かなくなり始めた気配を感じます。
ここまでは坂を下って平坦な道だったのですが、ここから一転坂を登りはじめます。
(おいおい、さっきの下見はなんだったんだよー)

4軒目は函館の超老舗である「五島軒本店」へ。
ここではビッグバンドによるライブ演奏とワインショップ提供のワインを楽しみました。
ピンチョーはともかく、ワインはおいしかったなぁ~
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バンド「VEST」の演奏もなかなかで、曲に合わせて思い思いにダンスを楽しんでいらっしゃいます。
五島軒のピンチョーが食べられず、ちょっと残念でしたが、「王朝の間」の雰囲気を楽しみました。
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5軒目は二十間坂を少し登って「カフェやまじょう」へ。
20時過ぎに着いたのですが、お目当てのライブまでは約1時間。
しかたないので、向かいの歩道から立って店内を眺めることに。
この段階で席に余裕があったものの、20分もするとやや怪しくなってきたので入店。
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ここでやっとビール(サッポロクラシック)をいただく。
ピンチョスは特にナスがおいしく、ボリュームもあります。
ライブの前には市内にお住まいの同年代ご夫婦とお隣りになりました。
お二人とも札幌出身で、別れ際御主人が「今度会ったらウィンクしてよ」と言われました。
マズイ時は右でしたっけ?それとも左?

9時前には店内の通路に臨時席も作ってすし詰め状態。
そして、9時にはえびちゃんによる電気ウクレレライブが始まった。
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オリジナル曲を除けば、すごく古い歌中心。
「オッペケペー節」「月光値千金」ですからね。
お客も「オッペケペー、オッペケペー、オッペケペッポ、ペッポッポー」なんて歌ってました(笑)
歌っているえびちゃんを見ているうちに、「誰かに似ているなぁ~」と考えていたら、
「そうだ、太った◎◎慎吾だ!!」と思い至り、隣の若い女性にお話したらとてもうけてくれました。
そうです、港町にお住まいで、小生とほぼ同じケータイをお持ちのあなたですよ(笑)

ライブも終わり、「カフェやまじょう」を出ると、夜の冷気がちょうど酔い、もとい、良い。
これでチケット一冊を使い果たしたのでホテルへ帰るだけなんですが、
もう1軒行ける時のために、当日券を一枚追加購入しておいたのです。
めったに来れないんですからね。

それで、今度は坂を一気に下って6軒目「Bar Time」へ。
22時頃なので、参加店の多くが閉店してもおかしくない時刻なのですが、
ここは24時までなのでこれから混むのでしょう。
入店まで少し待って、店内へ。
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ベルギービールのホワイトをいただきましたが、おいしかったですね。
隣り合った2人連れの女性には同じくベルギービールのチェリーを味見させて
いただきました。ありがとうございます。チェリーを飲んでいた方は日吉町の方だったな、確か。
ピンチョスもおいしく、締めは「生チョコ」でした。

ここを出て、十字街の電停目指して歩きます。
でも、待ってる列を見て諦め、酔いの勢いで市電通り沿いに歩いてホテルへ。

結局、ひたすら歩きまわり、座ったのは5軒目だけ。ここ以外は全部立ち飲み。
楽しいけれど、やはり体力が必要ですね。
それに、今回は一人だったのですが、見知らぬ方たちと楽しくお話しさせていただき、
おじさんとしては嬉しい限りでした。
その人たちには、きっとまた参加します、と酔った勢いで言ってたと思うのですが、
嘘ではなく、機会があれば、ぜひまた地図を片手に参加したいと思っています。
実に楽しいイベントでした。
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<9.11追記>
寝ぼけ眼で書いたので、抜け落ちたり、誤記のところを追加、訂正しました。

by capricciosam | 2012-09-10 22:04 | 時の移ろい


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