【プログラム】
1 ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲 2 モーツァルト 交響曲第34番ハ長調 K.338 3 チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調 作品64 PMFオーケストラとしては指導陣がヨーロッパからアメリカに代わって初の公演。 今年のアメリカ指導陣の特徴としては弦楽器各パートの指導者がいないことで、 ヨーロッパとアメリカで会期を半分ずつ分担するようになってからは初めてのこと。 弦楽器だけ指導者不在?と不思議に思っていたら、3で指導陣も登場したら、 なんとコンマス席にはライナー・キュッヒルさんが座るではないか。 8/1のGALAにも登場することは事前にアナウンスされていましたが、 まさかプログラムBで登場するとは想定外で驚きました。 ということは、会期中ずっと札幌に滞在して指導に当たっているということで これは初めてのことではないでしょうか。 以前、ペーター・シュミードルさんが芸術主幹として会期中滞在されていたような 役割を感じるのですが、にしてもアナウンスされていないのでこの辺は不明。 プログラムAの感想にも記したように、3では指導陣が加わることでオーケストラの 音が厚みとダイナミックさを増し、聴き応え十分です。 有名な第二楽章のホルンソロは指導者が演奏されたのですが、 巨体から繰り出す繊細かつまろやかな音は実に魅力的でした。 しかし、合奏となるとホルンパートだけが全体と溶け合わずに、浮いて響いてくる ことが度々あり興趣を削いだ。プロAでの見事なアンサンブルはどこに行ったのだろう。 ただ、全体としては好演だった。会場からは盛大な拍手。 1と2はPMF生だけで演奏された。初登場のアンドリス・ポーガさんの指揮のもと 一体となってよいアンサンブルだったが、少し優等生的なまとまりかな。 実演では珍しい2が選択されたのは、2日目に3名の指揮を学ぶアカデミー生が 一楽章ずつ振るからなんですね。(という訳でメヌエットはありません) 1日目公演。客入りは7~8割か。
by capricciosam
| 2015-07-25 22:47
| 音楽
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