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100分の1

■ では、安いのか、それとも高いのか!?

   「世紀の発明」と言われる青色LEDの発明対価が6億円で
   和解が成立した。総額8.4億円とか。
   一審の東京地裁判決の600億円と認めた発明対価から比べた
   らチョー低額となった背景は何か。
   高裁の判決を選択しても、さらに低額の2億円程度しか期待
   できないことから、中村教授も渋々決断せざるを得なかった
   らしい。
   もちろん、一審の判断が妥当か、どうかは当然賛否が分かれる
   ところなんだけど、組織に属する者の発明について、これまで
   不当に処遇されてきた対価に一石を投じ、大きな風穴をあけた
   ことは議論の余地がないところだ。
   しかし、気になるのは中村教授の発言だ。
   「講演等を通じて理系を目指す人には実力が収入に反映される
   米国に来るよう勧めたい」
   インパクある事件のインパクトある人の発言だけに、技術立国を
   標榜するわが国にボディーブローのように効かなければいいが。
by capricciosam | 2005-01-11 23:27 | 時の移ろい


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