◆ 一昨日の続き
購入したCDにはベートーヴェンの交響曲第九番もあった。 俗に「だいく」というだけで通じてしまう曲である。 12月には全国各地で何回くらい演奏されるんでしょうね。 日本の季節とともに定着したクラシックはこれくらいか。 同曲異演はいろいろ聴いたが、第四楽章の「歓喜の歌」を 日本語で歌ったCDは、初めてであった。 そもそも日本語バージョンがあることすら知らなかったから、 好奇心丸出しで聴いてみた。 有名な合唱の出だしの「フロイデ」が、「愛」に置き換えられて のっけから、驚き。 聴き通していくと、やはり日本語としてメロディにのりづらい 感じもあったり、二重フーガでは聴きづらかったり、と違和感 がないわけではないが、なかなかうまくまとまっているなぁ~、 というのが、印象として残った。 そうだなぁ、歌の意味も通じたら、聴く方だってもっと共感できて、 感動も増すかもなぁ、と思わぬでもない、とても刺激的な一枚。 ちなみに訳は、なかにし礼氏。
by capricciosam
| 2004-12-08 00:14
| 音楽
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by capricciosam
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