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とりとめもなく@2007年9月中旬

9月に入ってからの散歩の回数が伸び悩み気味。
まあ、天気も不安定な分だけやむを得ない面はあるものの、
しかし、これではメタボ対策にはならないし…、という訳で
rainbowflさんにならい、思い出したように「竹踏み」をしています。
(毎日ではないところが、あかんところです、ハイ)
これまでも、何回もやっては中断しているので、最初の痛さは
「承知の上」とは言うものの、やはり、踏むのを即辞めたくなるくらい
痛いことには変わりありませんでした。
最近は少し慣れましたが、それでもいざ踏むとなると、
そのたびちょいとした「覚悟」をしている自分がいますね(汗)

今日は天気も落ち着いた夕方にカミサンと散歩しました。
とりとめもなく@2007年9月中旬_c0007388_20414014.jpg

写真は暗くてわかりづらいのですが、赤いのはオンコの実です。
オンコの正式名称は「イチイ」(別名アララギ)と言うそうですが、
道産子の私はアイヌ語に由来するらしいオンコのほうがしっくりきます。
全国に広く分布するらしいのですが、カミサン曰く
「聖徳太子の持っている笏(しゃく)はイチイでできてるそうよ」
「へぇ~、そうなんだぁ」
調べてみると、笏には象牙でできたものと木でできたものがあった
ようですから、どうやら当たっているようです。
種子にはアルカロイドが含まれているんですね。

話変わって、TVで俳句を詠まれる女優の方とエッセイストの方が
松尾芭蕉の「奥の細道」を旅するという番組をちらっと観ました。
二人が松島に来たところで、
「ここで、(松島や ああ松島や 松島や)と詠んだんだな」
と思ったら、えらい勘違いだということがわかりました。
芭蕉自身は
「いづれの人か筆をふるひ詞(ことば)を尽くさむ」
と、松島ではナ、ナント句を残さなかったのです。ガクッ。
( )の句は後世の狂歌師の作らしいのですが、芭蕉自身は
松島のあまりの絶景にそれにふさわしい句が思い浮かばなかった、
というところのようです。
しかし、( )の句も、あまりの感動に適切な言葉が浮かばない時の
代表例として、小さい頃から遊んで使っていたような記憶があります。
私の中で逸話がいつのまにやらホントになってしまったのは、
どうやらこの辺にも原因がありそうです。
by capricciosam | 2007-09-16 20:57 | 時の移ろい


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