人気ブログランキング | 話題のタグを見る

PMFに芸術監督復活か!?

再来年の話らしいのですが、PMFに芸術監督復活か、
との記事が目に入りました。
2002年のシャルル・デュトワ以来となるようですが、
その間は「首席指揮者」「客演指揮者」体制でしのいできたPMF。
首席指揮者には、ハイティンク、ゲルギエフ、サンティ、そして再び
ゲルギエフ、昨年はムーティ。
まあ、振り返っても豪華な顔ぶれには驚くばかりですが、
滞在は短期間であったことが共通しているのかな。
もっとも、短期間でPMF生をまとめあげるのですから、
その腕前の凄さには、毎度感嘆の声しかでません。
それでも、芸術面の責任者不在というのは、「教育音楽祭」を
標榜する上では、ちと案配が悪かった、ということなのでしょう。

さて、監督候補の一人として報道されたファビオ・ルイジさんは、
2004年には客演指揮者でマーラー交響曲第6番を振られていて、
今年は首席指揮者として登場されます。
2004年には私も芸術の森でルイジさん指揮の同曲を聴いたのですが、
PMFオケを芸術の森で聴いた初めての体験でした。
あいにくオケの生音よりもスピーカーにより増幅された音が聞こえてくる
位置だったことで、なんとも落ち着かなく、曲に集中できないうちに
曲は進み、日も傾いていった。
すると、日射しがステージ前方に射し込んでウィーン・フィルの
コンマスのヒンクさんがやけに気にしていたな、という程度の印象しか、
今となっては残っていないのが、なんともトホホな点です。
余談ですが、この日射しは、今は大型の布状のものがステージ正面左に
設置されて軽減されているようですが、抜本的な対策がないものでしょうか。

いずれにしても、どなたがなるのかわかりませんが、PMFの充実に
貢献される方なら、歓迎したいものです。
by capricciosam | 2008-03-16 18:33 | 音楽


<< 最近の判決をめぐって 3月も半ばだよ~ >>